古本屋の105円のコーナーで見つけたので、『まんがで読破 蟹工船』と言う本を買ってみました。
ちょっと前に話題になった作品ですよね、これ。
基本的に僕は、なるべく夢のある本を読みたいと思っていたので、プロレタリア文学の代表のような『蟹工船』はちょっと避けて通っていました。
名作と言われる作品ですし、一度は読まないとと思っていたんですけどね。
と言うわけで、早速読んでみました。
マンガ自体は劇画調で描かれていて、デッサンもしっかりしていると思います。
ただ、主人公がかっこ良すぎる事と、悪役が分かりやすく悪役である事で、かえってコミカルな印象を受けてしまいました。
話の筋は分かりやすくて、きっとこんな内容なんだろうと思いますけど、エンディングはオリジナルでもあんなに唐突なんでしょうかね?
これからどうなって行くんだろうと思って読んで行くと突然ハッピーエンドで終わってしまいました。
音楽で言えば、間奏が終わったら突然一番盛り上がる最後のサビがきて、後奏もなくフェードアウトでもなくカットアウトで終わってしまった、と言う感じです。
何となくやり場の無い気持ちが残りました。
とは言え、全体としてはとても良く出来ていたと思いますし、読んでみたいと思われる方がいたらぜひ読んでみる事をお勧めしたいと思います。
今まで避けてきたプロレタリア文学ですけど、これを機に小林多喜二氏の原作本もちょっと読んでみようかなぁと思っています。
【柳ヶ瀬あい愛ステーション ライヴ】
日時:2013年2月17日(日) 13時~
場所:〒500-8875
岐阜市柳ケ瀬通2-17
柳ヶ瀬あい愛ステーション
観覧無料
恒例のあい愛ステーション・ライヴは最もゆっくりまったり楽しんでもらえるライヴです
柳ヶ瀬でのお買い物のついでに楽しんでください
今回は前回よりも1時間遅い13時からです(通常通りの時間です)
お間違いの無いようお越しください