せんとくん

不気味だとか仏を冒涜しているとか、ともかく非難が集中している奈良の平城京遷都１３００年のＰＲキャラクターの名前が『せんとくん』に決まったらしい。
遷都と聖人と英語のセントもかけていると言う事らしい。

ちなみに、『なんと大きな平城京』にかけた『なんとくん』と言うのとか『鹿男』、『鹿坊』、『ブッカ』なんてのもあったらしい。
１万４５３９件中、かなりの件数がインターネットからの応募だったらしくて、とてもじゃないけど地元に愛されているキャラクターとは言えないような気がした。

『せんとくん』が一番多かったし語感がいいから、と言う事で決定したらしいけど、何かのテレビでは件数が最大と言う訳ではなかった、みたいな事も言っていたし、本当の所はどうなんだろう？

完全に誹謗中傷みたいな意見もたくさん有ったみたいだけど、『ナラシカオ』って名前は、どこかのシンガーソングライターみたいで面白いと思った。

しかし、今でもこのキャラクターを認めないと言っている人はやっぱり多くて、別のキャラクターを作る計画もあるらしい。

このキャラクターを作った人は、ずっと前から童子をモチーフに作品を作っている人だと言う事だけど、今回の案件のためにわざわざデザインしたと言うよりは自分のこれまでの作品を何となくイメージキャラクターにしたと言うだけの事みたいだから、もう止めちゃえばいいのに、って思わなくもない。

いずれにしても、この騒動のおかげで『平城京遷都１３００年』が相当プロモーションされた事は間違いないし、そう言う意味ではいいキャラクターだったと思う。