手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

長崎は雨だった~♪ 26 出島は出島

2015年08月12日 | 旅行

午前中の軍艦島ツアーを終え、市内散策に向かいます 

長崎港の近くならば、と「出島」に行くことにしました 

以前は出島跡地のみがあったのですが、現在は再現された「出島」があります

教科書で見た扇形の島の中心と本島との橋は現在ありません

(復元された出島自体も他の埋立地に組み込まれてしまっています)

江戸時代あったであろう出島の場所を削るように道路になっています

ただ昔の出島の形(であろう)がわかるように道路の一部の色が変わっています

グ◯グルアース でもわかるほど!

 

長崎は60年前にようやく出島の復元に着手したそうです 

当時の外国船員の部屋などが再現してあります

壁紙のデザインが現代にはないものですが、使いやすいと思います

販売してもらえないかなぁ?

部屋を区切るのは襖や障子ではなく木戸でした

外国船員が使用する場所だったためか天井も高く作られています 

もう少し地位の高い外国船員の部屋

大きな外国の方が、この小さく見えるベッドにどのように寝ていたのか不思議だ~ 

復元された建物に挟まれた道路の両脇には雨水を排水するための側溝があり瓦が使われています

これも再現したそうです

色々なTV番組が取材で訪れるので色々な方の色紙が飾られています 

オランダ商館 茶色の木造に空色の外階段が目立ちます

ポルトガル語で「仲買人」という意味のコンプラ

日用品を売買する特権を与えられたオランダの商人がコンプラ商人・組合をコンプラ仲間と言いました

コンプラ瓶はコンプラ仲間の「金富良商社」ブランドの瓶で

波佐見焼きの瓶に醤油などを詰めて輸出していたそうです

歪んだカタチがシンプルで色目も日本好みに感じられます 

ワラに包まれた皿

ここでは伊万里染付VOCマーク皿が入っていますが

他にもどれだけの品物が海を渡ったのでしょうか 

私たちが行った時はミッフィー(本名ナインチェ)の誕生祭らしく大きな看板が立っていました

ナインチェとはオランダ語で子ウサギという意味らしいです

 ソフトボール程の実が成るそうです

県指定の天然記念物デジマノキ アガチスハルマというのが学術名

この木はジャカルタから移植したもので、日蘭交流の貴重な記念樹で

日本では成長は遅く、高さ10m、幹周囲1.5mになるのに100年かかるとのこと

アガチスハルマは、日本では唯一ここにあるだけの珍しいものみたいです 

 

95ml入ったmini melon ちょっと飲むには丁度いい大きさと味!

「こどもびいる」「スワンサイダー」を出されている株式会社友桝飲料さんで作られています

旧出島神学校

明治11年に建てられた日本初のキリスト教神学校

  

  

真夏ではなかったけれど蒸し暑かった長女との2泊3日の長崎旅行

時代の流れに翻弄されたり、ツライ過去があったりした長崎

私は、曇天や大雨に見舞われたために気持ちが沈んでしまう時もありましたが

そんな気分を晴れやかにしてくれる長崎のパワースポットに救われたようなところもありました

まだ訪れていない場所もたくさんあるのでまた訪れようと思っています


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