気管狭窄血管腫 息子 その後 最終章

大変ご無沙汰しております。

皆様、お元気にお過ごしでしょうか？

 

再開って訳ではないのですが、あまり遅くならない内に「これだけは報告しておかないと！」と思いまして編集画面を開きました。

 

もう2月の事なんですが、息子の造影検査がありました。

前回記事 「息子 その後 50」　　　「息子 その後 50 補足」

たっぷりお時間のある方はこちらからどうぞ → 「息子　入院」 　「息子 その後 1 」

 

今回は良い結果を期待して私も仕事を抜けさせてもらい同行しました。

 

病院は、市内の北エリアにあります。

病院以外で、その北エリアにはあまり行くことがなく、そちらに向かう時には市役所前を通って行きます。

なので、息子も市役所前を通ると「病院に行く」と覚えているのでしょう。

検査以外でも熱だとか予防接種だとかで度々この病院（以前大学病院に居たこの病気の担当医が居るので）に行きますが、

その都度、昼夜問わず「チックン　いや！」と必ず言います。

なんと可愛らしい息子でしょう（笑）

 

病院に着き、造影剤の点滴を入れます。

最近は、点滴を入れても泣くことはありません。

じっと耐えてる強い息子になりました（笑）

1年前までは、看護婦さんにお渡しする時点で泣き喚き、暴れて大変でしたが、我が子の成長に頼もしくなります。

 

息子は深い眠りに入り、CTを撮ります。

それからの待ち時間、息子の寝顔を眺めながら、これまでの出来事が思い浮かんできます。

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2007.11月、緊急搬送で大学病院に向かった事。

1分1秒を争う命の危機だった事・・・。

 

ICUでの痛々しい姿・・・。

この時は本当に涙が溢れました。

病を持って生まれた息子への申し訳ない気持ち・・・。

にも関わらず、無心に笑顔を見せてくれる息子の健気さ・・・。

息子に数々の力を貰いました。

当時の過去記事　「息子 その後 4 」

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　【ICUから一般病棟に戻った直後の姿】
　　　　　　　　　　　　　現在削除しています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

しかし、この時点ではまだ「クループの疑い」という診断。

クループの処置をして一旦退院・・・。

しかし、また急変！

ここからがこの病気との本当の付き合いでした。

「気管狭窄血管腫」
しかも声帯より下に腫があるのは全国的にも前例が殆どないという異例の気管狭窄。

何度も入退院を繰り返したけれど、乗り越えてくれた息子。

自分の力の無さに情けなくなってもいつも息子に勇気付けられました。

 

今ではすっかり腕白の甘えん坊坊主になって、普通の子供と全く変わりなく生活する事が出来る。

いろんな事に本当に感謝したい。

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結果が出て、眠ったままの息子を抱いて先生の話を聞きます。

そこに貼ってあった映像を見ると、

明らかに腫の盛り上がりが小さくなっている！

内心「良くなっているに違いない」と思いながらも先生の口からその言葉が出るまでぬか喜びは出来ない・・・。

先生は、

 

「もう心配ないと思います」

「定期的な検査も必要ないと思いますよ」

「千葉の先生が言っていたように、このまま平らになって無くなっていくんだろうと思います」

という答えでした。

 

やったぜ！

＼（＾＾＼　　わ～い！　　／＾＾）／

でかしたぞ、息子よ！　p（＾＾）q 

 

「1年後とかに完全に消えたかどうかの確認検査も要らないんですか？」と私。

「検査自体もお子さんの負担にもなりますので、特別異変がない限りその必要もないのではないかと」と先生。

激しい心肺を要する運動をしていいのかどうか、またそれをした時の影響がないのかどうかの為に、「ハイ！これで完全に無くなりました！」という太鼓判が欲しい気持ちもあって、もう一度尋ねてみるが、

「もし、そういう場合に異変が出ればその時検査なり対処を考えましょう、何も異変が無ければ検査は要らないと思います。とりあえず今日で一旦終わりという事で」という答えでした。

「そうですか、わかりました。」

納得したようなしないような感は残るが、この先生には本当にお世話になり助けて貰った。

名実共に息子を助けて貰った命の恩人。

本当に感謝で一杯だ。

「今まで、本当にお世話になりました、ありがとうございます、ありがとうございました」

と、言葉では月並みな表現しかできないのがなんとなく悔しいが（笑）御礼を述べ診察室を出る。

一番お世話になった家内の両親にTELで報告し、帰宅する。

心配をかけた我社の社長夫妻にも帰社後報告。

 

 

そして皆様にはご報告が遅くなって申し訳ありません。

当初からお世話になった、

つぼ様、れんママ様、りょん様、ころん様、杏ちゃんママ様、明様、マギー様。

皆さんの応援が力になり、乗り越える事が出来ました。

お世話になりました。

本当にありがとうございました

そして、

あやの様、ゆりママ様、まめ様、松田様、mount様、ボチボチかめ様。

応援、ご心配、感謝します、有難うございました。

その他コメント頂いた方、

またコメントは書いていないけど、いつも見守ってくれていた方々。

息子は治りました。

当初からお世話になった方々は勿論、見守ってくださった皆さんのお陰です。

 

皆々様、本当に有難うございました。

○○家を代表しまして「TK」より御礼申し上げます。

 

 

 

また、息子からも一言。

 

　　　　　　　　　　　　　 「　トゥース！」

 　　　　　　　　　　　　　現在画像は削除しています。

 

 

※　再開にはまだならないと思いますが、書ける時間が出来ましたら、ふと何かUPするかもしれません。今後共宜しくお願いします。　「TK」