昨日(2/10)は、息子の病気(気管狭窄血管腫)の造影検査でした。
過去記事 「息子 その後 1」
大人以上の量のステロイド投薬から徐々に減らし、昨年末にステロイドを切り、1ヶ月間何もせず、そのもの(血腫)がどうなっているかの検査でした。
昨年8月の検査では 過去記事 「経過順調」 息子その後 49 3/4程度に小さくなったという報告が出来て喜んでいたのですが・・。
CT検査の結果、
8月の検査でのサイズがうまく計れてなかっただけで、血管腫のサイズ自体は、当初の大きさと全く変化がないらしい。
残念です。
入退院を繰り返し、最終退院の2月から先日のクループ 過去記事 「緊急入院」 以外は、順調に何事もなかった息子。
8月の検査でも小さくなっているとの事で、今回の検査で当然もっと良い結果を貰えると信じて疑っていなかった私達。
しかし、全く変化していなかった「血管腫」
正直、落胆した。
しかし、その落胆とは、「まだまだ危険と共存しなければならない」落胆であり、結果そのものに対する事とは全然違う。
結果は、声帯下血管腫の大きさなど全く良くなっていない。
しかし、息子自身の体調は確実に良くなっていて、ステロイドを切っても日常生活には何ら支障なく過ごせている。
要は、成長と共に気管自体が大きくなり、血管腫の大きさは変わらなくとも必要な気道確保が出来ているという状況なのだ。
凄いじゃないか! 息子よ!
治らなくても克服しているじゃないか!
そう考えれば、とても有り難く、とても息子が頼もしい。
夕方に帰宅し、造影剤が抜けきらないのでフラフラしてまともに歩くことも出来ない息子。
(沢山水分を取らせ、早く造影剤を抜くようにと医者に言われている)
そんな状況なので早く帰ってきて欲しいと家内から電話があり(結果は先に電話で聞いた)、急いで帰宅した。
帰って息子を抱くと、なるほど口から身体から、薬の匂いがする。
機嫌が悪く、抱いていても降ろせ降ろせと落ち着かず、降ろしても2.3歩で転んでしまう。
座っていても頭がふらつき、前に後に横にグニャっと倒れこむ。
ご飯時だが食べたくないのか食も進まずぐずる。
寝かせてもぐずって寝付かない。
生まれてまだ18ヶ月しか経っていない息子に、造影剤を身体に入れ、抜けるまでこんな状態になる事を、もう4回も経験させてしまっている。
当初は生死が危うく、呼吸が苦しく、入退院を繰り返し、それでも、血管腫自体は何も変化がなく・・・。
なのに、なのに、
立派に克服してるじゃないか!
偉いよ!
息子よ、お前は偉い!
治らなくてもこうして立派に成長している息子に、
本当に本当に、
ありがとう・・・。
よく頑張ったな、偉いぞ~!
どんな事があっても、お前はお父さんの誇りだよ。
という訳で、
息子・その後シリーズ、最終回はまだ遠い・・・。
息子さんが病気のことも薄れさせるくらい元気に過ごされていて
期待もあったでしょうから尚更、残念ですよね。
それでも、逞しく成長されている息子さんは凄い!
笑顔のシリーズ最終回は、息子さんの命の力を思えば
そう遠からずやってくると信じています!
何と言って良いのかわからなくて・・・ごめんなさい。
でも、成長しているって感じします。
これからも大変でしょうけど、
奥さんと力合わせて見守って行って下さいね。
子供のことはホント辛いですね。
変われるものもなら変わってあげたいって・・・
子供は大きくなるの早いですね。
あっという間にTKさん抜かされちゃいますよ(^^
どうも有難うございます。
期待してました(笑)
完全にこれで小さくなっていくものと思っていました。
そう甘くはなかったです(泣)
でも、最終回は必ず来ると信じてます。
ありがとう、マギーさん。
いつも有難うございます。
お気遣いもどうもです。
息子の生命力を信頼していますし、最大の看護と愛情を注げば、必ず良い結果が来ると信じています。
頑張りますよ~!
コメント有難うございます。
家内が仕事前に実家に預けて行くのですが、
家内の実家近所では有名な「お掃除坊や」になっています(笑)
実家のほうきを持ってゴシゴシ近所中歩きまわっています。
ドンドン成長して早く抜いて欲しいですね。
赤いほっぺの坊ちゃまが
このような大変な病気を背負われているとは
存じませんでした。
子供がいない、子育て経験なしの私です。
ですが、この「息子のその後」のカテゴリーを
読ませて頂いて、親にとって子供が宝というのが 痛いほど実感することができます。
赤いほっぺの坊ちゃまが、
成長されて字を読めるようになられた時
このお父様のブログを読まれた時の坊ちゃまの
受ける「心」を想像して書いています。
凄い記録ですね。親しか出来ません。
頭が下がります。
シリーズ全て目を通して頂いたんですか?
それこそ恐縮です。
私こそ、この経験を通して我が子の大切さを実感させてもらってます。
ブログ、それまで続けていれば読ますのも良いかもしれませんね。
今のトコこのブログは誰にも伝えてなく、リアルでは誰も知りませんので。
>シリーズ全て目を通して頂いたんですか?
それこそ恐縮です。
いえ、その10までです。
少しずつ読ませて頂くつもりです。
仕事を持つ父親の責任。
大変なわが子の状態に一日付き添う母親の心労。
看病も、仕事も両方経験したので
TK様 ご夫妻のこころ模様が手に取るように
理解できます。
>ブログ、それまで続けていれば読ますのも良いかもしれませんね。
今のトコこのブログは誰にも伝えてなく、リアルでは誰も知りませんので。
そうでしたか。出過ぎたことを申し上げました。
大人になった息子さんが、なにかの折に
お父様のブログとは知らないで 読む、、、。
わたしが感じているTK様の信念とは
そぐわないかんじで、あるがままの流れに従った方がいいですね。
共感頂いて有難うございます。
シリーズ、たまに愚痴っぽいところもありますが、暇が出来た時にでも読んで頂ければ嬉しいです。それこそぼちぼちでね(笑)
>そうでしたか。出過ぎたことを申し上げました。
いえいえ、出過ぎたなんてとんでもないです。
息子に読ませる時は来るかもしれませんが、家内にはまずないと思っています(笑)
いつも有難うございます。