私のつまらないブログをご覧の奇特な方(笑)はご存知でしょうが、1月にこんな記事を書いた→ 「困窮する父子家庭」
すると、なんと先日「全国父子家庭連絡会」の代表理事である片山知行氏本人から記事にしてくれた御礼のメールが届いた。
メールの内容を要約すると、
私が以前に書いた「父子家庭 1」での、
1・ 父親の収入と支出のバランスが、母子家庭のそれとは比較にならない。
2・ そうした支出形態であるのに、収入だけに囚われ、母子家庭並みの支援がない(というか全くない)。
3・ それが無いがゆえに収入を優先せざるをえない → 転職できない → 子供の面倒がみれない → 仕事と育児の両面で更なる事態を引き起こす(精神的病・職場のプレッシャーによる鬱病・最悪は一家心中等)[あるいは母親側に譲らざるをえない]
という指摘内容がその通りだという事。
そして、
児童手当を勝ち取るまでの間、組織の人達がシングルファザーでありながら活動した事。
国会議員・官僚との面会を通じ、政務官や大臣との面会が実現でき、様々な苦労の中、勝ち取った「児童手当」であった事など・・・
見ず知らずの私に、丁重な御礼メールであった。
父子家庭支援要請の活動をした、片山氏が代表を務める「全国父子家庭支援連絡会」の当人達がシングルファザーでありながら活動をし、結果「児童手当」の支給を勝ち取ったという事が非常に素晴らしく、家庭的にも大変な苦労があったであろうと頭が下がります。
私は現在妻子があり、父子家庭ではありませんが、他人事とは思えず、御礼と朗を労いたいです。
有難うございます。
色々なご苦労があったと思いますが、本当にお疲れ様です。
しかし、
まだまだ父子家庭支援は不十分です。
私自身、兄弟4人が母子家庭で育ちました。
勿論とんでもなく貧乏な生活でしたが、なんとか4人共無事に大人になりました。
(母親が生活苦で借りた借金は残り、祖母や男1人の私が払ったりして普通の貧乏ではなかったが)
実体験から、声を大にして断言します。
母子家庭は、どうこう言ってもまだ生活はなんとかなります!
母子家庭の問題は主に金銭的問題です。
それは自ら(当事者)が招いた事なので仕方のない話。
貧乏でも生活さえ出来れば、
(母子寮という格安の公営住居だってあります)私達も一時期そこに住んでいました。
なんとか子供が高校さえ卒業できれば、
それからの生活は何とでもなる筈です。
しかし、
父子家庭は、その問題にさえ行き着いていないのです。
1・育児が実質不可能に近い現在の職場を辞められない苦悩。
2・職場との折り合いがつき辞めたとしても、新しい職場(通常の定時で終われる仕事)の給料では生活設計が立てられない現状。
3・ 1・2 が可能になったとしても子供の病気等で遅刻・早退・欠勤が増え、「男のクセに、仕事が一番だろ!」という会社・同僚の視線。
これらの理由から、子供と一緒に生活が出来る環境を整える事すら出来ないのです。
環境はあるが生活が大変という「多くの母子家庭」とは、同じ土俵にさえ乗って居ないのです!
だから、せめて、
祖父母らと同居できない「純・父子家庭」には、
母子家庭と同様の支援をなんとかお願いしたいと思います。
そうした活動を続ける片山氏はじめ「全父子連」の皆様、
大変でしょうけど、更なる支援拡大の為に今後とも頑張って下さい。
しかし、片山氏のメールに返信し、再度メールを頂いた中に、
「今現在、時間の制約と資金不足で活動は停滞している」との事だった・・・。
(ちなみに代表の片山氏は新潟在住ですので中央「東京」との距離も時間的制約に影響があります)
皆さんが父子家庭でありながら、こうした活動をするというのはとても大変な事だと思います。
暖かい皆様、是非とも「全父子連」を応援して下さい。
私からも、お願い致します。
全父子連 全国父子家庭支援連絡会 http://www.zenfushiren.jp/
このサイトの中にある ↓ もご覧下さい。
各政党の違いが分かります。
(自民やみんなの党が返答がないのがとても残念です)
・2010.7.11 参院選 政党アンケート <各政党の回答はこちら>
頑張れ!全父子連!
頑張れ!父子家庭!
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