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民主政権で自動車運送事業者は困窮する 1

2009年09月27日 | 前ブログ フォーカス27「時空の先」

今日も事務所からこんにちは。

ブログを休んでいた間に、大きく変わったのは、何と言っても民主政権でしょう。

これに触れない訳にはいきませんね。

 

民主党は、耳障りの言い事だけ主張し、マスコミの操作報道も手伝って、民主政権が現実のものになりました。

我県には、4選挙区あって、その中の3選挙区で自民が取り、1選挙区だけ民主が取るという保守王国の名の通りの結果でしたが、比例復活当選で2選挙区は民主候補も当選しました。

結局4区中、自民3議席、民主3議席という五分の結果です。
(我区は自民1議席)

 

我県の結果の賛否はどうでもいいんですが、全国で民主圧勝という事態に驚きを隠せませんでした。

皆さんそんなに民主党に期待しているんでしょうか?

そんな事ないですよね?

自民に「NO!」の結果がたまたま今回は民主党に働いたという事なんでしょうが・・・。
(各調査の仕方によれば議席数程の開きはないという見解もあるとは思いますが、今回は議席上の大差を尊重して書きます)

私の疑問は、そんなに自民にNOと言いたいのならもっと以前から(全国民参加で)意思表示していたのか?と問いたい。

自民幹部も、「反省すべきはキチンと反省して」などと誰もがいいますが、大差の結果が出ないと反省できませんかね?

じゃあお聞きしますが、反省すべき点のリストアップは済んでますか?

そのリストは本当に国民の意思と同じだと自信を持って言えますか?

そして投票した皆さんも、これまでは自民一辺倒だったけど、今回初めて民主党に入れたって方が圧倒的多数だと思いますが、
(各区に民主候補がこれだけ揃っていなかったという事も大いに関係はあると思います)

その方は、これまでの選挙(今回以前)で何も疑問を持たず自民党に票を投じたんですか?

そこの部分をとても疑問に思うんですよ。

党員は議員でなくてもそこらに沢山存在していますが、その方達に何か物申してきましたか?

(私は、党員や議員に対しても「脱官僚・徹底した公共事業の見直しをしないと本当にダメだ」と公言してきました。)

そういう事が本当の国民参加の政治だと思うんですよ。

そういう事も全くしないまま、議員にヘコヘコしといて「自民」「自民」と投票し、耳障りのいい政党に旗色が良くなったから「民主」「民主」ですか?

なにかおかしくないですかね?


大きなものには巻かれろ的で、風見鶏的な、それこそダメな日本国民性を象徴した今回の選挙だったと思います。

 

自民政権が良いとか民主政権が良いとかの問題じゃないんです、ココで私が言いたいのは。

本当の意味で国民参加型の政治に一人ひとりが考えていかないと、どこがやっても看板が違うだけの「国民置き去り政治」にしかならない。と言いたいんです。


今回、民主党議員が誕生した選挙区の方々は、

国会議員だけでなく、各党員にキチンと意思を伝えてくださいね。

「マニフェストと違うじゃないか」とか、

「アメリカにもっと強い姿勢で臨むんじゃなかったのか」とか、

また逆に「本当に公務員の所得を下げるの?」とか、

「あれ?もっと左寄りになるんじゃなかったの?」とかね (笑)

 

(どの党も)市議、県議、勿論国会議員、そして議員でない党員の方は、市民の苦情を口先ばかりの「そうですね、分かりました」とかの愛想返事でなく、真摯に本気で受け止め、各議員に意見を上げて下さいね。

市民の方は黙っていないで、各党員にドンドン意見を言いましょう!

 

民主勝利の要因は置いといて、

自民大敗の要因は、まともに意見を吸い上げれない党体質が問題ですよ。
(どこも同じかもしれませんが)

「市民が簡単に文句言うほど政治は正論通りにいかない」などと言って切り捨てていては何にも変わりません。

国民にもっと良く分かって貰う為には、理解をして貰うだけの情報公開をもっとしないといけません。

それがしっかり出来ていれば、やったことがないから耳障りの良い事ばかりを並べる民主党などに、これほどの大敗はしなかったように思います。



とはいえ、民主政権はスタートし、外交デビューも果たしました。

「温室効果ガス25%削減」と、かっこいい事を言って注目を集めるのは良いですが、実際に出来なければ「日本という国」が大恥を描きますから、早急に実現可能な具体案をまとめて下さいね。

 

そして、我々の業界に直結しているのが、暫定税率の廃止と高速無料化です。

それはまた次回に書くとします。

 


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