…「○○小で、一部児童が下校時の不審者対策として、全国で初めて定額タクシーの試験利用を始めた。乗降の見守りや運賃など保護者の負担は増すが、「安全には代えられない」という。...団地住民の不安は大きく、児童の保護者でつくる「育成会」は1月、学校と相談してタクシー下校を始めた。2月7日にはタクシー会社の協力で、通学用では全国初の定額運賃(800円)で利用できるようになった。集団下校日を除く週4回利用し、児童1人当たりの月額は2500円程度。
会長の○○さんは「…金銭面などで保護者の負担は増すが、子どもを守るため。仕方がない」と話す。
利用する場合、まず予約当番の保護者がタクシー会社に利用日の必要台数を連絡。校内の乗車場所でも、2カ月に1度回ってくる当番が乗車を確実に見届ける。学年ごとに違う下校時間に合わせ、出発は午後2、3、4時台の各1回。保護者が点呼のうえ、児童が1人ずつ乗り込む。(YAHOOニュース、毎日新聞3/2/2006より)
治安がいいことで有名だった日本は、今や昔。安全対策の一環として、学校下校時にタクシー利用を認める学校まで出てきましたね。『自転車でエクササイズ♪』で紹介したように、「学校までは徒歩や自転車で」という声がアメリカではでかくなっているけれど、日本では逆に、「歩くのは危ないから車利用を」?昨日取り上げた新聞記事を書いた方が以前東京に住んでいたとき、「小学生の息子は、学校の登下校は徒歩を義務付けられた(こうやって日本人はよく歩くから太らない)」と書いておられました。が、「日本の小学生は学校まで歩く」というのが常識ではなくなってくるのかもしれません。
わたしが上記の記事を読んで疑問に思ったのは、保護者の方が一緒に歩いて帰れないのか、ということです。タクシー会社に連絡を取ったり学校で乗車を確認したりするなど、それなりの時間と手間をかけているようですが、その手間と時間を、子どもと一緒に歩くことに使えないのでしょうか?上記の記事を読んだだけでは実情は分かりませんが、タクシーを利用する以外、本当に子どもを守る手段というのはないのでしょうか?
寿司を食べたり学校まで歩いたり、アメリカは「肥満防止は日本に倣え!」と言わんばかり。その日本は、車利用が前提の郊外型大型店が増加するわ、下校はタクシーを認める学校まで出るわ・・・。『日本人女性は老けないし、太らない?』で言ったように、日本でも子どもの肥満が注目を集めつつあるようですが、近い将来、現在のアメリカのような深刻な問題に発展するような予感・・・。
会長の○○さんは「…金銭面などで保護者の負担は増すが、子どもを守るため。仕方がない」と話す。
利用する場合、まず予約当番の保護者がタクシー会社に利用日の必要台数を連絡。校内の乗車場所でも、2カ月に1度回ってくる当番が乗車を確実に見届ける。学年ごとに違う下校時間に合わせ、出発は午後2、3、4時台の各1回。保護者が点呼のうえ、児童が1人ずつ乗り込む。(YAHOOニュース、毎日新聞3/2/2006より)
治安がいいことで有名だった日本は、今や昔。安全対策の一環として、学校下校時にタクシー利用を認める学校まで出てきましたね。『自転車でエクササイズ♪』で紹介したように、「学校までは徒歩や自転車で」という声がアメリカではでかくなっているけれど、日本では逆に、「歩くのは危ないから車利用を」?昨日取り上げた新聞記事を書いた方が以前東京に住んでいたとき、「小学生の息子は、学校の登下校は徒歩を義務付けられた(こうやって日本人はよく歩くから太らない)」と書いておられました。が、「日本の小学生は学校まで歩く」というのが常識ではなくなってくるのかもしれません。
わたしが上記の記事を読んで疑問に思ったのは、保護者の方が一緒に歩いて帰れないのか、ということです。タクシー会社に連絡を取ったり学校で乗車を確認したりするなど、それなりの時間と手間をかけているようですが、その手間と時間を、子どもと一緒に歩くことに使えないのでしょうか?上記の記事を読んだだけでは実情は分かりませんが、タクシーを利用する以外、本当に子どもを守る手段というのはないのでしょうか?
寿司を食べたり学校まで歩いたり、アメリカは「肥満防止は日本に倣え!」と言わんばかり。その日本は、車利用が前提の郊外型大型店が増加するわ、下校はタクシーを認める学校まで出るわ・・・。『日本人女性は老けないし、太らない?』で言ったように、日本でも子どもの肥満が注目を集めつつあるようですが、近い将来、現在のアメリカのような深刻な問題に発展するような予感・・・。
長野五輪の折、アルペン、スノボ会場だった志賀高原の近所に住む親戚は、やはり通学路に不審者が現れるため、登下校時子供につきそっています。
保護者が子供と一緒に登下校するといっても、私の親戚は時間に都合のつきやすい農家だからできるのであって、サラリーマンで共働きの家庭では非常に難しいことです。近くに自分の親がいれば頼めるでしょうけど、そんな恵まれた人は少数です。
父親は夜遅くまで会社にこき使われており(日本の父親は、夜11時台に帰宅する人がいちばん多い)、それでも収入は少ないので、大抵の家は母親が働いて家計を支えています。子供を送り迎えするとなると、朝早く家を出て夜遅く帰る父親の協力は期待できず、いきおい母親に負担がかかります。
実際、子供の送り迎えのために、仕事やパートさえ辞めなければならない母親が出てきています。同時に家計は火の車・・・。
私が小学生の頃の横浜は、はっきり言ってすごく妖しい、危ない街でした。下校中に不審者がついてきたこともあったし、浮浪者や酔っ払いに持っていたお菓子を取られた子もいました。
でも、商店街が通学路だったので人目はありましたし、街には顔なじみの人も大勢いました。
最近は猟奇的事件が多いうえ、近所とのつきあいもなくなっています。それは中心街よりむしろ、郊外や田舎で顕著であるような気がします。
日本では子どもを狙った事件が増えていて
共働きの家庭も増えています。
子どもを1人で登下校さすのは心配だけど
自分が送り迎えするのも難しいというのが
現状でしょうね。
私は収入が低くても良いから
登下校に子どもと一緒に歩いてあげられる親に
なりたいと思ってはいますが、、、
日本が安全なら
こんな心配しなくて良いんですけどね。
それでもあえて言わせてもらうと、わたしはenjoy lohasさんと同意見です。この記事の保護者の方たちは、小手先だけで問題解決をしようとしているように見えます。理由はどうであれ、タクシーで下校というのは、わたし個人は賛成しかねます。肥満化だけではなく、何かしら否定的な影響を子どもに与えそうな気がします。