忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

南 不乗生誕百年記念 第53回現日書展

2013-07-23 21:43:07 | 書展
関東地方は大気不安定で、時折雨が降り始めます。
湿気がひどく、かなり蒸し暑いです。


7月も終盤を迎え、まもなく8月。
8月2日より開催される
「南 不乗生誕百年記念 第53回現日書展」のご案内です。



実は今週末には、搬入・審査会などがあり、
私はその準備に追われています。

今回は現日会の創設者 南 不乗先生の生誕百年で遺作の展示や
記念講演会などが計画されています。

講演会は、8月3日午後3時より東京都美術館講堂 どなたでもご参加いただけます。
是非お出かけください。

詳しくは現日会ホームページをご覧ください。




選挙と母校

2013-07-21 16:51:46 | 日記
今日は、参議院選挙の投票日。
私も、国民の義務を果たすべく、午後から投票に行ってまいりました 

投票所は、わが懐かしの母校である、
横浜市立日野小学校。
勿論、卒業してからかなりの年数を経ているので、
新校舎に立て替わっています。





私が過ごした校舎の写真が見れないかとネットで捜してみたら、
港南歴史協議会のHPに載っていました。
涙が出るほどなつかし~い。。。




日野小学校は、現在創立141周年を迎えるそうで、
私が子供の頃も古い学校で有名でしたが、
その歴史は、ず~と受け継がれているのです。

この小学校で同級生だったのが、
現在TBS「Nスタ」という報道番組でメインキャスターを勤めるH君。
彼も今日は選挙速報で忙しいのかな?
(卒業以来残念ながら接触はないのだけれど・・・)

他の同級生に、すれ違ってもお互いにもうわからないかもしれない。

でも、小学校の歴史が続く限り、いつまでも繋がっていられるような気がします。
幼い頃の思い出を共有しているのですから。

学校の裏山は緑がいっぱいで、
「ふき」や「ぜんまい」がとれました。
脱脂粉乳は美味しくなかったのですが、
それでも頑張って飲みました。


大人になった現在、私たちは子供たちに、
生活・自然・環境と明るい未来を残さなければなりません。

今の社会で残せるのでしようか?

私は「脱原発」に一票入れました。




目習いの重要性

2013-07-19 20:38:13 | 書展
窓を開けていると、遠くから盆踊りの民謡と太鼓の音が聞こえます。
日中は暑い日でしたが、夜になると心地よい風が入ります。

今日は、思いがけず現日会事務所での仕事が早く終了したので、
帰りがけに上野で下車し、上野の森美術館で
「小林抱牛遺墨展」を拝見し、

上野から日比谷線に乗って六本木の国立新美術館へまわり
「第65回 毎日書道展」「特別展示 手島右卿の書芸術 その世界性」
にも行ってきました。

手島右卿先生と小林抱牛先生は師弟関係にあり、その両方の作品を拝見できたことは
大きな収穫です。


上野の森美術館に掲げられた外看板

大作が何点も展示され、小品もあり、濃墨に淡墨、大字書に詩文作品と
バラエティーに富んだ小林抱牛先生の魅力いっぱいの作品展でした。







「魂はハジケ出る」と副題がつけられ、
亡くなられても、なお「魂」を後世に伝えている・・・
落ち着いた雰囲気の上野の森美術館にて、こんな展覧会ができるなんて、
ただただ「凄い」の一言です 

六本木に着いたのは、4時をまわり、
毎日書展をゆっくり拝見するわけにはいかなかったので、
まずは、「手島右卿展」へ。
残念ながら、撮影はできなかったのですが、
代表作42点を拝見しながら、「右卿語録」を読み、
大好きな「崩壊」「龍虎」の前で佇み、
まさに「書壇の巨人」であることを実感させていただきました 

閉館までに少し時間があったので、
知人の横須賀のIさんが会員賞を受賞ということで、
会員賞のお部屋と隣の幹部の先生方のお部屋を拝見しました。



書展に身を置くとき、別の尊い世界にいるような錯覚に陥ります。
書作を拝見するとき、厳かな空間にいるような気分になります。

私の師がいつもおっしゃいます。
「目習い」は実際に書くことと同じくらい重要なことと。
出不精の私ですが、よい書を見る機会をもっともっと増やして、
刺激をいただきたいと思います 

「小林抱牛遺墨展」は23日(火)まで
「手島右卿の書芸術 その世界性」は8月4日(日)まで

よく生きる

2013-07-16 23:33:46 | 言葉
猛暑続きの中、今日は比較的過ごしやすく、
最高気温が30度ぐらいだったとか。

なんだかほっとした気分になりました。



私は「命」という文字を書くのが好きです

人々の生き様を垣間見ると、「命」の大切さを痛切に感じるからです。

人間には必ず「死」がやってきます。
決して永遠ということはないのです。
それは、当たり前のことで、大切な人の「死」に直面する際は、
大きな悲しみを覚悟しなければなりません。

周囲の人々ばかりでなく、自分も命尽きる時がやってくるので、
同じように覚悟が必要です。

そのときがくるまで、「命」を燃やし続けて、
精一杯生きていきたいものです。



今日、確かにと思える言葉に出会いました。。

古代ギリシャの哲学者 ソクラテスは、
「一番大切なことは、単に生きることそのことではなく、よく生きることである」
と言っている。
「よく生きる」とは、
「ただぼんやり生きるのではなく、
一生懸命生きる、生きることに集中する」ことだ、と。

自分が「死」に直面したときに、
「よい人生だった」「精一杯力の限り生きてきた」
という満足感が得られるように
「よく生きる」を実践したいものです。

そして、大切な人に「死」が訪れた時、
「よく生きたね」と言ってあげたいと思います






みんな達者で

2013-07-11 23:35:25 | 書道
今年の夏は、異例の暑さ。

体温に近い気温は、自分の身体がどうにかなってしまいそうです。
皆様、熱中症にはくれぐれもご注意を。



先日の絵手紙教室で、麗川会会員のYさんが書かれた作品です。
美味しそうなカボチャですね。
この暑い毎日、「みんな達者で…」と願うばかりです。

お陰さまで、麗川会6月の課題「山頭火の句を書く」もぼつぼつと作品が集まってきました 



本日、やっと現日書展の作品を表具店に納めました。
でも、8月下旬のグループ展に向けて、次の作品の制作を始めなければならず、
のんびりしていられません。

さて、今年は何を書こうか???
これから草稿を練ります。

汗をポタポタ垂らしながら、頑張ります