忘己利他

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文人書家のアート展Ⅳ

2014-04-26 22:27:38 | 書展
昨日伺った銀座鳩居堂4階で行われている
書道ジャーナル研究所主催の
文人書家アート展Ⅳのレポートです。(明日まで)

絵や色があったり、変わった素材の刻字があったり、
墨ではないもので書かれていたり・・・。、
面白い。

書の現代性を考える上で、
墨だけに拘わる必要はないのかもしれないが、
その中でも、私は、やはり真っ向勝負の
墨のモノトーンの世界が好きだなぁと
再認識。



     

現日会 副会長の岡 美知子先生の「富士山」
書への情熱は、いつも沸々とたぎっておられます。


     

神奈川書家クラブでお世話になっている石川芳雲先生の作品
自詠の詩を書かれています。
広西壮族自治区の少数民族の集落にて、自分の身長よりも長い髪を蓄え、観光客のために演舞する女性たちの心中はいかがなものであろうかという漢詩だそうです。
ご自分で漢詩を作り、こうして作品にされる。まさに日本を代表される文人です。



     
現日会で若手のホープ 栗原正峰さんの「誕生(はじまり)」「一」という文字で始まりを表現されています。
宇宙の中の小さな星の一つが地球で、その地球の起源を想像させてくれました。



     

岩手県大船渡の今野雲上先生の作品です。良寛のうたを書かれています。
3.11の被害のショックから立ち直られて、ますますご活躍です。







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