忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

笹乃雪

2013-02-04 10:28:34 | 日記
東京 鶯谷の近くにある、
創業320年のお豆富(豆腐)専門の「笹乃雪」
という料理屋さんに、久しぶりに行ってきました。

元禄時代この店の先代が初めて絹ごし豆富を作り、
それを当時の宮様が召し上がって、
「笹の上に積もりし雪の如き美しさよ」
とおっしゃったことから、
「笹の雪」の名前になったそうです。

文人墨客のゆかりのお店として
日本の文化伝統を残しておられます。

店内には色々な方の書作品が展示されていて
全てを観て回った訳ではないのですが、

なかでも素敵だった作品です


河東碧梧桐の書
 薔薇剪りに出る青空の谺 

独特な碧梧桐の書風が大好きです。
俳句の世界で新しい形を模索した方のようです。
この句も五七五ではないですね。
書は飄々として、
枠から外れた面白みがあります。


お料理は




白酢和え、冷奴、胡麻豆腐、
あんかけ豆腐(二つの椀でしたが…)、絹揚、
湯葉まき(写真撮り忘れ)、豆腐のお茶漬け、
アイスクリーム
と、ボリューム満点でした。

写真を撮ってから食べようと思っていたのですが、
食い気が先になってしまい、
食べてしまってから、あっ撮るの忘れた…なんてことに


笹乃雪は、鶯谷駅から書道博物館に行く途中にあります。

実は昨日、鶯谷の事務所にて、
現日会の常任理事会がありました。

私も末席に座らせていただき、
お話を伺ってきましたが
その帰りに皆さんで
食事に立ち寄ったのです。