三月です！

　皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか。今日は一日雨が降っていて、仕事場の窓辺に咲く寒椿の花の紅が目に鮮やかです。（今年はまたずいぶんたくさん花をつけたように見える）風はまだ冷たく感じるのですが、雨の降り方はしとしとと穏やかで、どこか優しい春の雨といった雰囲気が漂っております。三寒四温と昔から申しますが、暖かくなったり寒くなったりを交互に繰り返しながら、少しずつ季節が移り変わっていくのですね。本当の春はもうすぐそこまで来ていることを実感します。

　さて、今日から三月ですね。時の流れは本当に早いものです。私などはそのあまりの速さに時々本当にめまいさえ覚えることがあります。皆様はいかがですか？　園では早くも学期末＆年度末の慌ただしい時期を迎えています。発表会の大きな行事がひと段落し、いよいよ一年も総まとめの日々が始まろうとしています。年長組の子ども達は早くも卒園式の準備が始まりました。一斉活動や帰り仕度の時間などに教室のあちらこちらから「思い出のアルバム」や「一年生になったら」の歌が聴こえてきます。その歌声のなんと清々しく、力強いこと！　感傷に浸っているのは大人たちだけのようで、子ども達は決して振り返る事をしません。いまこの瞬間を、精一杯大切に生きている。今と此処、明日を見つめている。これから始まろうとしているたくさんのことに胸躍らせながら。それが子どもというものの本質であり、生まれながらにして持つ大きな力の一つですね。

　胸張って凛々しく勇ましく巣立つ日の準備が静かに始まりました。

 

【今日の一枚】そら組でボーリング屋さんをやっているというので行ってみると、お客さんでごった返していました。順番待ちの長蛇の列！どんなボーリングかと思ったら、劇で使った小道具の温泉の秘薬（バスクリンみたいに振りかける）の箱をピン代わりに大変な盛り上がり。こういう発想って大人にはなかなかできないよなあ～ということで、記念に一枚！というわけでした。