まさやす日記

長野県議会議員。
宮田村の議員(議長も)していました。
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やっぱりコミュニケーションが大切

2011-02-25 | 教育・出産・育児

安心して出産のできる環境を考える会主催の勉強会、妊婦さん交流会へ

まず、飯島町の子育て支援センターの見学。

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町内にある三園のうちの一つに併設されています。
宮田村にもあるつどいの広場事業のセンター型です。(宮田村の遊ゆう広場は広場型)
内容は、遊ゆう広場とほとんど同じではありますが、相談事業や交流事業、イベントなど外へ出ての活動が多くあるようです。
個人的には、「おめでとう パパ、ママ」というレター送付について、現場からの声で始めたと聞き、とても感心しました。
子育ての中心と言った感じでした。

・・・宮田村でも支援センターの検討がありますが、現場が中心となった考え方を実現できる体制が望まれます。

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飯島駅南のコスモス園へ移動しての勉強会。
子どものために、お母さんにお話したいこと
『ほめられていやな人はいますか?こどもをほめよう!』
と題し、昭和伊南総合病院事業管理者で小児科医師でもある坂井先生より講演

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・育児はいつから始まるか?
⇒妊娠できる年頃になったら。(食や喫煙なども・・・)
・妊娠、出産は女性の特権
・育児は育自
⇒誰でも悩む時がある、先祖伝来皆がやってきた、完全な育児はない、一人で悩まないように
・子育ては一人でできますか?-できません!
⇒社会のサポートが必要、、、しかし、母親の考え方は大切

・情報は無尽蔵に、しかも一方的にくる
⇒誤った情報に悩む。相談する人がいない。コミュニケーションが取りにくい。だからみんなが集まる会などの存在が貴重
・母子手帳
⇒妊娠中からその子の成長と発達、予防接種などの歴史が詰まった宝物。6歳まで記入できる。
・育児は一人で無理をしない、みんながついているよ・・・肩の凝らない子育て
⇒考えすぎない、教科書や育児書通りにはならない
 人それぞれ・・・親も子もみんな違うんだ
 家庭環境・・・家族、職業
 悩むなら一人で悩まないで誰かに相談しよう
→メールも良いが、なるべく顔の分かっている人として!
 一時期乗り切れば、何とかなる
 子の育ちのシグナルを早く見つける感性を養う

・乳幼児の事故は防げる
⇒事故の起きる原因を予め知っておくことが大切
・小児の不慮の事故の原因
⇒交通事故、不慮の溺死、窒息死、、、
 危険を回避することで防ぐことができる!
・子どもの事故の三大相談
 ①落ちた ②転んだ ③やけど

・よくある“やけど”・・・
 ガスコンロの上のものをひっくり返す
 テーブルクロスを引っ張りテーブルの上のものをひっくり返す
 火のついたたばこを触る、ストーブなどを触る
→広範囲でなければ、とにかく、まず冷やす(15分ぐらい、衣服の上から)

・おっぱいをあげる時、目を見て話しかけながら
・オムツを交換する時、話しかけながら
→携帯などを見ながらやらないで!!
・ほめられる →うれしい →やる気、活力、プラスの発育
・こどもはみんな違うんだ
・「ダメよ」と言う前に、「こうして欲しい」と子どもに伝える
・やったらダメでなく、何をして欲しいのか
・やって欲しいことを具体的に言って、「こういうふうにやるのよ」と、まずやらせてみる
・できたらほめる「えらいね」「ありがとう」「良い子ね」

・「ダメ!」を言わなければならない時
 危ない、いけない:普段は使わないが、言わねばならない時
 安全を守らねばならない時、みんなが安心して生活しなければならない時
  ⇒事故防止

・こどもが微笑んだら、心を開いてください
・こどもが話したら、心の耳で聴いてください
・こどもが動いたら、全身で受け止めてください
・こどもの何気ない動作にも目を見張りたい

・・・その後、お母さん方はマタニティヨガを行い、3グループに分かれての交流会を行いました。
「男親は、夜、子どもが泣いていても気がつかないで寝ている!!」
なんて指摘もありましたが、和やかに交流、情報交換をしました。

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最後に情報として、
〇レディースクリニックの情報
・一か月で30~40の分娩がある (正常分娩のみ)
・バースプランを立てる (希望に沿ったお産が出来るように手伝う:アロマ、へその緒をご主人が切るなど)
・早い人はその日から母児同室が可能
・分娩した人のみだが、エステも始めた (一般的なエステよりも安価、足のむくみとりなど好評)

〇昭和伊南総合病院の情報
・平日の受診時間ならば、小児科医師がいる
・夜間は、小児科医師が対応できないことが多い (電話で問い合わせてください)・・・なので、なるべく昼間に受診して欲しい

・・・などの話がありました。
地域の出産、医療環境、情報をキチンと把握し、余計な心配をしないで、安心して出産ができる環境を築きたいです。
それには、、、自分だけで悩まないで、相談できる環境が不可欠であると感じました。
今回のイベントもそうですが、同じ境遇の仲間をつくることにより、コミュニケーションの輪が広がり、相談できる人が増えることを望みます。


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