続いて、市民病院の民間移譲について、担当者より説明を受けました。
病院のこれからについては、建設的に話を進めるべき、、、ということで、企画課が担当となった。
…テレビ番組、“朝ズバッ”で放送されたVTRを見せて貰う。
・公務員の甘えを捨て、キチンとしたサービスを行うための民間移譲
・H20.04に行った全世帯への救急医療中止についてのチラシが、市民に危機感を持たせることになった。
・そんな危機感もあったからこそ、話をスピーディーに進めることができた。(行政サイドは危機感を持っていたから、ビジョンを示すことができた。)
Q.土地や建物の扱いは?
A.すべて売却。土地葯2億円、建物約1億6千万円。(ただし建物の解体は市、約3億9千万円)
Q.民間移譲に関する市民感情は?
A.医師会の反対は、最初からのボタンの掛け違いから。先日の選挙では、その前の選挙よりも差が開いたから、医師会も認めてきていると感じる。
Q.公立のサービスは?
A.市が公立で行っていたサービスは、引き継いでくれることが大前提。
Q.働いていた職員はどうなったか?
A.公務員ではなくなった。(退職金が約3億2千万円かかった。)全員ではないが、移譲先病院(民間病院)での再雇用となった。
Q.今後の課題は?
A.地元医師会との連携の改善を早期に図りたい。
Q.民間病院となっても、診療所などとの医療のすみ分け、特に一次医療と二次医療のすみ分けは上手くいくのか?
A.連携できるようにしていく。
・・・といった話を伺いました。(14:07~15:00)
最初から独立行政法人か民間移譲、、、といった方針を出していたので、比較検討などがスムーズに進み、また市長の人脈などによって、医師の確保ができる選択肢が生まれた・・・と感じました。
とにかく住民にとっては、『医師がいない⇒救急医療休止、、、』といった状況を改善できたことが、大きな成果であったと思います。
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