遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

思ったよりも・・・

2018-06-04 17:57:55 | 旅行
今日と明日が店休日で連休となるため、少し遠出をしましょうかということで鹿児島方面に出撃しました。
さすがに大隅半島はポイントを絞りきれず土地勘も全くないので、一度行ってみたかった薩摩半島の開聞岳を目指して一路南下しました。


今日は梅雨の晴れ間で気温のわりには暑さも感じられない絶好のコンディションです。
高速を使うとはいえ往復で約500kmの道程なので、早朝5時過ぎに出発しました。
主に高速を使い休憩を多目に入れた場合、平均時速は約40km/hとなるようです。


なぜか一部ボヤけてしまいました(笑)
最高地点は往路の肥後トンネル入り口付近でしょうか。


鹿児島市内に差し掛かったとたんリアガラスに細かいヒビが入った車を発見!
と思ったら火山灰が付着したあと雨が降ったのか、模様がヒビに見えたのでした。
さすが鹿児島です。
幸い今日は目立った噴火は確認できませんでした。




喜入の石油備蓄タンク群。
これもちょっと見てみたかったんです。
巨大なタンクが整然と並ぶさまは圧巻です。


次は道の駅いぶすき。

鹿児島湾に面して大変に景色のよい場所にあります。
2階にあるカフェでコーヒーを飲みましたが、味もよく接客も温かく大満足でした。
こういうことが旅のイメージをグッと良くしてくれるんですね。


このあと指宿の町街を通過しましたが、砂むし風呂の幟が各所にはためいて魅力的でした。
ここまで来ると道路沿いの光景も南国テイストがかなり感じられるようになります。
房総半島や紀伊半島の西側と同じ雰囲気ですね。
温泉が豊富なだけ鹿児島の勝ちかな?


父は鹿児島の高等農林専門学校時代、鹿児島市内から歩いて開聞岳まで行ったことがあるそうで、80年近く前の人は発想が今の時代の人とはかなり異なっていたようです。
その調子で、バスで霧島まで行って夜中に月明かりを頼りに韓国岳に登ったこともあるそうです。



そのときに行った鰻池にぜひ行ってみたいというので国道から一旦離れ「鰻温泉」に向かいます。

ところがどうも辺りの雰囲気が脳内イメージと違うようで、ここではないかもしれないと言うのですが、間違いなく鰻池です。
まあ、大昔の記憶なのでかなり曖昧なのと、当時と比べてかなり寂れている模様なので食い違ってしまったようです。
確かに温泉旅館らしいものもほとんど見当たらず、見間違うのも無理からぬところです。
残念ですが次に行きます。


さて、今回の旅のメインである開聞岳。




本当に天気がよくて良かった!
目の前にドドーンも聳え立っています。
廻りに邪魔物がないので余計に目立ちました。
写真では幾度となく見ていましたが、思ったよりも傾斜が急で尖ってみえます。
そしてこれ。

この山の麓にあの「玉手箱温泉」があるのでしょうか?
近くには「山川砂むし温泉砂湯里」もありました。
これは必ず再訪する必要がありますね。
ある意味楽園です。
ただしここまで来るにはひとりでそこそことばしても3時間半かかりますからね。


そして最後は吹上浜。
しかし大変に長い海岸線のどこに行けばそれらしい風景に出会えるのか見当がつきません。
ちょっと検索してみると「吹上浜県立自然公園」というものがあったのでとりあえず行ってみましたが、海岸に出るまでにかなり歩く必要があり断念。
さらに検索すると「吹上浜おさかな館」、潮干狩り、と出たので向かいました。








ここが本来の吹上浜かどうかは分かりませんが、遥か彼方まで続く白い砂浜と透き通った水。
思い描いていたイメージとぴったり重なり、はるばる来て良かったと思える風景と出会うことができました。


付録1




道の駅みなまた。
驚くほど大掛かりで手入れの行き届いたバラ園です。
管理する方も大勢いらっしゃいました。

付録2

高速が主体とはいえ下道もかなり走行しており、良好な数値ではないかと。


月曜日とあって鹿児島市内を除き渋滞もなく、走行距離のわりには疲れの少ない今日の行程でした。