青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

消費と破棄

2009年11月05日 | 短歌に政治や社会
我々が生き、そして生活をしていくためは、何や彼やとを必要とする。そうして生きていき、そして生活していく。
この必要とするものを、いわば消費して生きていき、生活必需品として使っていく訳だが、これがおかしな事になっている。
即ち、完全に消費しないままに、破棄したり閉鎖していくのが、今日の習いになっている。

国会では、来年度の予算や、今年度の補正予算編成作業がなされている。
政権交代して初めての予算編成作業と合って、かしましいことおびただしい。
それはいいとして、これまでと同様に、新規事業とか既成事業の拡大とかばかりになっていて、それらが又、完全に役割や義務を終えないままに葉きされるのではないかと気に懸かる。
これまでも何やかやと作っては、「儲からない、採算に合わない」といって破棄されたり閉鎖されたりしたものが随分ある。

それだけではない。
たとえば道路を作っても、橋などは、もう老巧化して危険になっているところが沢山あるといわれる。
そうした老巧化して危険になっているのに金を掛けなければならないのに、新規道路とか新幹線建設とか、空港整備とかしようとしている。
新規とか、既成事業拡大などより、既存のものを整備して、破棄や閉鎖しないようにして役立てていくべきだろう。

新規とか、既成事業拡大というのは、我々のすぐそばの生活とか、地方の生活園を切り捨てることを意味している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする