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世界遺産の島 スオメンリンナ

2008-10-05 | trip
フィンランドにはユネスコの世界遺産が7か所あるそうです。
(6ヶ所が文化遺産で1ヶ所が自然遺産)
その中でヘルシンキの南港から船で15分の沖合に浮かぶ島
スオメンリンナに行ってきました。スオメンリンナとは
「フィンランドの要塞」という意味だそうです。
スウェーデン統治時代にロシアに対する防衛拠点として建設された
そうで、スウェーデン語ではスヴェアボリという名で
それは「スウェーデンの要塞」という意味だそうです。
その後のロシア支配時代にはロシア軍の駐屯地となっていたそうです。
島に博物館があってそこではスオメンリンナの歴史を紹介したビデオが
上映されていて、日本語音声もあります。


海に向かって大砲も設置されていて、要塞という名にふさわしい
たたずまいです。(大砲の中にはゴミがいっぱいでしたが...)

そして何と!世界遺産の島だけど住んでいる人が800人ほど
いるそうです。世界遺産に住めるなんて憧れの島ですね。きっと。
ヘルシンキ市民の憩いの島だそうで、夏は日光浴や海水浴を
楽しむ人も多いそうです。海を見ながらぼ~っとできます。
お昼寝したり、本を読んだりして過ごしたいところでした。


要塞ということで、そこまで興味もなくあまり期待をせずに行ったのですが、
行ってよかった!!というのが行ってからの感想です。
何事も食わず嫌いはダメですね。
まずは船からの景色にワクワク感が増幅、石の舗道が旅情をくすぐり、
紅葉するツタに目を奪われ、海を眺めながらの散策に心躍り...と、
とても楽しい時間を過ごしました。