要点整理世界史

学研から出ている、受験参考書、要点整理世界史改訂版。読んでいる。定価は税込み千円くらい。センター私大レベルの世界史の知識がつく。エンタメとしては非常にコスパがいい。世界史は中学時代に勉強して以来で、受験科目に選択しなかったので忘却の彼方。今回読んでみて、感じたことを幾つか。イスラム関係史ではイスラム教の成立過程やどういった地域に広がったかとかが分かり面白かった。あとは中国の歴史。色んな王朝が盛衰しているが、只の人が自分は皇帝だと宣言すると、周囲が認めれば皇帝になれる。中国の歴代王朝には連続性は無いこと。中国史上女帝は則天武后ただ一人という事など。
日本の天皇家も、孝明天皇は弑虐されて、皇太子も暗殺され、明治天皇はどこの馬の骨か分からない替え玉だという説がある。もし、この説が正しいなら、日本の天皇家も断絶していて、王朝が交代している事になる。
替え玉説については以前の記事で取り上げた。従兄弟にこの話をすると、某地方都市の元市長が言っていた説ね？と真剣に取り合わなかった。従兄弟は受験科目で日本史か世界史を取っており、歴史教育という洗脳を受けていて、替え玉説の様なパラダイムシフトには耐えられなかったのかもしれない。
この歳で歴史を勉強すると、洗脳を回避しつつ、冷静な目で歴史と対峙出来る気がして、余計面白い。
エンタメをお探しなら、学研の要点整理世界史、日本史は一考の余地有りです。