最近、ちょくちょくブログ記事で取り上げている、藤川徳美先生が、師と仰いでいるのが三石巌先生。引用文献に必ず登場するのが、三石巌先生の著作。
腰を据えて勉強しようと思い立ち、ブックオフオンラインで検索したら、健康自主管理シリーズが2冊、関連書が3冊ヒットした。
分子栄養学を極めたいと思っているので、躊躇なく購入した。それが今日届いた。
タイトルは①分子栄養学のすすめ②食品の正しい知識③高タンパク健康法④ビタミンC健康法⑤ビタミンE健康法、の5冊。
先に届いたビタミンC健康法から読み始めたが、1901年生まれの三石先生がお若い頃はまだビタミンCは発見されていなかった。だから、ビタミンC発見の経緯が詳しく書かれている。氏は白内障と糖尿病に罹患した事から60才になる1961年に分子栄養学の研究に取り掛かられた。そして20年近く研究して分子栄養学を確立する。その後1997年に亡くなるまで20年近く分子栄養学の普及に尽力された
氏は大学では物理学と工学を学ばれたバリバリの理系であるから、分子栄養学の理論位はお茶の子さいさいだっただろう。その当時の60才はリタイアする年齢なのにそこから新しい学問を学び理論を確立するのは氏の超人的な能力が垣間見える。
僕も分子栄養学の知識を身につけて、今後の仕事に生かして行きたい。
話はガラッと変わるが、上記の本も読んでいる。虚数、複素数について基本から、複素数平面、複素関数論まで到達する本。数についてあまり真剣に考えたことが無かった自分には、複素数はおろか、実数でさえも摩訶不思議に思えて新鮮だった。
まだ読みかけだが、こちらの方もじっくり読んで、この世の不思議を堪能したい。
結局自分は沢山の所に興味が有って、心理学的にはアイデンティティ拡散している気がするが、複素数と栄養学を結びつけて新しい学問分野を開拓するなんてのも可能かもしれないし、学んだ事は決して無駄にはならないと自らを励ましている。