ぷらすわんの子供たち ~ホワイトスイスシェパードと暮らす~

ホワイトスイスシェパードのヴァルターを中心に日常や競技会などを綴った雑記帳。

昨日の雷

2012年05月30日 | こどもたち
昨日は早朝から雷様が大暴れでしたねぇ。

外でゴロゴロ言い出した途端、
家の中で挙動不審なコが一人。
そわそわあっちへ行ったりこっちへ行ったり、
落ち着かない様子。

ゲート内に入れておくとよじ登って出ようとするので
部屋の中に開放していたんだけれど・・・。

朝のコーヒーを飲みながらソファでくつろぐアタシのひざの上に
強引に乗っかろうとするヴァル。

ひざの上に乗るにはでか過ぎだぞぉ。
TVの画面が見えませんがな。


ぼくちん、雷怖いの。

トイレに行こうとするとすっ飛んでついてくるし、
外で待つのは嫌だと狭い中にぎゅうぎゅう入ってこようとするしで
なんともビビりなお坊ちゃんでした。

もちろんひざの上でもぴったりくっついて震えておいででしたよ。
やれやれ。

限定解除試験

2012年05月25日 | ふるちゅ~んネコ
先日、1週間ばかし病院にお世話になった。
その時の主治医のセンセが以前、大変お世話になった試験官に
似ていたので思い出した話をひとつ。

今は大型二輪は教習所で免許が取れるのだけど、
アタシは限定解除試験世代。
大型二輪車に乗るには試験場で限定解除試験を受け、
合格しないと免許がもらえなかった。

あの頃は限定解除は難しく、東京では大型二輪車を
自在に乗りこなす実力がなければ合格できなかった。
アタシは府中にあった某メジャーな限定解除専門の教習に通い、
受験していたけれど合格まであとちょっとのところで帰郷することになり、
改めて地元で受験することになってしまった。

そして帰郷する間際、府中の教習教官が
「地方は相当数受けないと合格出来ない場合が多い」
と励まし?のお言葉を頂いたとおり、こちらで試練の受験が待っていたのだ。

忘れもしない、地元の試験場に最初に受験しに行った時、受付の試験官が
「え?あんたが受けるの?ほんとにあんたが受けるの?」
と何度も怪訝そうに聞いたうえ、
「女が大型なんか無理だよ」と小馬鹿にされたことを。

事前審査は通常、取り回し2回センタースタンド1回引き起こし2回のはずが、
この時の試験官は取り回し5回センタースタンド5回引き起こし10回と仰せになった。
もちろん意地でもやっちゃると、こなしたけれど・・・。
めちゃめちゃくたびれた。
タンクに砂が入ってるんじゃないかと噂もあったくらい、
古いバイクはすこぶる重かったのだ。

後で聞いたのだが、あの時アタシはこちらで
女性では2番目に限定解除試験を受けたらしい。
なんちゅう田舎じゃ~っとがっくしきたのだけれど、
まだまだ女性ライダー自体が地元には少ない時代だった。
だから少なからずとも女が限定解除試験を受けるのは
いろいろと偏見っぽく見られてたと思う。

で、試験官にネチネチ嫌味を言われ、最初に試験を受けてから暫くは
受けに行くのも腹立たしくて少し合間が空いたけど、
やっぱり諦めきれずに再チャレンジすることに。

行かない間に入ったバイククラブのメンバーも受けに行っていたので
今度はずいぶん心強かったから。
それに受験者はアタシを除いて全部男性、紅一点は目立ちもしたけど
珍しがられて受験者のみんなに励まされた。

当時こちらの限定解除試験の平均合格回数が27回。
試験受けますか、仕事やめますかってくらい、続けて受験し続けなければ
合格できない状況だったので、アタシも仕事やめちゃるかもって覚悟。
みんなそう。
だから余計顔なじみ同士、団結してたなあ。
誰もで情報を交換して試験に臨む。
今日のコースはどうだとか、試験官は誰だとか。

試験官はとにかく皆(落とそうとする試験なので)鬼のようで、
特に鬼といわれていた厳しい試験官がN試験官だった。
返事が小さいだけで「お前っ!とっとと帰れ!!」
と怒鳴られることはしょっちゅう、バイクのエンジンもかけない内から
不合格にされる受験者もいるくらい細かいところまで厳しく採点される人だった。
この試験官に当たった日は合格できないとさえ言われてるくらい。

アタシも最初はN試験官は怖くてあまり近寄れなかったと思う。
毎週受けてたからもちろんN試験官に何度か当たったけれど、
やっぱりなかなかコースを完走させてもらえなかったな。
ただ厳しい言い方だけれどN試験官が減点対象になった部分について
言われることはしっかり頭に叩きこんどかなきゃって思ってた。
それが合格への足がかりだったし。

試験合格に近付いた目安としてコースの完走があったのだけど
コースを完走するようになってもなかなか合格出来ない人もいた。
アタシもその部類らしく比較的早く十何回目くらいから完走してたと思うけど
なかなか合格出来なくて、ある日見かねたらしいN試験官から
呼ばれてほんとに多くのアドヴァイスを頂いた。

呼ばれたことにもびっくりだったけど、それまで厳しいと思っていた試験官が
別人に思えた瞬間だった。
他の試験官が言うにはN試験官は本当にバイクが好きな方で
中途半端な乗り手には厳しいけれど、真剣に頑張ってる人には仏のような人だと。

それを目の当たりにしたのはそれから何度か受けた時だった。

その日はN試験官に当たった。
アドヴァイスのお陰もあって自分でもこなせていると感じている頃だった。
出だしも好調、コースも万全、課題の一本橋・制動・スラロームと
難なくクリアし、残すは本コースの外周のみ。
タイトなUターンをして課題コースから本コースに出る時だ。
「ごぉぉぉ~~ん!!」
コースに鳴り響く音・・・。
タイトに切り込み過ぎてバンパーをガードレールに接触させた音だった。
幸いなことにライディングは全くブレず、走りには問題なかった。

でも、今日の試験は終わった・・・・。
アタシはがっくりして本コースの外周路でバイクを止め、
手をあげて試験官の指示を待った。

もちろんスタート地点に戻れと指示があると思っていたけれど
タワーに居るN試験官はスピーカーで
「どうした?コースが解らんくなったのか?」と聞いてきた。
「バンパーが接触しましたぁ」
と大声でアタシは答えた。
その答えに対しN試験官は
「何?今のは溝蓋の音だろ?溝蓋の音だ、そうだろ」と。

この時アタシが思ったのは、待合で順番を待ってる人達に
バンパー接触したのは解らないわけないってこと。
嘘はつけない・・・。

で、結局もう一人の試験官とN試験官がタワーから降りてきて
アタシのところまでやったきた。
「今のは溝蓋の音じゃなかったのか?」と再度聞くN試験官。
アタシは正直に「いえ、バンパーが接触しました」と答えたので
もう一人の試験官がバンパーを調べると、ガードレールの塗料が付いてた。

「こりゃ接触しとるな」ともう一人の試験官に言われると
N試験官はとてつもなく残念そうに、
「おまえ、今まで減点ゼロだったんだぞ」と漏らした。
その瞬間アタシは涙があふれ出してボロボロ泣いてしまった。

「馬鹿っ!泣くな!」
N試験官の叱咤は今までにない温もりを感じた。
その時しみじみN試験官が仏だと言われるのを実感した。

スタート地点の待合に戻ってみるとやっぱり
みんなにはバンパー接触は解っていた。
そしてその音を溝蓋の音だと言ったN試験官のことも。
それを利用して嘘つかなかったからアタシを暖かく迎えてくれた。
受験者のだれかが
「N試験官は自分が合格のスタンプ押してやりたかったんだな」って言った。

そうか、そうなのか。
それは一生懸命頑張ってきたご褒美なんだろうか。
とにかくそれに報いれなかったことが凄く悔しかった。

帰り際、N試験官が「涙クンはもう乾いたのか?次は合格頑張れよ!」
にっこり笑ってVサインをくれた・・・・。


その頃のことなど忘れていたので、今回思い出せてとても懐かしかったなぁ。
次の週の試験はどうだったかって?
もちろん記念すべき20回、誕生日に合格したわけで。
長い思い出話でやんした。

預かり訓練

2012年05月24日 | こどもたち
1週間ばかりヴァルターは訓練士のところへ
預かりで訓練に行ってました。

2泊程度の預かりは何度もだしているし、
仲良しのイルもいるので上手く過ごしていたようです。

で、久々の再会、こういった時は案外クールなヴァルター。
今回も感動の再会ってことは無く、普段と同じく「ただいま~」って感じ。

ただ、帰ってきた瞬間「あ、顔つきが違ってきた」って思いましたね。
なんだか大人っぽくなったみたい。


ちょっとクールなオトコを気取ってみました。

帰ったその日はアタシの傍で爆睡、クールなわりに
やっぱりお家が安心したんかなぁ。
お疲れさん。


規則正しい訓練生活で少し成長したヴァルター。
訓練の入りもずいぶん良くなったよう。
来月再度預かり訓練に行きますが、その後の成長がまた楽しみです。

山陰訓練王座決定競技会

2012年05月13日 | こどもたち

お天気にも恵まれ、ビオラ一家と大山に
PDの競技会を見に行きました。

ヴァルターは競技会の練習のために前日から
大山にお泊まりでした。

ヴァルはバリケンでまったりとお休み中だったので
訓練士のワンコ、イルをお借りして競技場めぐりしました。
イルを連れて歩くのは久しぶりだぁ。
ちゃーんと覚えてくれてたんだね。


イルは10歳とは思えない元気さですが、
さすがに落ち着いてらっしゃる。
誰に会ってもすぐ馴染んでくれます。可愛いヤツです。
左からイル10歳、ビオラ1歳、メル3歳。

今回は出場する仲間は残念ながらいませんでしたが
見るのもいいお勉強になります。
特に警戒はPDじゃないと見れないものね。


さてうちの坊っちゃんはと言いますと
さすがにお疲れのご様子、家に着いた途端爆睡。
競技会場でもあちこち連れまわされて、
いろんな方に触って貰いましたからね。
今夜はぐっすりお休み下され。

春は眠い~

2012年05月10日 | ひとりごと

仕事で木次まで行ってきましたが、
最近午後はやたら眠くなりますわ。

春眠暁を覚えず?なんだろうか。
たぶん花粉対策で飲んでるザイザルのせいじゃないかなぁ。

生温かくてこういった曇り空は運転してると
特に眠くなるわ~。

性懲りもなくフェイスブックまで始めちまいました。
まわりの流れには逆らえない?
ともあれぼちぼちやっとります。
サイドバーのプロフィールのところにある
フェイスブックをぽちっと押せばいけますよ~。

待ての練習

2012年05月09日 | こどもたち
長い時間待てをかけて待っていられるので
最近ビオラが練習している「見えない所で待つ」
の練習をし始めました。


いつものように伏せをさせて待てをかけ、
ヴァルの見えない所に隠れてちゃんと待てるかどうか。


石の隙間に入ってタイム測定。
ヴァルからアタシの姿は見えませぬ。

見えなくなってもいつも通り待ってます。
時折景色を眺めるように首は動かしますが、
アタシが見えないからと言って不安がることもなく
のほほんと。

ビビりのくせに案外コイツ図太いかも。
5分以上待ちます。
今度はどれくらい待てるかやってみるか?

これで人が来ても動かないというのが目標だなぁ。

子供たちの日

2012年05月05日 | こどもたち
昨日は福山の犬友さんからお誘い頂き、
お宅にお邪魔しました。

ご自宅の隣には広いドッグランがあり、
そこでBBQと犬の交流会が同時に行えるという
素晴らしいロケーション。


ランの前は駐車場、この日は神奈川から来られた訓練士さんを始め
四国や中国各地から30名近く集まりました。

島根支部?のビオラ一家と我が家は一番乗りだったので
みんなが集まるまえに初めての場所なので
ヴァルもランを自由に走らせてもらって慣らしておくことにしました。



後からタキオンやケント&カリュウ親子が入って来ても
上手にご挨拶。
ビオママの餌づけ作戦?みんなすぐに馴染んでくれましたね。


次々とやってくるワンコたち、BBQが始まる前に
自由に遊ばせて交流です。


8月のFCI災害救助犬世界大会の日本代表のアンバーくんも
一緒にボール遊びをたくさんしました。
アンバーくんはボール遊びが大好きで、誰よりも早い~。



BBQが始るとワンコたちはみな車のバリケンに移動。
ひたすら美味しそうな匂いだけ嗅ぎながら
オーナーさんたちを眺めてました。
「何オイシイもの食べてるのよ~」と見上げるビオラ。
メルちゃんは待ちくたびれて寝てます。



BBQがひと段落のあと、再びワンコ入場で今度は写真撮影。
まずはホワイト集団集まれ~。
オーナーも一緒にの集合写真、撮れなかったので
ビオママにまた頂くことにいたしました。
犬も全部で何頭いたんだろう?
今年一番多く集まったんだとか。



遊びの途中で喉が渇いてお水もたくさん飲んでました。
他のワンコや人や子供たちがいても夢中で遊んでたものね~。


帰る頃には
「お母ちゃん、遊び過ぎてぼくちん疲れたの」
おかげで帰りの車では爆睡。

アタシもヴァルも楽しい一日でした。
お世話になった皆さま、有難うございました。

待てができるかなぁ~?

2012年05月01日 | こどもたち
最近ビオラちゃんが目標を決めて待ての練習をしていると聞いて、
さてうちのヴァルたんはどれくらいできるのだろう。

ビオちゃんは5分ママさんの姿が見えなくても
待てするように練習中らしいので、
まずは5分待てるかな~っと時間を計ることに。

前にエスケープした前歴があるのでロングリード付きですが、
伏せして待てをかけ離れてからスタート。


「お母ちゃん、誰か来るよぉ」


普段こんなに長く待たせないので
次のコマンドを待つようにアタシの方をじっと見てる。
おお~集中してるじゃん。
と思いきや2分経過した頃に何か気になったらしく
立ちあがってしまったヴァルター。

見ると二人連れが写真撮りにやってくるところ。
ダメじゃん。

で、仕切り直し。
二人連れが見えるところにいても
再度伏せてちょっと強めに待てかけスタート。

他にも人がやって来て歩きまわってるのが気になるらしく
伏せたままじりじり若干移動するものの
再度伏せと言うと我慢して動かなくなった。
よしよし。

難なく5分クリア。
やれば出来るじゃん、ヴァルター。

もちろん沢山よしよしして褒めちゃりました~。