ぷらすわんの子供たち ~ホワイトスイスシェパードと暮らす~

ホワイトスイスシェパードのヴァルターを中心に日常や競技会などを綴った雑記帳。

すごい、の一言

2007年03月24日 | 映画を観よう
DVD借りて観たなかでマイブームな作品を。
「The Last Trapper」
邦題は「狩人と犬、最後の旅」です。

フランスの監督なのでてっきりフランス語で
アルプスの山々と思いきや、舞台はカナダ、
ロッキーに生きる実在の罠猟師と犬のお話ですな。

いや~、アルーバータ州に行った時、
自然の生態系を守る為にあらゆる努力をしている印象が
強かっただけにね。
森林の伐採で森が失われつつあるのが
カナダさえも深刻なんだ・・・

森が無くなるから動物も住めなくなる。
動物がいなくなれば猟師たちも職を失う。
今はロッキーで罠猟師は数えるほどだとか。

猟師がいたからこそ、生態系のバランスを
保っていけたんだって。
猟をしなくなった今、絶滅の危機にさられる動物や
逆に増えすぎてしまった動物が。

ロッキーで生まれ育った主人公も
これが潮時なのかと思い悩んでます。
ここ以外の生活が本心は考えられないのね。
生活するには(私らには想像を絶する)過酷さがあるのに。

自然の美しさはもう、言葉では言い尽くせないです。
ほんとにきれいで厳しい。
自分はこんなところには絶対住めないだろうなって
解りきってるんだけど永遠の憧れです。

私も冬のカナダでマイナス40度体験したのだけれど
普通そんな日は外に出ない。
1時間も出てると肺が凍って肺炎になっちまいますもの。
舞台はマイナス40~50度よ。
そんなところで犬ぞりで走り回ったり
猟するんだからね~。
そらもう主人公と犬達の生きていく強さと
試練に耐え抜く忍耐力にはもう脱帽もんです。
凄すぎるっ!

犬好きにはちょっと辛いかもしれないけど
犬達も必死に頑張ってる姿にエールを送りたくなります。

画像はカナダ自然博物館の剥製。

うにゃ~

2007年03月18日 | こどもたち
退屈な3号。

1号はファンヒーターの前を陣取って
てろりんと寝こいてます。

お母さんは休みも菓子作りに追われて
遊んでくれません。

つまらん・・・。

退屈なので寝ている1号の頭を
かじってみました。

バシッ!
強烈な猫ぱんちを食らって
3号はクラクラしました。

注・むやみに頭をかじってはいけません。

仕方が無いのでお母さんの足元で
にゃ~にゃ~鳴いてみました。

しかしお母さんは忙しく動き回っていたので
3号は尻尾を踏まれてしまいました。

うぎゃっ!

注・台所では近づかないことです。

さっむ~い

2007年03月07日 | こどもたち
一気に冬に逆戻りですな。
昨日に引き続き、風と雪で寒いですわ。

こんなときは宍道湖沿いを
散歩しなきゃいいのに。
2号は吹きつける風に耳をはためかせ、
さっそうと、いや小走りで(笑)
散歩してます。

こう風が強いと、彼も寒いんだろうな。

2号のお陰で冬の宍道湖の美しさを
見るようになりました。
普通だったら出掛けないもんね、
こんな日は。


振り返れば

2007年03月04日 | こどもたち
この道を戻るのか・・・。

調子よく散歩に出掛けた2号。
橋を渡って遠くまで来たのはいいけれど、
今日は異常に暖かい。
いや、毛皮を着た彼には暑いくらい。

最高気温の予想が21℃とか。
いったい全体どうしたって言うんだ、
この気候。
桜の芽も一気に膨らんだじゃないか。

で、暑さでバテ気味。
そりゃそうだ、昨日まで肌寒かったんだもの。
あさってはまた雪だるまマーク。
何なんだろう、この落差。

天候の変化についていけないのは
ワンも同じなんだよ~。

喉渇いた~。
水のみ場までまだ遠いなあ。

帰り道を思うと脱力感を憶える2号であった・・・。

もう3月か~

2007年03月01日 | 今夜の一冊
春だねえ、もう。
結局冬が冬らしくないまま
終わってしまったって感じです。
タイヤ交換したのに・・・。

また、タイヤ交換するのか。
やれやれ

前回に続いて時間の合間に読んだ本を。
またこんな怖いチョイスしてと言われそうかな。
C・マクファデインの「傷痕」上下巻。

なんともまあ、惨殺な事件なんだけど
怖いというより逆に勇気づけられる
不思議な本です。

今までの陰湿な事件ものは
気が滅入ってなかなか読み進まないのだけれど
この本はあっと言う間に読み終えてしまいました。
テンポがいいです。

どう言ったらいいんだろう、
作者の描きたいのはミステリーより
人の心の繋がりとか絆とか暖かみなのかな。
映像にしたらめちゃめちゃ怖いよ、これ。
でも読んでいても怖いはずの
描写がそんなに気にならない。

怖い思いがしたい方は作者のウェブサイトで
捜査官が被害者の部屋に入っていく場面が見れるらしい。
それはちょっとパスしたい・・・

私は読み始めてすぐに犯人が
解ってしまったけれど
謎解きだけの本ではないので
充分楽しめました。