ぷらすわんの子供たち ~ホワイトスイスシェパードと暮らす~

ホワイトスイスシェパードのヴァルターを中心に日常や競技会などを綴った雑記帳。

ニャンのことやら

2007年07月17日 | こどもたち
先日、天井に近い壁に体の丸っこい
バッタがへばりついていた。
まだ若い。

どこから進入したものやら。

普段なら逃がしてやるのだが、
あいにくその日は製作中のプリザが
あちこちに乾してあったもんだから。

下手にほうきを振り回すわけにゃならんし、
バッタに飛びまわってもらっちゃ大変よ。

で、そのままほっといた。
入ってきたんだから、いずれ出るだろう。

たま~に出現する茶虫がどうなるか、
ちょびっと頭を過ぎったけどもね。

雨続きで窓を開けることなく毎日過ごし
今夜もいつものようにPCに向かうと
狭いパソコンデスクの右隅、
幅5センチしか無いところに
これみよがしになにかある・・・。

見事にプレスされた伸しイカならぬ伸しバッタ。
なんとも哀れな。

『おまえか~!』と言われて
目を逸らしたヤツは言うまでもない。

夏のおすすめ

2007年07月14日 | 今夜の一冊
画像は台風のせいで遊びに行けない2号、
退屈だよ~んの図。
仕方ない、母さんがお話を聞かせてあげよう。

と言うわけで、
夏ならではの一冊をば。

『ゴーストハウス』
クリフ・マクニッシュ作
という本なんですが、子どもと一緒に楽しめる
ちょっと怖くて心に沁みるお話です。

あらすじ
喘息と父親を亡くしたストレスを抱えたジャックは
母親のアイディアで古い家に引っ越してきた。
古い物が大好きなジャックの為に
母親が少しでも息子のストレスを和らげようと
考えたからだった。
しかしその家には不幸な先客たちが住んでいた・・・。


ファンタジー作家の作品だから不思議な話か
ほのぼのした話と思いきや、
人の願望というか執念の恐ろしさがありありと。
確かに幽霊話なんだが。

何が怖いかって、執念やあくどさが怖いねえ。
結果、幽霊になってしまったというだけで
生きてる人でも居そうっていうのが何と言うか・・・。
大人の身勝手に翻弄される子どもたちが哀れです。

子どもの視点で読めば恐らく主人公のジャックと
シンクロして怖さ倍増しそう。
でも読み終わった後には充実感で満たされてるはず。

どうにもこうにも

2007年07月04日 | 映画を観よう
近頃はレンタルが安いんで
ソフト購入はほとんどしないんだけど。

借りて観て、久々に買ってしまったのが
「The Guardian」―守護神―。

単に、潜りモノに弱いのである。
わたしは。


泳げないせいなのか、
恐怖感があるせいなのか。

その昔、ノーチラス号とダイオウイカの戦いを
観たせいなのかもしない。

ともかく海の底という神秘の世界に
みょーに惹かれる。

「Uボート」など、潜水艦ものも
ソフトを買ってるし。

だからと言ってSFや深海ホラーとか
(時々観てるが)好きじゃないんだな。
怖いのはイカン・・

海と言えば男のロマン。
シビアで感動する作品を観たい。

ま、購入した言いワケは置いといて・・。

「守護神」―
要はレスキューダイバーのお話なんですが・・・。

ストーリーはありきたりで結末も予想通りの感じ。
今更のケビンとインパクトのうすいアシュトン、
大丈夫なんだろうか?

と、不安に思ったのはつかの間。
荒れ狂うベーリング海で救助する
リアルで背筋が寒くなうようなシーンがのっけから。

いやもう、どうやって撮ったんだろうと。
凄いですぜ。
舞台がアラスカっていうのがまた。
ほんとに過酷な世界ですな。

ケビン・コスナー、歳食っちゃってますが
かっこエエ。
伝説の救難士なんだな。

レスキューダイバーの装備つけりゃ
誰でも同じなんて言っちゃいけません。

陸に上がらせられた教官時代も(単順なストーリーだけど)
なかなか渋いでっせ。

当然の結末なんだけど、
エンディングにやっぱり感動。
ケビンとアシュトンいい組み合わせだな~。


そう言えば、この映画を観て思い出したのが
「MEN OF HONOE」ザ・ダイバーという映画。
これもすご~くいい作品だった。

こちらの方は海軍のダイバー養成の実話で、
めちゃめちゃ泣けたですよ。

とにかくもうロバート・デニーロの凄さと
キューバ・グッディングJrの演技に圧倒されっぱなし。

お勧めなんだけど、ちょっと重いテーマなので
じっくり観たい人向きかも。
気軽に観るなら守護神の方かな。