今期もいよいよ、研修農園での野菜栽培が始まった。
第1回目の研修では、長ネギ(松本一本ネギ)とじゃがいも(メークイン、男爵)の植付けを行った。
昨年慣行栽培で作った野菜と同じ種類のものを、今年は有機農法で作る。
事前にテキストを読んで、どんなふうにやっただかを確認して畑に行ったのだけど、聞く説明全てが新鮮✨
まずはじめに
じゃがいもの植付け。
事前に種芋を半分にカットして、切り口に草木灰をしっかりとつけて置いた。
こうすることで、種芋の腐敗を防ぐとともに、芋にカリウムを与えることができる。
じゃがいもの畝は、施肥等の前処理は不要。畝の真ん中に深さ15cm、幅15cmの溝を掘る。平鍬の幅に合わせて掘るとちょうど良い溝ができる。
今回はメークイン4、男爵4の計8を植え付ける。この時、芋の切り口を上向けにするか下向けにするかで、生育状態に違いが出る。切り口が上にあるものの方が発芽が容易、一方切り口が下のものは上に向かって根が伸びようとする力が強くなるので、しっかりとした芋ができるというわけだ。
その実験も兼ねて、それぞれの芋を溝の中に上上下下の向きに並べた。
そして芋と芋との間に、カリウムを置き、芋が隠れるくらいしっかりと土をかける。
この後に肥料を入れるのだが、有機肥料をが芋に接触してしまうと腐敗の原因になってしまう。しっかりと土をかけるのはそれを防ぐためなのだ。
肥料は 発酵鶏糞、醗酵牛糞、グリーンサプリを混ぜ合わせたもの。
うん、、いい匂いがする
これらを先ほど蒔いたカリウムの上にひと摑みずつ置いて、上からレーキで土をかけて作業完了✨
写真では非常にわかりづらいけれど、この土の下に芋たちがいます。発芽まで約一月。水はやりません。
つぎに長ネギの植付け。
ネギ苗を植える畝にも前処理はしない。
まずは、深さ20センチの溝を掘り、畝の西側が高くなるよう土手を作る。
この土手にネギ苗をもたれ掛ける。間違えてはいけないのは、土手を作る方角。西側に作ることで日光をたくさん浴びせられる
仕上がりはこんな様子
掘った土手に、ネギ苗を折らないよう一本ずつ丁寧に置いて、根元に土をかける。
そして、稲藁を被せその上に発酵鶏糞をパラリとかける。この鶏糞の匂いを嗅ぎつけてキツネなどの獣がやってくるそうなので、匂いをなるべく抑えるために上から土を被せる。
この作業を月に一回、計4~5回繰り返す。少しずつネギが土の中にある部分が増えていき、太くて立派な、白いところの多い長ネギになって行く。
昨年は、土手の作り方が甘かったのか、他の畑の方に比べて白いところが少なかった。
ちなみにこの土手を作る作業、ラッキーなことに、作業見本として講師がやってくれたと、いうのも私の微妙な鍬使いを見ていられなかったから
畑二年目始まった~
今年はどんな野菜ができるかな。
楽しみながら学んでいきます。
第1回目の研修では、長ネギ(松本一本ネギ)とじゃがいも(メークイン、男爵)の植付けを行った。
昨年慣行栽培で作った野菜と同じ種類のものを、今年は有機農法で作る。
事前にテキストを読んで、どんなふうにやっただかを確認して畑に行ったのだけど、聞く説明全てが新鮮✨
まずはじめに
じゃがいもの植付け。
事前に種芋を半分にカットして、切り口に草木灰をしっかりとつけて置いた。
こうすることで、種芋の腐敗を防ぐとともに、芋にカリウムを与えることができる。
じゃがいもの畝は、施肥等の前処理は不要。畝の真ん中に深さ15cm、幅15cmの溝を掘る。平鍬の幅に合わせて掘るとちょうど良い溝ができる。
今回はメークイン4、男爵4の計8を植え付ける。この時、芋の切り口を上向けにするか下向けにするかで、生育状態に違いが出る。切り口が上にあるものの方が発芽が容易、一方切り口が下のものは上に向かって根が伸びようとする力が強くなるので、しっかりとした芋ができるというわけだ。
その実験も兼ねて、それぞれの芋を溝の中に上上下下の向きに並べた。
そして芋と芋との間に、カリウムを置き、芋が隠れるくらいしっかりと土をかける。
この後に肥料を入れるのだが、有機肥料をが芋に接触してしまうと腐敗の原因になってしまう。しっかりと土をかけるのはそれを防ぐためなのだ。
肥料は 発酵鶏糞、醗酵牛糞、グリーンサプリを混ぜ合わせたもの。
うん、、いい匂いがする
これらを先ほど蒔いたカリウムの上にひと摑みずつ置いて、上からレーキで土をかけて作業完了✨
写真では非常にわかりづらいけれど、この土の下に芋たちがいます。発芽まで約一月。水はやりません。
つぎに長ネギの植付け。
ネギ苗を植える畝にも前処理はしない。
まずは、深さ20センチの溝を掘り、畝の西側が高くなるよう土手を作る。
この土手にネギ苗をもたれ掛ける。間違えてはいけないのは、土手を作る方角。西側に作ることで日光をたくさん浴びせられる
仕上がりはこんな様子
掘った土手に、ネギ苗を折らないよう一本ずつ丁寧に置いて、根元に土をかける。
そして、稲藁を被せその上に発酵鶏糞をパラリとかける。この鶏糞の匂いを嗅ぎつけてキツネなどの獣がやってくるそうなので、匂いをなるべく抑えるために上から土を被せる。
この作業を月に一回、計4~5回繰り返す。少しずつネギが土の中にある部分が増えていき、太くて立派な、白いところの多い長ネギになって行く。
昨年は、土手の作り方が甘かったのか、他の畑の方に比べて白いところが少なかった。
ちなみにこの土手を作る作業、ラッキーなことに、作業見本として講師がやってくれたと、いうのも私の微妙な鍬使いを見ていられなかったから
畑二年目始まった~
今年はどんな野菜ができるかな。
楽しみながら学んでいきます。