おはようござい!
築地場外市場で鮭専門店を営む、通称“しゃけこ”と申します。鮭日記ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は「鮭おにぎりvol.55 丹波の黒豆と時鮭のおにぎり」についてです。
おせちの代表格、“黒豆”に使われる豆は、この時季収穫される。
煮豆を作る、乾燥させた豆が市場に出回るのは、まだひと月以上先だ。
生の豆は、枝ごと束ねられ、秋のほんのひととき、市場にお目見えする。
最高峰は丹波篠山産。ぎんなんほどの大きさで、はちきれんばかりの実は丸く、薄皮が黒い。
煮豆の漆黒が、薄皮の黒色に由来することは、築地に来るまで知らなかった。
ご飯の炊きあがり10分前に、鞘から取り出した薄皮ごとの黒豆を投入し、かきまわさずに、蒸らして仕上げる。
黒豆の馥郁たる香りが、早朝の台所に広がる。
鮭は、脂ののった時鮭。
天然鮭の上品な脂が、味の濃い黒豆に見事にマッチする。
当店のHPも、ぜひ御覧ください。
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昭和食品の「時鮭のお歳暮」
築地 鮭の店 昭和食品
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