おはようござい!
築地場外市場で鮭専門店を営む、通称“しゃけこ”と申します。鮭日記ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は「鮭おにぎりvol.56 こしひかり(福井)・おぼろ昆布・時鮭のおにぎり」についてです。
福井から届いたお米の第二弾は「こしひかり」である。
こしひかりは、もっちりした強い粘り気があり、冷めても固くなりにくい。
店でも早朝握ったおにぎりを昼過ぎに食べる場合は、12時間以上経過してもまったく固くならないこしひかりを使用している。水っぽい柔らかさとは異なる、粘りの強さが魅力だ。
福井産のおぼろ昆布を組み合わせてみる。
おぼろ昆布を巻くと、粘り気の少ない米は、水分を吸い取られてバサバサとしてくるが、コシヒカリなら粘度を保って昆布に負けない。
昆布の原料は北海道産で、江戸時代から北前船と呼ばれる福井の商船は、北海道はじめ北の産物を、日本海ルートで関西に運んでいた。そんな歴史が、昆布商をはじめとする福井の海産物問屋の繁栄につながったそうだ。
鮭は北海道産の時鮭。おぼろの淡い色合いと、時鮭の桜色は、純白な新米と淡いグラデーションを呈し、上品な一品に仕上がった。
当店のHPも、ぜひ御覧ください。
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昭和食品の「時鮭のお歳暮」
築地 鮭の店 昭和食品
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