今、自衛隊の在り方を問う!

急ピッチで進行する南西シフト態勢、巡航ミサイルなどの導入、際限なく拡大する軍事費、そして、隊内で吹き荒れるパワハラ……

宮古島・石垣島などに配備されようとしている、とてつもなく危険な、対艦・対空ミサイル弾薬庫の設置を許すな!

2019年06月04日 | 主張
*宮古島・石垣島などに配備されようとしている、とてつもなく危険な、対艦・対空ミサイル弾薬庫の設置を許すな!




――宮古島・保良地区や石垣島・平得大俣地区に設置されようとしている対艦・対空ミサイル、中距離多目的誘導弾(ミサイル)などの弾体は、とてつもなく危険なものであり、住宅地近辺に設置されるというのは、人命軽視も甚だしい。

陸上自衛隊の火薬類を取り扱った教範『火砲弾薬、ロケット弾及び誘導弾』(武器学校)においては、地対艦ミサイル弾体について、

「異常発生時 誘導弾が火災に遭遇した場合には、水をかけて冷却する。直接火災に包まれた場合には、1㎞以上の距離又は遮蔽物のかげ等に避難する(弾頭が火災に包まれてから、発火、爆発等の反応が起こるまでの時間(クックオフタイム)は約2分間)」という、恐るべきことが記述されている!




有事下の敵の攻撃はもちろん、平時においても火災の発生は避けられないことがある。その場合、1㎞もの遠くへ、わずか2分間で住民はどのように避難するというのだ。

だから、本来、ミサイル弾薬庫は、日本各地では、人里離れた山の中に設置されているのだ。

この宮古島・保良地区のミサイル弾薬庫、石垣島・平得大俣地区への弾薬庫の設置を許してはならない。全国から抗議の声を防衛省・自衛隊へ届けよう!

(陸自教範『火砲弾薬、ロケット弾及び誘導弾』は、情報公開で出された647頁の膨大な文書で、陸自の全ての武器の取扱いの教科書。地対艦ミサイルだけでも十数頁記載されているが、約半分が黒塗り。当該か所を掲載する)


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