Belay:「(綱止め栓などに)綱を(8の字形)に巻きつける
(命令文で)やめろ、よし(=Enough!)」
Capt:“Number one, we’re ready to beam you aboard”
Riker:副長”Belay that order, Captain.”
DVDでの和訳は・・・
艦長「転送準備完了だ」
副長「やはり手動で帰還を」
どんな状況かというと
ライカー副長がシャトルでオダン大使を送っている途中、攻撃を受け、ピカード艦長がライカー達を転送しようとしたのに対し、「転送命令を取り消して下さい!」
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“Belay”とは・・・
元はビレーピンという帆船の帆を止めるピンのこと。板にピン(といっても細くないから棒)が入っており、それに帆を揚げてある索の索端を留めておく。
この索を外すと帆が落ちるようになっており、突風など吹いた際、緊急に帆を降ろす時このピンを抜けば索も解け、帆を畳むことができるんです。
ここから「やめろ、よし(十分だから取り消してよい)」の意になるんですね。
現代においてもすでに帆船は過去のものですが、船上では今も帆船時代のシーマンシップが息づいています。ライカーのこの言葉からも24世紀においてもその伝統が息づいていることが分かりますね~