編み笠の赤いあごひもと藍染衣装が印象的だった
16日・17日で秋田県の羽後町西馬音内の盆踊りと山形県鶴岡の赤川の花火大会へ出かけてきた。
西馬音内の盆踊りは16日が初日で18日までと毎年決まっているのだそうだ。羽後町は人口2万人足らずの小さな町、700年ものあいだ踊り継がれてきた伝統の盆踊り。国の重要無形文化財にも指定されているという。
初めて見る現地での盆踊り・・・踊り会場の通りの両側には観客席も用意されていたので狭さも感じたが、何かしら伝統を感じる雰囲気。そして、何といってもこの盆踊りの特徴である踊り子の表情を隠す編み笠や彦三頭巾(ひこさずきん)をかぶっての流れるような優雅な踊りとにぎやかなお囃子。秋田の夏の夜を堪能した。
盆踊り会館二階に設けられた囃子方の櫓。 太鼓、笛などの楽器に甚句などの歌い手が加わる。写真は始まりの合図、寄せ太鼓
編み笠と亡者踊りの雰囲気を醸し出す真っ黒な彦三頭巾をかぶった踊り手
端縫い(はぬい)衣装。さまざまな柄の布地を縫い付けたのだそうだ
会場のあちこちに篝火がたかれ、妖艶で幻想的な踊りが展開される
異様な雰囲気の彦三頭巾の踊り手
しなやかな美しい指先の動きも魅力の一つだ
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