80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

風来流想記 ― 日々に想う ― (5) 死して 屍 拾うものなし。

2016年10月30日 19時25分42秒 | 考える
隠密同心 心得の条、
死して 屍 拾うものなし。
死して 屍 拾うものなし。


昔、そんなテレビ番組があった。 
「隠密同心」
けっこうおもしろかったがなぁ・・・・。

どこかに DVD が無いかな?
無いだろうなぁ・・・。

それはともかく、
他人の人生に、臆面もなく、土足で踏み込んでいく。
しかも、大抵、本人にはその自覚がない。


相手が何を考えているのか、
ちょっとその気にすれば、分りそうなものだと思うが、
当人は自分に夢中で、他人の眼の色には気づかない。 

私も、小学生のころ、友達の家に上がり込んで、夕食の
時間になっても、ずっと居座り続けていた。

今思い出すと、顔が赤くなる思いだ。


今、自分には金がない。
お前には貯金があるじゃないか。
知らぬ間柄じゃないんだ。
補助してくれて、当然だろう。

最初はいい。
そのうち、要求に慣れてくると、「正常」 が物足りなくなる
当然のごとく、平然と要求してくるようになる。


実際問題としては、金が無いのは確かなのでやむを得ないこととは
言うものの、こちらも 「打ち出の小槌」 を持っているわけじゃない。

そう言えば、「打ち出の小槌」 から飛び出してくる大判小判は
一体どこから持ってくるのだろうか?


世の中に、「当たり前」だの、「当然のこと」 などは、どこにもない。

他人事ではない。 ・・・大反省 !! 

最近、「当たり前のように」 煙草に手が伸びる。
 
本当に、困ったことだ。

たばこ税の納付もいいが、「財布の中身」 も合わせ考えねば。 

そう言えば、また消費税が上がるとか、上がらないとか・・・。
たばこ税もだが、パン、牛乳の消費税、こちらののほうがより深刻だ。  

パン、牛乳を、買う金もなく、
・・・ 死して 屍 拾うものなし。


誰かっ、屍ぐらいは、拾ってくれぇ~・・・!!

風来流想記 ― 日々に想う ― (4) 探し物は何ですか?

2016年10月30日 06時13分59秒 | 考える
10月27日(木) 続き

お互い、相手を気遣っているつもりで、その実、自分の本心を
語らないから、結局は、自分の行動が、相手のためにはなって
いない。
と、言うより、相手の気持ちに反した事、何の役にも立たない
事を繰り返す事になる。
   

相手の気持ちが判らないもの同士が同居して、共同生活を送り、
お互いが相手に何をしたらいいのかが、判らずに戸惑っている
というのが、本当のところなのかも知れない。
  

捜し物は何ですか・・・?  
自分の生き甲斐、あるいは、自分の存在感・・・?


「あんたと彼、本当によく似ているな。」
不意に言われて、ちょっと戸惑う。

「彼」とは、つい先頃、知り合ったばかりのご老人。

・・・って、誰が誰に言っている・・・?

★対象者3名・・・いわゆる、三角関係
 ①当面の話し相手・・・会館では、よく話すが、お互い名前も知らず。
 ②あんた・・・私、いわゆる「風来居士」と名乗る爺さん。
 ③・・・顔見知りのお年寄り。 出逢うとちょこっと言葉を交わす。


全然そんな所はないと思うのだが、見る人が見たら、
どこか似たところがあるのかも知れない。
   

人はいろんな所から、思わぬ角度から、他人を見るものだ。

私は、他人に対して、どうしても自己アピールができない。 
自分の行為に自信が持てない。

たとえば、良かれと思ってすすめても、
ひょっとして断られるのではないか?
結果、断られるのは、自分の全存在を否定されること。
そんな風に感じてしまう。


私が求めているのは、一体 何なのだろうか? 

共同生活とは本当に難しい。
相手を思いやって考えている事が、
結果として、逆に取られてしまう。
 
そんな事がままある。

結局、他人の事は判らない。
だからこそ、強いて、判るための「努力」をせよと言うのだろう。

会館で、隣に座った女性たちは、ずぅぅ~~~っと 話し続けている。
話題が途切れないのだろうか?


全く羨ましいかぎりだ。