80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

風来記事 その1  夢

2016年10月06日 17時31分50秒 | 考える
「M のお袋が、俺を買い上げたぁ~・・・?
 何じゃい、それは・・・?」


タン・・・!!  ロ、ロ、ロ、ロ~ォ・・・。
ペットボトルが風に倒れて、転がる音で目が覚めた。
どうやら、いつの間にか、居眠りをしていたらしい。

何だか、よく分からないが、気分が重苦しい。
今の夢のせいだろうか?

夢は願望の裏返しとか。
ひょっとして、私は他人に飼われたいのかも・・・。
いやいや、もしもそれが裏返しならば、
何かを飼ってみたいという願望だろうか?


ちょっと疲れたてきたのかもしれない。
この所、一人で生きていくのが、辛くなってきた。

父は、もう10年(?)ほど前に亡くなった。
母は、今年、つい先だって亡くなったばっかりだ。

人は、たまたま出会い (誕生を含めて)、たまたま共同生活を続けていく。
そう、たまたま同居中という事だ。

お互いに、いい大人なのだから・・・と、何度、自分に言い聞かせてきた事か。

そろそろけじめをつけなければ、いつまで経っても、人任せ、
人に頼り切った生き方しか出来ない。


・・・って、いずれ、「男の生きる道」・・・ってか。


男ってのは、本来、孤独に生きるべきなのだ。
いつまでも、うじうじと相手の事を気にしているのは、
結果として、相手を一人の男として認めていないという事にならないか?

そう、男たるべきもの、究極的には孤独に生きていくべき存在なのだ。

自分の時間を生きていく。

人は、お互い、うわべ以外のところは、相手にとって、未知の存在だ。
たとえ、それが長く同居し続けた兄弟、家族、連れ合いであったにしてもだ。

そう言えば、私、他人からいろいろやってもらった事は数知れないが、
他人のために何かしてやったという記憶がほとんど無い。

上辺だけの他人との付き合い・・・。

だからこそ、「やりたい事」を素直に表現していく。

やりたい事・・・言い換えれば、不足、不満の表現。
自分が何をやりたいのかを、形にしていく。
その点が、どうも曖昧だから、私は無駄な努力ばかり続けている。

もっと何か、他にやりたい事、やるべきことがあるはずだ。
自分の事ながら、いつも、そんな気がしている。

・・・まるで他人事だ。

で、・・・?