80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

去りゆく時

2018年10月30日 17時39分11秒 | 考える
ふと気が遠くなる。
どのくらい経ったのか?
気が付けば、外は雨。

「この雨では、今日、出歩くのは無理かも・・・。」

この所、毎日のように何かを求め、彷徨い歩く。
何か、本当に信じられるものがあるか?
大体、私は今さら何を求めて生きているのか?

私は、自分の人生、一体どこで間違えたのだろうか?
間違いを他人のせいにしてみたところで、結局、それを受け入れたのは
自分・・・、この私自身に他ならない。


それにしても、「時」とは何と残酷なものなんだろう。
気づいて、やり直そうとしても、「時」は戻ってはくれない。
ただ素知らぬ顔で、私の横をすり抜けていくばかりだ。
過ぎ去った時は、そのまま、永遠に戻ってこない。

今も、この瞬間も、何も言わず、時が私の横をすり抜けていく。
私は何も出来ずに、ただ見送るばかり。
何でもやると、何でも出来るとは、別の問題だ。

今さらだが、母に大感謝!!
何と言っても、私のような手のかかると分かっている小児麻痺の
男の子を、お義理でも育てていけるような人間は、そうそういる
ものではない。

恩返ししようと思っても、すでに先立ってしまった母。
何とも悲しく、虚しい話である。


時とは、その意味でも残酷なものだ。
 

風来居士は悪党面?・・・腹立ち紛れに

2018年10月28日 15時26分59秒 | 考える
先日の事、初めて降りた駅、駅前の交番で、知り合いに教わった道を尋ねる。

所番地を告げたが、調べたあげく、そのような番地は存在しないと言う。
知り合いから渡された書類には、はっきりそう書かれていたはずだが、まあ、
これは何かの手違いなのだろう。

せっかくやってきた場所なので、その辺りを歩いてみようと、礼を言って、出
掛けようとすると、「ちょっと待って下さい。」と止められた。

「失礼ですが、ちょっとカバンの中身を見せていただけますか?」
ほら来た。
この展開は、考えていなかったものの、たまに (私にはよく) あることなので、
「いいですよ。」と応じる。

中に入れておいた小さなカバンを見て、「これは?」と問う。
「通帳類です。」
「ちょっと開けて、中を見せてくれる?」
まるで私の話を信用していない。

少々腹が立ってきた。
こそこそと交番前を行きすぎる人間であればともかくも、こちらは、ただ道を
聞きに入っただけの「善良な(?)市民」なのに、そこまで信用しないのか?

「いや、最近は危険なものを持ち歩く人が多いもので・・・。」

言葉だけは丁寧だが、言い換えれば、「あなたは危険人物だ」と我々は思います
という事なんだろう。
結局、私は信頼されていないという事だ。

もしも、ひょっとして、私が爆弾魔か何かだったとしたら、それを未然に防いだ
警察官として表彰、ひょっとしたら昇進もある。
だが、そんな事を言ったら、道行く人総てを調べなければならなくなるはずだ。

大体、道を尋ねて、その所番地が実在しないからといって、初めて来た私に判る
はずがないじゃないか!!
だったら、はなから交番なんかに立ち寄るものか・・・!!
 

結局、着ていたジャンパー、背広の中身まで調べられて、やっと解放された。

しかしまぁ、よくよく疑われるものだ。
私は、それほど悪党面をしているのだろうか?

結果、その後、歩き回ってみたものの、求める地番は見つからなかった。

最後に、警察の信用のため、一言付け加えるならば、帰りがけに立ち寄った警察署
(本局)では、持ち物検査を強制される事なく、こちらの問いに答えてくれた (答え
は同じ、問いかけた所番地は存在せず) ので、まぁ、少しはすっきり(?)した。



それにしても、この所、やることなすこと、思い通りになっていかない。
何だか、守護神に見放されたような気持ちだ。
 

風強し

2018年10月18日 17時26分52秒 | 考える
風に乗る
両足裏が突然、痙攣を起こした。
あまりの痛さに目が覚めた。

経験のない痛感!!
足をまっすぐに伸ばそうとしても、
逆に、縮めようとしても、本当に痛くて、どうしようもない。
しばらく痛みと格闘したが、なかなか収まらない。

7分ほど立ったろうか、だんだん・・・というより
突然、足裏の筋肉が弛緩したように、
すぅっ~と痛みが引いていった。

一体、何が起こったのだろうか?!
初めての (?) 経験だった。

風強し。
青い空に、冬の風。
街に出たついでに、職安でパソコン検索。

良いのが見つかったと喜んだら、60歳まで・・・。

無論、良いのがあったとて、即 採用されるわけでもないが、
それ以前の段階で、不採用決定というのは、さすがに落ち込む。

「年齢不問とはいえ、70歳ではネェ~・・・。
 いい加減に、諦めたらどうよ。」

そんな声が聞こえてくる。

70歳以上は、想定外・・・か。

働きたくば、自分で仕事を探すか、創り出すしかないらしい。
・・・ム~~ッ !!


(それにしても、何ともあきらめの悪い爺さんである。)
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パイプ煙草

2018年10月15日 16時39分53秒 | 考える
パイプを喫っていて、ふと思った。 ()

いわゆる煙草と違い、パイプの場合は、詰め込まれた葉に、常に新鮮な空気を
送り込んでやらないと、火が立ち消えしてしまう。

パイプの葉は、常に新しい空気 (酸素と言った方がいいかも知れない) を求め
ているが、自ら、燃え続ける為の酸素を吸い込み、また吐き出す力を持たない。
パイプを喫っている人間が、常に新鮮な酸素を送り込んでやる事で、初めて燃
え続ける事が出来る。()

翻って考えてみると、私自身、人間にも、日々、常に新鮮な酸素を送り込んで
やる事で、初めて生き続ける事が出来ているのではないか。

他人に喜ばれる事、他人の心に少しでも残っていく事をやっていきたい。
そのためには、常に新鮮な情報を取り入れていく努力が必要なのだ。

パイプを喫っていて、そんな事を考えた。