シニア的お笑い生活

できれば毎日笑って暮らしたい。

みのりの秋に母を偲んでみたり

2011-10-20 10:45:25 | 日記
わたしの母(養母)は大正14年生まれだったの。

モノが不足した時代を生きた人なので、とにかくいろいろ備蓄していていたんだっけ。

特にお米と味噌。親戚に農家がいたので不自由することはなかったけれど

普段食べるのは古米。何故わざわざ1年ねかせて(笑)、味の落ちた米を食べるのか子どもながらに疑問に思ってたら、あるとき教えてくれた。

「けがじ(冷害などによる食糧難のこと?)の年がいつくるがもしんねがら」って。

食べるものが無い、なんて当時のわたしには想像できないというか、実感がなかった。


「もったいない」というのが口癖で、食が細くてあまり食べられない子どもだったわたし(今の姿からは想像がつかないw)は、「食べ残しは罪」みたいに言われるのが苦痛だった。






今年3月の大震災で、物流が一時滞り「モノが無い」という危機感を肌で感じ

「けがじ」とは違うけど母が言ってたことが、ふっと蘇った。

そして、食べるものに「ありがたい」という気持ちが自然とわいてくるようになった、かな。







んでも今は新米食べてるけどね

いやあ、保存状態の良くない古古米は非常にまずかったなあ


真冬になる前に非常食のチェックはしとくべ、と思っとりますが。

不意の停電に備えて石油ストーブとかまめたん炬燵とか準備したほうがいいのがなー?










最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うちまだ古米 (ぴーな)
2011-10-20 15:07:38
農家の人ほど、新米食うのは後後だよね。避難所生活した仙台の息子も あれからかわったって思った。あれ嫌これ嫌言わなくなったね。
ちっちゃい時豆炭アンカ抱いて寝たわ~今豆炭て売ってんの?
返信する
Unknown (のん)
2011-10-20 15:50:57
親の言葉と冷や酒はあとで利くっていいますねうちのお婆ちゃんもよく(いだわしい)って言って、お菓子半分とかとっておいてました(笑)
返信する
・ぴーなさん (たっちゃん)
2011-10-20 23:00:22
うん。若い人たちがこの辛い経験を、より良い未来への転機にしてくれたらいいなぁって思います。。。

豆炭、懐かしいよね。ネット販売もあるみたいだよ。
返信する
・のんさん (たっちゃん)
2011-10-20 23:01:59
あはっ♪若いのに渋い諺知ってるんだね。
「いだわしい」(もったいない)って懐かしい言葉
返信する

コメントを投稿