セルフマネジメントの技法

仕事を進める上で必要なリソースを管理する技法についてまとめていきます。いわゆるLife Hacks/GTD

会議では、大きい声でゆっくり話す

2008年03月27日 | 会議
■会議では声の大きい人の意見が通る

「会議では声の大きい人の意見が通る」と、悪い意味でよく言われる。
理屈が通っていなくとも、理不尽であっても、そっちの意見が通りがちだということだ。実際、よくそういう場面には出くわすので、改めなければならない……というニュアンスでの警句であろう。

■聰明だからといって人望が得られるわけではない

では逆に、理屈さえ通っていれば、どんな人の意見でも皆の共感が得られるのだろうか。
それはない。聰明な人と、人望のある人は、必ずしも一致しないことは明らかだ。
ファシリテータの資質としてチームの意見をまとめられるかが重要……という観点からは、皆の共感を得ることを一義に考えてしかるべきだ。
声さえ大きければ、皆がまとまるなら、大きい声を出せば良い。

■自信が無い声では共感は得られない

自信が無かったり、緊張したりすると、声のボリュームは小さく、トーンは甲高く、口調は早口になる。そんな声では、チームのみんなの共感は得られない。
会議では、その裏返しで、腹から、大きくて低い声を出してゆっくり話すようにするべきだ。
気持ちの「リラックス」と、身体の「姿勢」を意識するだけでもかなり違ってくるはずだ。

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