セルフマネジメントの技法

仕事を進める上で必要なリソースを管理する技法についてまとめていきます。いわゆるLife Hacks/GTD

綴じノートとバインダーノートの特徴を踏まえて使い分ける

2008年02月28日 | 学習
■時系列

綴じノートとバインダーノートの違いは、コンテンツが時系列によって関連づけられているかどうかという点にある。

日常の思いつきを記録する場合は、綴じノートが良い。書いた日付が前後することがなく、これによって、後から読み返した時に、「この次にこれ」「これの時にはあんなこと」と、連想が広がり、より豊かな発想を得ることができる。

一方で、学習に用いる場合は、バインダーノートが良い。書いた日付に関係なく、論理構造に従ってページを前後させたり、追加削除できるからだ。より詳しく学習したい部分については、ページを増やし、より深い知識を蓄積することができる。

■BlogとWiki

BlogとWikiの違いもこれに似ている。
コンテンツを時系列によって関連づけるBlogは、日々の発想を記録することに向いている。
一方で、論理構造を組み換えることが自由にできるWikiは、学んだ知識を深化することに向いている。

綴じノートとバインダーノートを使い分けるように、BlogとWikiも使い分けるようにしたいものである。

個々の要素を具体化・映像化すると記憶しやすくなる

2008年02月28日 | 学習
■プログラム=データ構造+アルゴリズム

学習は、反復によって個々の要素の暗記を心がけるだけではうまくいかない。

個々の要素がどのように構造化されているか、また、どのように運用されているかを理解することが重要である。

その際、個々の要素を具体化・映像化すると、人間の記憶への定着が図りやすくなる。

駄洒落や語呂合わせを使って数字のような個々の要素を具体化・映像化することは広く行われている。
一方で、要素の構造の具体化・映像化は、あまり一般化していない。
たとえば、ある事象が5つの要素によって構成されているとすれば、それぞれの要素を何かのモノに置き換えるということは行われているが、その先に踏み込む人は少ないということである。
この場合、「5つの要素によって構成されている」という要素の構造を、たとえば5本の指のようなものに具体化し、それぞれの指に何かがブラ下がっている……とイメージすれば良いのである。

優れた学習書は、こうした構造化が十分に練られた目次・コンテンツ構成となっている。とはいえ、本の全てが優良書ということはなく、また、本の主張の全てが自分にとって必要なことということもない。自分なりに構造を再構築する必要がある。

その際は、本を読みながら(または、本を読んだ後)「マインドマップ」を描いてみることである。

モバイル用の単語帳/暗記用ソフトウェアを使って効率を上げる

2008年02月27日 | 学習
■スマートフォン/PDA

W-ZERO3やX01HTなどのスマートフォン(あるいはPDA)を使っている場合には、単語帳/暗記用のソフトウェアを使うことも有益である。

大量のデータを一度に持ち歩くことができることが、この場合のメリットである。
また、PCのソフトウェアと違って、隙間時間を有効に活用することができる。

私が使ってみて、良かったと思えたのは、以下のソフトである。
風ドリル