そのような次第で、市販の「レシート貼るだけ家計簿」に満足できなくなってきてしまったので、自分なりに不満な点を修正したものをMS Wordで作成した。A4判30穴無地リフィルにプリントアウトして使う。
MS Wordのファイルは、
こちら(→
Go)に置いてある。興味をお持ちの方は、適宜ダウンロードの上、費目・仕分けの目安などを、自分なりにアレンジしてお使いいただきたい。
私が工夫した点は、以下のとおりである。
(1)費目名は最初から入力してある。省力化をはかった。
(2)月は、新しい月になったら、全部一斉に置換してプリントアウトする。
(3)レシートを貼るための目盛りの幅を広げた。比較的幅広のレシートにも対応できるようになった。
(4)目盛りの上までレシートを貼り終わったら、左の目盛り欄に貼るようにする。右側は、過去のレシートと重なるが、合計金額を確認するのには支障はない。
(5)使用頻度の低い左側の目盛りは幅・間隔を狭めてある。これによって、1枚のリフィルで3万円までレシートを貼ることができる。
(6・7)3万円を越え、1枚のシートに収まり切れない場合は、(6)の「続く」のチェックボックスに印をつける。また、(7)のカッコ内に1・2……と数字を付ける。
(8)目盛りの下端からの余白を大きくとった。このためレシートが下からはみ出てしまうケースが減った。
(9)予算・実績・収支欄を左側に寄せた。これによって、レシートで隠れる機会が減り、月末に集計する場合の作業効率が上がった。
(10)費目の内訳について、各ページに具体的に載せた。レシートを貼る作業の時に悩むことが減り、作業が手早くできるようになった。
普通のA4用紙にプリントアウトしたものに穴をあけるより、無地リフィルにプリントアウトする方が楽だ。2穴の用紙ではなく30穴の用紙を使うのは、頻繁なページめくりへの耐性を期待してのことである。また、30穴の用紙では、レシートを貼って紙が重くなってしまっても、紙が傾いでバインダーから外れてしまうことがない。
併せて、月々を区分するには、
マルマンのA4判30穴12+1山のインデックス(L875A-99)を使う。
また、レシートの一時保管用に、同じくA4判30穴のクリアリフィルをバインダーにセットしておくと何かと便利である。
必要経費になりそうな本については、別に書名を書き留めておくのが面倒なので、私は、このリフィルに貼り込むのは止めてしまった。そのための本はすべてAmazonで買うようにしている。Amazonの領収書は、書名も載っていて、また、A4サイズなので、その領収書を直接、バインダーに綴じてしまう。