セルフマネジメントの技法

仕事を進める上で必要なリソースを管理する技法についてまとめていきます。いわゆるLife Hacks/GTD

「外郎売」を録画して見直してみる

2008年03月28日 | 会議
■外郎売

「ういろう」といっても、名古屋のお菓子ではない。江戸時代の昔から、現在も小田原の株式会社ういろうで売られている仁丹のような薬である。
この薬を飲んで喉の病気が治まって舞台に復帰できたことに感謝した二代目市川団十郎が、創作した演目が「外郎売」である。

■セールストーク

「外郎売」の台詞は、広く、役者やアナウンサーの訓練として使われている。
文言の内容は……自己紹介、発売元の紹介、薬の由来、薬の効能、その実演、販売案内となっている。薬効として、滑らかに話すことができることを謳っており、早口言葉が多数含まれている。

■第三者の視点で、買いたくなるか?

カメラの前(PCに付けた簡易なもので差し支えない)で、この「外郎売」の台詞を読み上げてみよう。録画してみた自分自身を見直してみたら、どうだろう。果たして薬を買いたくなるだろうか。腹から、大きくて低い声を出しているだろうか。適切なスピードで明瞭に聞き取りやすい声で話しているだろうか。
映像の中の自分から、「ういろう」が買いたくなるまで、練習してみたい。

■朝イチで声を出すと、脳が活性化される

「外郎売」の台詞が頭に入ったら、朝、シャワーを浴びながら、声に出して諳じてみる。目が覚めてきて、あたかも「ういろう」を飲んだかのように、脳が活性化するのがわかるだろう。
会議やプレゼンテーションの前には、深呼吸をして、「外郎売」をやってみたい。話し方に自信が沸き起こってくるのを感じるだろう。

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