セルフマネジメントの技法

仕事を進める上で必要なリソースを管理する技法についてまとめていきます。いわゆるLife Hacks/GTD

「レシート貼るだけ家計簿」の不満な点

2008年07月06日 | マネー
「レシート貼るだけ家計簿」は、素晴らしい。その革新性について、発案者の馬場由貴さんには、敬意を評したい。

しかし、しばらく使ってみて、いくつか不満な点が出てきた……というのも、私の正直な気持ちである。

■毎月費目や予算を記入するのが煩わしい
毎月決まってる費目名や予算額を手書きで書くのが煩わしい。

■レシートの仕分けが覚えきれない
自分で決める原則ながら、あまり頻繁に出ない支出だと、どの費目に入れるべきか混乱することがある。

■途中で費目の変更がしづらい
こんな費目が必要だろうと目星をつけて、とりあえず始めてみるのだが、途中で、やはりこういう費目はいらない/必要だということが出てくる。しかし、本書の場合、冊子になっているので、そうした変更は、年度の途中ではやりにくい。新しいものを買いなおしても大した金額にはならないのだが……。

■目盛りの幅が狭く、右側の欄にいくほど使いづらくなる
一般的なレシートの幅は58ミリ。本書の目盛りの幅は47ミリ、隣の欄との感覚は5ミリ。合わせても53ミリしかない。ただでさえ幅が足りないのに、最近は80ミリ幅のレシートを使う店も増えている。「レシートが大きかったら折って貼る」といえど、実際には「すべてのレシートを折る必要がある」というのは、大きな問題だ。

■目盛りの高さが長く、下からレシートがはみ出てしまう
最近、コンビニなどでは、レシートの下に広告が印刷されたりする。お店によっては、ポイントやQRコードが印刷されたりもする。どんどんレシートは長くなっているのである。本書の目盛りの下端から余白は70ミリしかない。100~200円といった少額のレシートでも100ミリ~120ミリの長さがあるため、はみ出さないことがない。

■費目の合計金額が貼り込んだレシートに隠れて見えない
費目の合計金額を記入する欄は、レシートを貼り込む目盛りの真下にある。前述のとおり、ほとんどすべての項目で、レシートが下からはみ出るぐらいの長さになり、合計金額欄を覆っているので、月末などに集計する作業に支障が出る。


ともあれ、「レシート貼るだけ家計簿」は、初登場以来数年が経過し、年々改良が加えられている。今後も更なる使いやすさの向上を期待するものである。

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