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グランプリ・広島2011 優勝者デッキ紹介

2011-11-18 23:56:23 | デッキ紹介
こんばんは


今回は、10月に行われた「グランプリ・広島 2011」から、優勝者デッキ「白緑トークン」デッキをご紹介


イニストラード発売後た大会を見事制したのは、「白緑トークン」デッキ

クリーチャーを並べてからの「踏み荒らし」で勝負を決めにかかります


ではでは、デッキの中身を見ていきましょう


グランプリ・広島・2011
優勝者 Martin Juza のデッキ


【クリーチャー】22枚

4枚…極楽鳥(M12)
4枚…アヴァシンの巡礼者(ISD)
4枚…ミラディンの十字軍(MBS)
4枚…刃砦の英雄(MBS)
2枚…刃の接合者(NPH)
2枚…霊誉の僧兵(ISD)
2枚…月皇ミケウス(ISD)


【スペル】14枚

3枚…情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク(ISD)
3枚…エルズペス・ティレル(SOM)

2枚…迫撃鞘(MBS)
3枚…忘却の輪(M12)
3枚…踏み荒らし(M12)


【土地】24枚

4枚…ガヴォニーの居住区(ISD)
4枚…剃刀境の茂み(SOM)
4枚…陽花弁の木立ち(M12)
8枚…森
4枚…平地


【サイドボード】15枚

1枚…悪鬼の狩人(ISD)
2枚…最後のトロール、スラーン(MBS)
1枚…大修道士、エリシュ・ノーン(NPH)
2枚…帰化(ISD)
2枚…天界の粛清(M12)
1枚…忘却の輪(M12)
2枚…饗宴と飢餓の剣(MBS)
2枚…戦争と平和の剣(NPH)
1枚…情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク(ISD)
1枚…原初の狩人、ガラク(M12)





と、なっております



このデッキのポイントは、より早く4マナ域に到達することです。


そう、誰もが認めるぶっ飛びクリーチャー「刃砦の英雄」をいかに早く出せるかが勝負のポイントです



「刃砦の英雄」


そして、このデッキの理想的な流れは…


【1ターン目】
「極楽鳥」もしくは「アヴァシン教の巡礼者」のマナクリーチャーを出す

  
「極楽鳥」               「アヴァシン教の巡礼者」


【2ターン目】
マナクリーチャーからのマナも合わせて3マナで「ミラディンの十字軍」や「刃の接合者」を出す

  
「ミラディンの十字軍」        「刃の接合者」


【3ターン目】
4マナで「刃砦の英雄」や5つの能力を持つプレインズウォーカーで有名な「情け知らずのガラク」を出す

  
「刃砦の英雄」              「情け知らずのガラク」




と、なります。


もちろん、その後は5マナで「霊誉の僧兵」「エルズペス・ティレル」が続き、トークンクリーチャーをたくさん出したらとどめの「踏み荒らし」が登場します

  
「霊誉の僧兵」            「エルズペス・ティレル」



「踏み荒らし」






当然、その間に対戦相手もクリーチャーなどを展開してきますので、思い通りにはいきません

そこで、活躍するのが「迫撃鞘」です



「迫撃鞘」


装備したクリーチャーを生け贄に捧げると、そのクリーチャーがプレイヤーかクリーチャーに1点与えることができます。
収録された頃から、高い評価を受けてるカードでしたが大会上位デッキでの活躍は珍しいですね。
今、流行りつつある「イリュージョンデッキ」に対処しやすいのもデッキ入りを後押ししているのかもしれません。

ミラーマッチでは「迫撃鞘」で対戦相手の「極楽鳥」や「アヴァシン教の巡礼者」などを蹴散らした、序盤に役立つカードです。



しかし、このデッキでは"序盤に役立つだけではない"のです。


注目は「迫撃鞘」を装備した、「そのクリーチャー」がダメージを与えるわけです。
「迫撃鞘」が与えるわけではありません。

つまりは、装備した「そのクリーチャー」が絆魂を持っていたら、1点回復出来るわけです

接死を持っていたら…


そう、このトークンは接死を持っているのです





「ヴェールの呪いのガラク」


「情け知らずのガラク」の変身後「ヴェールの呪いのガラク」が産み出すトークンは接死を持っています。


このトークンに「迫撃鞘」を装備させて、生け贄に捧げれば…「破滅の刃」が毎ターン使えるのと同じことですね


「忘却の輪」はもはや、説明する必要もないでしょう



「忘却の輪」


白のデッキには欠かせない、パーマネント除去カード。
クリーチャーだろうとプレインズウォーカーだろうと、なんでも追放出来ちゃいます

3枚しか入っていないと思ったら、サイドボードに1枚ありますね。
「忘却の輪」は何枚入ってても損はしない超優良カードとなります。





そして、サイドボードには「悪鬼の狩人」が見えますね。


「悪鬼の狩人」


これも、「忘却の輪」に似たような感じではありますが、こちらはクリーチャーを追放するカード。
クリーチャー戦や、どうにも対処できないクリーチャー(「スカーブの殲滅者」など)がいる時にサイドインします。


各種剣は対戦相手が使用する色によって使い分けをし、「最後のトロール、スラーン」は打ち消されないメリットを存分に味わえる相手の時にサイドインしましょう




実際のゲームで、Martin Juzaは多くのマリガンを行っています。
どのデッキにも言えることではありますが、初手のカードの見極めがゲームを大きく左右してくると言うことですね。

マリガンするかしないかの判断も、大切になってきます




ではでは、今回はこの辺で

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