マジック ザ ギャザリング

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第2回スタンダード大会優勝者デッキ紹介

2012-07-17 03:05:54 | デッキ紹介
こんばんは

今日は、先日行われた「第2回酒嚢飯袋スタンダード大会」の優勝デッキをご紹介します

今回の優勝デッキは友亮選手の「黒赤吸血人間時々ドラゴン」デッキ
人間は生け贄に捧げるために存在する

徹底分析です


※各カード名の後ろの記号について
収録エキスパンションを表しています。
AVR…アヴァシンの帰還
DKA…闇の隆盛
ISD…イニストラード
M12…基本セット2012
NPH…新たなるファイレクシア
MBS…ミラディン包囲戦
SOM…ミラディンの傷跡



第2回酒嚢飯袋スタンダード大会・優勝
スタンダード
友亮 の「黒赤吸血人間時々ドラゴン」デッキ



クリーチャー25枚

4枚…石大工(AVR)
4枚…嵐血の狂戦士(M12)
4枚…凄腕の暗殺者(M12)
4枚…ファルケンラスの貴種(DKA)
2枚…渋面の溶岩使い(M12)
2枚…ファルケンラスの貴族(ISD)
2枚…オリヴィア・ヴォルダーレン(ISD)
2枚…影の悪鬼(DKA)
1枚…月の帳のドラゴン(DKA)


スペル15枚

4枚…死せざる邪悪(DKA)
4枚…飢えへの貢ぎ物(ISD)
4枚…屋根職人の反乱(AVR)
3枚…高まる復讐心(DKA)


土地25枚

3枚…竜髑髏の山頂(M12)
3枚…黒割れの崖(SOM)
2枚…墨蛾の生息地(MBS)

10枚…山
7枚…沼


【サイドボード】

3枚…流城の隊長(DKA)
2枚…流城の貴族(ISD)
2枚…焼却(M12)
2枚…粉砕(SOM)
2枚…ファイレクシアの十字軍(MBS)
2枚…漸増爆弾(SOM)
2枚…マルコフの刃の達人(DKA)



今回の優勝デッキは「黒赤吸血人間時々ドラゴン」


このデッキは、「ファルケンラスの貴種」「オリヴィア・ヴォルダーレン」の2体の強力な吸血鬼を軸にしたデッキです。

各カードの役割とともにデッキを分析していきましょう


まずはクリーチャーから見ていきましょう。


クリーチャーは25体です。

このデッキのキーカードとなるのが「ファルケンラスの貴種」です


「ファルケンラスの貴種」


4マナにして4/1・飛行・速攻のハイスペック
そして、クリーチャーを生け贄に捧げると破壊されない。
さらに、生け贄に捧げたクリーチャーが人間だった場合は+1/+1カウンターが1個乗ります。

このデッキのクリーチャー数は25枚。
そのうち、人間クリーチャーは半分以上の14枚になります

さらに、人間クリーチャーを一時的ではあるけれど3体も作成してくれるこのカードも欠かせません


「屋根職人の反乱」


どうせ、ターン終了時にいなくなるのなら心おきなく生け贄に捧げられますね


そして、もう1体のフィニッシャーがこのクリーチャー


「オリヴィア・ヴォルダーレン」


「ファルケンラスの貴種」同様4マナであり、4/4・飛行を持つ優良クリーチャー。

さらに、クリーチャーに1点与える事で自分に+1/+1カウンターを載せる事が可能です。


4マナ揃えばこの強力なクリーチャー2体が戦場に登場し、さらにどんどんカウンターにより成長していく
それが、このデッキの強さになります。



そして、4マナ揃うまでに盤面を防いでくれるのがこの軽量クリーチャー達


  
「石大工」               「嵐血の狂戦士」


  
「渋面の溶岩使い」          「凄腕の暗殺者」



「石大工」は・・・


「せっかくだから結魂能力を使ってみたかった


って、言うだけです


1マナで人間ならなんでも良かった。
序盤の壁としての時間稼ぎか、「ファルケンラスの貴種」の為の生け贄要員の人間なだけでしたから

結局、結魂能力は康選手との対戦で活躍したのみでした。


「嵐血の狂戦士」と「渋面の溶岩使い」は言わずと知れた優良クリーチャー。

狂喜持ちの「嵐血の狂戦士」は「石大工」同様序盤の時間稼ぎと生け贄用。
しかし、直樹選手との決勝戦では、狂気能力を達成し、3/3となった「嵐血の狂戦士」2体が試合を決める働きをしました
「渋面の溶岩使い」は墓地のカードを2枚追放で2点のダメージを与える能力は強力ですが、今回は活躍なしでした。


「凄腕の暗殺者」はなかなかデッキに入っているのを見ないカードですが、友亮が大好きなカード(笑)


 「タップするだけでタップ状態のクリーチャーを破壊するって凄くない?」



つまりは、「凄腕の暗殺者」が戦場にいたら、ほぼ攻撃クリーチャーを1体破壊出来る事になります。
このデッキのように、4マナさえ揃えば勝てるデッキにはもってこいの時間稼ぎです。



「ファルケンラスの貴族」


このクリーチャーは、試合を決めるカードではないのですが脇役として大いに活躍
「ファルケンラスの貴種」でクリーチャーを生け贄に捧げるので、そのたびに「ファルケンラスの貴族」の効果発揮
地味にライフを削っていってくれました。



「影の悪鬼」

 友亮:
  「このカードの能力「あなたはそのカードをプレイしてもよい」って言うのはマナコストを払わなくてもいいんだよね?」


 一同:
  「いや…払わないとダメでしょ



 友亮:
  「こいつ使えね~~




そして、最後はこのデッキ名にもあるドラゴンです



「月の帳のドラゴン」


フィニッシャーの吸血鬼軍団が封じられた時の最後の頼みとして入れた「月の帳のドラゴン」

一枚しか入っていないため、当然出場機会は少なかったけれど、康選手との対戦では相手の飛行部隊をぶち破る働きをして勝利を収めました

それ以前に、吸血鬼2体が勝利を収めてくれていたので出る幕が無かったってのもありましたね。


次は、スペルです


まずは、このデッキに欠かせない時間稼ぎ用のカード達


  
「死せざる邪悪」           「飢えへの貢ぎ物」


「飢えへの貢ぎ物」はクリーチャー1体を除去してライフ回復まで出来る、まさしく時間稼ぎカード。
直樹選手との対戦では、連発して存在感をアピール

「死せざる邪悪」は・・・


途中まで「不死」能力を全員勘違い

なぜか、+1/+1カウンターが数個乗った「ファルケンラスの貴種」が平気で墓地から戻ってきてました(笑)

誰も気づかなかったという事でそのままスルーです(笑)



そして、さっきも紹介したこのデッキに欠かせないカードがこれ



「屋根職人の反乱」


「ファルケンラスの貴種」との相性は抜群

もうバンバン決まっちゃいました



そして、なぜか入っているこのカード


「高まる復讐心」

入れた理由は「なんとなく」。

対戦相手の呪文をコピーしようと手札から出したりした試合も(笑)

  一同:
   「自分の呪文だけだからっ




そして、最後は土地です

多色をサポートする土地達。

  
「竜髑髏の山頂」          「黒割れの崖」


「黒割れの崖」の能力を覚えていなかった友亮選手。

最初に手札に来たのが英語版…


  Blackcleave Cliffs enters the battlefield tapped unless you control two or fewer other lands.


友亮「???」

一同「???」

全員「土地2枚以下ならタップ状態で戦場に出るんじゃないかな?」



そして、見事に逆だった(笑)



「墨蛾の生息地」

まぁ、なんというか。

前回の大会でせっかく購入したからね




では、次にサイドボードです

まず目に引くのが大勢いる吸血鬼クリーチャー達。


  
「流城の隊長」             「流城の貴族」


「マルコフの刃の達人」


このクリーチャー達は、人間を対策されていた場合に人間クリーチャーを全て抜いて「吸血鬼デッキ」に変更できるように用意したもの。
実際は、対策されていなかったため出番はありませんでした。



「焼却」

白・青対策のカード。
康選手の使用色とドンピシャで当たったので、フル投入



「粉砕」

ミラディンブロックがまだスタンダード落ちしてないから、アーティファクト軍団が気になるよね。


「ファイレクシアの十字軍」

感染には感染を。
直樹選手との対戦で投入しました。



「漸増爆弾」

今のデッキでサイドボードに入ってないデッキはないんじゃないかというぐらい入ってる爆弾。

当然、トークン対策

康選手との対戦ではドンピシャではまり、ドンピシャでトークン全滅を達成しました





今回は第2回酒嚢飯袋スタンダード大会を制した「黒赤吸血人間時々ドラゴン」を見てみました


メタデッキにはない、個性的なカードが活躍してますね


次は、どんなデッキが誕生するのか

楽しみですね


ではでは、今日はこの辺で

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