ブラウザのシェアについては、ITmediaニュースやINTERNET Watch等、様々な情報系サイトでたびたび取り上げられる話題であるが、この手の調査(というかIEのシェア率)について実は以前からちょっと気になることがある。
ここ半年ほどの間にFirefox人口が大幅に増え、IEのシェアがぐぐっと下がっているのは間違いないと思うが、やはり8割くらいはIEというのが大筋の傾向であるようだ。私のHP(このBlogじゃないよ)のアクセス解析を見てもIE利用者は圧倒的で9割を超える。しかし私は、この数字にどこまで真実性があるか、とっても疑問に感じているのである。
世の中のクライアントPCの大半がWindowsマシンであり、そのWin(98からですかね)にはIEが標準搭載されている。MacもOS8.5(かな?)からOS9まではIEが標準ブラウザだ(これはジョブズがMSから金をふんだくったときにつけた条件なんだから仕方ないとはいえ、頑ななOS9信者のせいでIE使用者が減らないんじゃないかと思うとちょっと悲しい。IE以外のクラシックOS用ブラウザってほんとにお寒い状況だもんなぁ…)。また、これがブラウザではなくメールソフトの場合なら「友達がポストペットを使っているから」というだけの理由でOEを全く使わない、と言う人はいるが(今はもう少ないのかなぁ?)ブラウザの場合そういうケースはなかなか考えにくい。
つまり、世の中の大半のPCに搭載されているブラウザであるIEを使う事を止め、あえてFirefox等に乗り換えるという人は、すなわち「IE以外のブラウザを使う事を自ら欲した人」ということになる。そしてこのような人というのはおそらく、
・IEのセキュリティホールの多さに嫌気がさしている
・もしくは、IEの使い勝手の悪さが気に入らない
・IEの重さが気に入らない
・IEのCSSの読み込みに不満がある
という人が大部分、とくにセキュリティ面からの乗り換え組が一番多いのではないだろうか。だとするとそのような人は、
・IEはセキュリティホールだらけ、という知識を持っている
・別のブラウザに乗り換えればセキュリティの向上に繋がる事を知っている
・別のブラウザをダウンロードし、インストールするだけの知識がある
そして四番目の理由からIE以外のブラウザを使用する人もまた、CSS等の知識に長けた人だと言えよう。
ぐだぐだと書いてきたが、よーするに何が言いたいかというと、「自らの意思でFirefox(等他のブラウザ)に乗り換えるような人」というのは「PCに関する知識をある程度持っている人」なわけで、そういう人ならそもそも他のブラウザを使用する時に「ユーザーエージェントを偽装することを考えはしないだろうか?」ということなのである。
私もShiiraを使用する際にはUAを「WindowsNT/IE6」に設定している。世の中IE基準で作られているページが多いので、「IEじゃないから見れない~」ということがある程度でも緩和されるんじゃないかと、私の場合ほとんど気休めでUAを変えているだけだが、表示の問題だけでなくプライバシーやセキュリティの問題(UAが「MacでSafari」だと誰だかすぐわかるのがいや~ん、IPもばればれ~、とか)でUAを偽装する人だっている。だから、ブラウザのシェアの調査というものがもし「UAを利用したアクセス解析による調査方法」(だけ)だった場合あまり正確なデータにはならないのではないか、ということだ。
まぁ、おそらく大手の調査会社(?)のようなところだとそんな単純な調査ではなくもっと色々な部分、たとえばアンケート調査等多角的に見てパーセンテージを割り出すのだろうけど、実際にはもっとIEのシェアは下がっているんじゃないかなと思うのである。
(長々と書いたわりには、「IEのシェアもう少し下がってくれるとなんか嬉しいんだけど。ってかもう少し低いだろオイ」というただそれだけの内容なんだよなぁこの文章…)
ここ半年ほどの間にFirefox人口が大幅に増え、IEのシェアがぐぐっと下がっているのは間違いないと思うが、やはり8割くらいはIEというのが大筋の傾向であるようだ。私のHP(このBlogじゃないよ)のアクセス解析を見てもIE利用者は圧倒的で9割を超える。しかし私は、この数字にどこまで真実性があるか、とっても疑問に感じているのである。
世の中のクライアントPCの大半がWindowsマシンであり、そのWin(98からですかね)にはIEが標準搭載されている。MacもOS8.5(かな?)からOS9まではIEが標準ブラウザだ(これはジョブズがMSから金をふんだくったときにつけた条件なんだから仕方ないとはいえ、頑ななOS9信者のせいでIE使用者が減らないんじゃないかと思うとちょっと悲しい。IE以外のクラシックOS用ブラウザってほんとにお寒い状況だもんなぁ…)。また、これがブラウザではなくメールソフトの場合なら「友達がポストペットを使っているから」というだけの理由でOEを全く使わない、と言う人はいるが(今はもう少ないのかなぁ?)ブラウザの場合そういうケースはなかなか考えにくい。
つまり、世の中の大半のPCに搭載されているブラウザであるIEを使う事を止め、あえてFirefox等に乗り換えるという人は、すなわち「IE以外のブラウザを使う事を自ら欲した人」ということになる。そしてこのような人というのはおそらく、
・IEのセキュリティホールの多さに嫌気がさしている
・もしくは、IEの使い勝手の悪さが気に入らない
・IEの重さが気に入らない
・IEのCSSの読み込みに不満がある
という人が大部分、とくにセキュリティ面からの乗り換え組が一番多いのではないだろうか。だとするとそのような人は、
・IEはセキュリティホールだらけ、という知識を持っている
・別のブラウザに乗り換えればセキュリティの向上に繋がる事を知っている
・別のブラウザをダウンロードし、インストールするだけの知識がある
そして四番目の理由からIE以外のブラウザを使用する人もまた、CSS等の知識に長けた人だと言えよう。
ぐだぐだと書いてきたが、よーするに何が言いたいかというと、「自らの意思でFirefox(等他のブラウザ)に乗り換えるような人」というのは「PCに関する知識をある程度持っている人」なわけで、そういう人ならそもそも他のブラウザを使用する時に「ユーザーエージェントを偽装することを考えはしないだろうか?」ということなのである。
私もShiiraを使用する際にはUAを「WindowsNT/IE6」に設定している。世の中IE基準で作られているページが多いので、「IEじゃないから見れない~」ということがある程度でも緩和されるんじゃないかと、私の場合ほとんど気休めでUAを変えているだけだが、表示の問題だけでなくプライバシーやセキュリティの問題(UAが「MacでSafari」だと誰だかすぐわかるのがいや~ん、IPもばればれ~、とか)でUAを偽装する人だっている。だから、ブラウザのシェアの調査というものがもし「UAを利用したアクセス解析による調査方法」(だけ)だった場合あまり正確なデータにはならないのではないか、ということだ。
まぁ、おそらく大手の調査会社(?)のようなところだとそんな単純な調査ではなくもっと色々な部分、たとえばアンケート調査等多角的に見てパーセンテージを割り出すのだろうけど、実際にはもっとIEのシェアは下がっているんじゃないかなと思うのである。
(長々と書いたわりには、「IEのシェアもう少し下がってくれるとなんか嬉しいんだけど。ってかもう少し低いだろオイ」というただそれだけの内容なんだよなぁこの文章…)
今日になって初めてコメントに気付き、慌ててDLしました・・・そして使ってみました・・・最高でございます(驚愕)!!ホントにボクの求めていたソフトです!ちなみにすでにβ版はOlderになっていましたが、あえてこれをDLしまして日本語化しました。
本当に感謝、感謝です!!
そうそう、この記事のコメントも・・・
ボクも最近Firefoxに乗り換えました。理由はやっぱりセキュリティの面です。
使ってみるとSafariやIEより速いし使い勝手良いし、カスタマイズもたくさん出来ていいですね。G4専用にコンパイル出来たりするのもいい。
でも、周りはやっぱりIEだらけです。Firefoxなどのブラウザーを推奨してるんですけど、曰くMicrosoftのロゴがついてないと安心しないんですって・・・逆なんですがね(笑)。
しかし、MSのロゴがないと安心できないとは…うちの家族もSONYや松下といった「名のある」メーカーのものじゃないと家電を買いたがりません。ブランド志向というのとはちょっと違いますが「大手ならではの安心感」ってやつで、そういう心境は理解できるんですけどねー。こればっかりはMS製品で一度でも痛い目にあってないと説得は難しいかもしれませんね(そうなってからでは遅いんですが…)。