生協管理職労組いずみの掲示板は民主主義違反

数々の欺瞞、管理人のなりすまし、謎の掲示板「生協管理職労組いずみ掲示板」の考察

破廉恥掲示板と「管理職労組」がたどり着いたところ(1)

2008年09月21日 16時03分02秒 | Weblog
 ながらく「サボタージュ」していた宿題に取りかかることにします。この間、「あきらめることなく」メールやコメントをくださった方々に、お礼と、あまりにも遅くなったことへのお詫びとを申し上げる次第です。

【 さて、最初にお断りですが 】

(1)今回の論考は、何回かテーマに掲げて果たせずにいた「管理職労組ホームページの破廉恥掲示板問題に関る『管理職労組』自らの責任」について検討することを直接的な目的にしています。
 
 この間、「管理職労組」の実態についての考察を踏まえて、ホームページ及び班廉恥掲示板の問題は「みなと出版二十二」の代表者と思われる人物による「労組掲示板の私物化」であり「他団体への介入」と思われることを明らかにしてきましたが、それを「黙認」している「管理職労組」自身の責任についてのまとまった考察は「宿題」となっていました。

 あまり気がすすまない(理由はおいおい明らかになると思います)宿題ですが、約束したことでもあり、責任を果たさなければなりません。

(2)同時に、今回の論考は、このブログの「いったんのまとめ」であり、この論考をもって一生協人のブログは「正式な休止状態」に移行することになります。

 詳細は後述しますが、おそらく「管理職労組」も、そのホームページも、掲示板も、今後何らかの動きがあるとは思えないからです ・・・ もちろん、何らかの動きがあれば、いつでも検討を再開しますが ・・・ 彼らが「寝たふり」をしているなら、私たちは、もっと社会的に有益な活動に時間とエネルギーを投入すべきでしょう。

 「いったんのまとめ」ということになれば、そこには(1)のテーマからの「脱線」もあるかもしれませんが、ご容赦をお願いする次第です。

【 考察のすすめ方は、以下のように考えています 】

(1)まず、面倒ですが、ここまでの経過を概括します。とくに、「管理職労組」掲示板が、何ゆえに「民主主義違反」とか「破廉恥掲示板」とか言わざるを得ない事態になったのか、そのことに関って「管理職労組」とは何だったか、「みなと出版二十二」の代表者と思われる人物の責任は何か ・・・ 等に焦点を当てて考えてみたいと思います。

 2ちゃんねるでの「宣伝」(何しろ話題に取り上げられるだけでアクセス数が増えるので)を見て、初めてこのブログをご覧になる方もいらっしゃるようですし、私のブログの目的が何だったかをはっきりさせるためにも、このことは必要であると思います。

(2)次に、「管理職労組」の責任について考えます。

 「管理職労組」ホームページ上に設置された掲示板に関る問題について、最大の責任者が「管理職労組」及びその代表者(委員長)であることは自明のことです。従って、ここでのポイントは、「彼らの責任とは具体的にどのようなものであるのか」及び「彼らはなぜその責任を放棄しているのか」ということにあります。

(3)最後に、ここまで「たどり着いてしまった」破廉恥掲示板問題について、どのような決着が考えられるのかについて、私なりに考えてみたいと思います。

 「管理職労組」が今後どうあるべきかを論じることは私のブログの主旨ではありませんが、掲示板問題に関る範囲で必要であれば、私なりの意見を述べたいと思います。

 全体で3~4回に分けた考察になると思います。異論・反論、論旨やすすめ方についてのご意見等は、それが民主的ルールを逸脱していない限り大歓迎ですので、引き続きよろしくお願いします。


【 なぜ「生協管理職労組いずみの掲示板は民主主義違反」なのか 】

 それでは、ここまでの経過を箇条書き風に整理してみます。より詳しく内容を知りたいと言う方のために、参考になるブログの記事等も紹介しておきます。

(1)「生協管理職労組いずみ」は、1999年頃結成されました。「労働組合」と名のってはいますが、結成当初から労働組合らしい活動の実態はほとんどないままに、現在は「休止状態」だと思われます。

(管理職労組の実態については、2007年7月31日付けのブログを参照ください)

①そもそもの結成の「動機」は、内部告発者三名の職場復帰にともなう、告発者及びその支援者たちの「擁護」と、旧トップ等に対する損害賠償請求裁判闘争などの活動基盤を確保するためであったと思われます。

②「管理職労組」ホームページに掲げられている「結成宣言」は、それなりの内容をもつものですが、それが実践された実例は確認することができません。この「宣言」に基づいて作成されたと思われる2003年度方針は、その「まとめ」さえされないままに、ホームページから削除されました。

③「管理職労組」の活動事例として確認できるものは、裁判に関わるものを除けば、ニュースの配布(一回?)、要求書の提出(一回?)、団体交渉(二~三回?)… しかありません。

④おそらくは「管理職労組」としての実態を偽装するために2005年度活動カレンダー、2006年度活動方針なるものが掲載されましたが、カレンダーには日付の記載も無く、具体的活動として読み取れるものは退職金規定の学習会とレクリエーションのみ。活動方針に掲げられた要求は「不利益変更になる新人事制度の導入に断固反対」のみという、「お粗末と呼ぶのも恥ずかしい代物」でした。

⑤中心人物であった告発者三名は、全て、いずみを去りました(早くも2003年度に二名、2006年度に一名)。「管理職労組」ホームページには三役メンバーの名前が記載されていますが、そもそも三役を選出する必要がある組織規模とは到底思われません。また、先に述べた活動カレンダーによれば、規約上「月一回定期に」開催されなければならない執行委員会が開催されていない月が頻繁にあります。

⑥そして、2006年度の方針以降は、まとめも方針も掲載されず、ホームページの誤記も訂正されないままです。

⑦要するに「生協管理職労組いずみ」は、すでに(と言うべきか、当初からと言うべきか)実態のない存在なのです。なお、なぜこれを「壊滅状態」ではなく「休止状態」と呼ぶのかについては後述します。

(2)しかし、「管理職労組」ホームページに設置された「掲示板」(2007年5月から「休止」中)については、かつて月平均40件程度の投稿があり、一定の「賑わい」を見せていた時期があるのです。

(掲示板を巡る経過については、2007年5月15日付けのブログを参照ください)

①但し、その「賑わい」にはそれなりの理由があります。例えば、2004年1月~2005年12月の二年間における投稿総数349件の内、「大阪のやっさん」及び彼がハンドルネームの多重使用をして投稿(代表的なものは「プラット」名)したものが133件、他生協の組合員・職員の常連投稿者と「大阪のやっさん」系列の投稿(要するに三名の投稿)だけで全体の6割強を占めており、いずみ市民生協の職員らしき投稿は20件程度(投稿者は8名程度と推定される)しかありません。要するに、「管理職労組いずみ」ホームページの掲示板でありながら、その実態は「大阪のやっさん」の個人的なブログ状態に近いものだったのです。

②2006年1月から「大阪のやっさん」や「プラット」名での投稿内容について複数の投稿者から批判がなされ、そのような批判を回避するために「プラット」名で行った投稿が、「大阪のやっさん」が自身の掲示板に掲載したものと同様であったことから、彼のハンドルネーム多重使用問題が表面化しました。

③「大阪のやっさん」の投稿を読んだ事がない方もいるかもしれないので、少し補足をするなら、私の感想めいた意見ですが、彼には、自分への批判に対して何らかの「事件・問題」投稿を対置するという傾向がありました。その投稿の動機は、悪意からではなく、自らへの批判に対して、「こんな大変な問題が起こっている時に、「仲間どうしの批判」はやめるべきだ」と言うような主旨からではなかったかと思われます。

④おそらくはそのような意図から「大阪のやっさん」は、例えば、いずみ市民生協の理事長が部内報に連載中のエッセイで、靖国神社を訪れた時の感想を掲載した事に対して、理事長があたかも靖国神社に参拝したかのような「捏造」投稿をしたり、職員の重大なプライバシーに関わる投稿をしたり … 様々な問題投稿を行いました。そして、それぞれが掲示板で重大な問題になる中で、更に新たなハンドルネームを使用(この間彼が使用したハンドルネームは22名)しては新たな投稿を行う、それが新たな批判を呼ぶ … このような事態が進行し、2006年4月の投稿総数は290件を数えました。

⑤事実の捏造、誹謗中傷等、およそ労働組合の掲示板とは無縁なこのような行為に対して、是正を求める意見、そのような行為の「要因」でもあるハンドルネームの多重使用の規制を求める意見が寄せられました。私(一生協人)が掲示板に関わるようになったきっかけも、「大阪のやっさん」の投稿に対する批判がきっかけでした。

⑥しかし、そのような意見に対して、掲示板を管理していた「みなとさん」(「みなと出版二十二」の代表者と思われる人物―詳細は後述)がしたことは、「管理人のみ知りえる客観情報を開示しますと…プラットさん、大阪のやっさんは別人物です」という虚偽の流布、是正を求める意見の無視、問題投稿の放置、さらには、自らがハンドルネームを多用(「私も組合員」「気づいた人」「ロム専」「とんぼ」等々)して、是正を求める投稿者を「排除」する投稿を行うことだったのです。

⑦そして、自らのハンドルネーム多用が暴露された事を契機として、「みなとさん」は、掲示板の「新しい運営」なるものを宣言して一生協人等の批判者の排除を行い、高まる批判に対して、最終的には「投稿の事前検閲制」という労組掲示板としてはおそらく前代未聞の反民主主義的措置を敢行しました。私のブログ「生協管理職労組いずみの掲示板は民主主義違反」は、このような暴挙に対する批判を直接的な目的として開始したものです。

(3)2006年5月から開始された「新しい運営」(事前検閲制等)は掲示板の自殺行為とも言うべきものでした。投稿は激減し、その内容は退廃を極め、問題はいっそう拡大していきました。

(「みなとさん」については、2007年8月28日付けのブログを参照ください)

①「みなとさん」は、管理職労組ホームページをリニューアルし、前述の活動カレンダーや方針等を「捏造」(おそらくは)したり、日経新聞や赤旗新聞等の記事を無断掲載(著作権侵害)したりすることで、管理職労組が活動しているかのような偽装を行いました。

②また、投稿の減少を「憂慮」したためか、2ちゃんねるに「大阪のやっさん」らしき人物が「管理職労組」と掲示板の宣伝を書き込んだことから、「掲示板」問題は2ちゃんねる参加者の知るところとなり、「大阪のやっさん」(2ちゃんねるでは「ぼんぼん」)、「みなとさん」などは、2ちゃんねるで「一定の著名な」存在となりました。おそらく、一生協人も同様でしょう。

③掲示板の宣伝を受けて、何件かの投稿がなされたようですが、「事前検閲」で掲載されなかったことから、掲示板と「みなとさん」に対する批判や、それに対する擁護、あるいは「みなとさん」側と思われる人物による「いずみ批判」等の投稿がなされたりと言う経過を経て、現在は「専用のスレッド」が設置されるまでに至りました。

④「みなとさん」への批判は、事前検閲制掲示板には登場する事が無くとも、2ちゃんねるではオープンに行われます。先の著作権侵害への批判、更には、掲示板に投稿させておいて、それを掲載もしないというのは「ソーシャルリエンジニアリング」の一種(webサイトにアクセスさせてそこで入力した情報を取得する手口)ではないかと言う批判や「みなと出版二十二が神戸まつりに参加している」ことへの批判までが投稿されました。

⑤おそらくはそのような批判を回避するために、2007年5月、「みなとさん」は突如掲示板を「休止」状態とし、ホームページの「ちょっと気になる新聞記事」コーナー(著作権侵害コーナー)と、「みなと出版二十二」へのリンク等を消去する「みなと隠し」を行いました。

(あらためて言うまでもないことですが、管理職労組からホームページの管理を依頼されただけの部外者が、ホームページと掲示板を私物化して、言論弾圧や著作権侵害を行っており、しかもその人物は出版を生業としている等ということは社会的批判の対象となることです)

⑥それから一年余りが過ぎましたが、相変わらず掲示板は休止状態であり、ホームページは定年退職した副委員長(管理職労組の連絡先でもあった)の名前が削除され、連絡電話番号が委員長宅に変更されただけで、誤字もそのままに放置されています。

(4)以上がここまでの経過の概要です。有名なUmeken氏のことや、「みなとさん」の正体等については、この後の考察で触れたいと思います。

次回は、「みなとさん」についての補足と管理職労組の責任に話題を移していきたいと思います。