生協管理職労組いずみの掲示板は民主主義違反

数々の欺瞞、管理人のなりすまし、謎の掲示板「生協管理職労組いずみ掲示板」の考察

破廉恥掲示板と管理職労組がたどり着いたところ(7)

2008年11月30日 17時13分55秒 | Weblog
 破廉恥掲示板・ホームページに関る「管理職労組」現三役メンバーの責任について考察をすすめます。

 「管理職労組執行委員会」ではなく「現三役メンバー」という表現を使用するのは、「管理職労組」の実態が、ほぼこの三名に限定されると考えるからです。このブログを立ち上げてから、各職場の友人・知人に「管理職労組」の活動実態の調査を依頼しました。その結果、ここ数年間に「管理職労組」の活動なるものが行われた事実はなく、職場の中に「労組メンバー」がいるという情報もありませんでした。彼ら以外には執行委員も労組員もほとんどいないと考えて間違いないと思います。

 「管理職労組」の代表者は、創立以来委員長を務めているF氏です。以下、「管理職労組」現三役メンバーを〝F委員長たち〟と呼びます。三役といっても、実態は彼ら以外に労組メンバーはほとんど無く、また、彼らにしても何ら労組活動を行っていない実態から、〝現三役メンバー〟という表現はふさわしくないと思われるからです。

【 反社会的行為を放置した責任 】

 私は、前回のブログで、「この問題に対する『管理職労組』の責任とは、『管理職労組』の所有するホームページ上で『みなとさん』が行った様々な民主主義違反を、『積極的に容認』したか、又は、『放置』した責任ということになります。」と述べました。

(注:「みなとさん」とは、「管理職労組」ホームページ及び掲示板の運営管理を委託されていた、「みなと出版二十二」の代表者と思われる人物です)

 前回までのブログの検討を通じて、F委員長たちがホームページ・掲示板にほとんど関っていない(善きにつけ悪しきにつけ)ことが明らかになったと考えます。

 たしかに、F委員長たちは、掲示板管理人である「みなとさん」が行った「誹謗中傷投稿」や「プライバシー侵害投稿」の放置、その要因でもあったハンドルネーム多重使用の容認、そしてその帰結としての言論統制処置等に対して、ホームページ所有者として何ら統制を行いませんでした。

 しかし、その一方でF委員長たちは、「みなとさん」がパペット=マペット的猿芝居まで演じて、掲示板に言論統制を導入しようと孤軍奮闘状態で悪戦苦闘している最中(2006年4月)にも、それを応援することはしなかったのです。

 ここにあるのは、文字通り「放置」です。(「放置」という評価については後ほど再考します)

 もちろん、それが「放置」であっても、「管理職労組」ホームページの最終責任は「管理職労組」及び代表者としてのF委員長にあります。F委員長たちがどれほど「見て見ぬふり」をしようと、この責任から逃れることはできません。

 まずは、彼らが「放置」したことで「社会的にどれだけの迷惑が及んでいるか」を見てみましょう。

【 あってはならない人権の侵害 】

 第一に人権の侵害です。例えば名無し氏の投稿 …

〝××共同購入センター長○×!お前は悪魔のようなやつや。何人のうつ病患者をだすつもりか。やってることは監禁労働犯罪行為や。こんな連中は総代会で叩きましょう。〟(2006年4月17日)

 この投稿の××は実名、○の文字も実名の一部ですから、これは個人を特定させる誹謗中傷です。なお、この投稿でセンター長が行ったと批判されている行為はすべて捏造でした。この投稿は、掲示板初心者氏がそのまま再掲し、また、後日に名無し氏が〝許すな××(実名)のパワハラ悪代官〟等の誹謗中傷の上塗り投稿を行いました。

 対象者が特定可能な条件下で「犯罪者呼ばわり」するこのような投稿が人権侵害に該当するものであること、従って、この種の投稿掲載は十分な事実関係の調査の下に、個人名等の秘匿の配慮を行ったうえでなされるべきものであることは言うまでもないことですが、「みなとさん」はこの人権侵害投稿を、事実とは断定できないということを承知の上で掲載し続けたのです。これは、掲示板管理人の人権侵害行為への加担に他なりません。

(詳細は、ブログの書庫に掲載している「名無し氏の人権侵害投稿と『管理職労組』」を参照して下さい。)

 あるいは、「いずみの新参者」氏(「大阪のやっさん」のハンドルネーム多重使用)の投稿 …

〝(ある元職員は)犯罪行為がいずみを去った理由だとされている。それが事実なら精神的な病気が理由だ。〟(2006年4月13日)

 これは、いずみ内部の人間であれば、誰のことかが特定できる時期・状況下での投稿でした。投稿には「犯罪行為」なるものの内容が詳しく書かれており、本人(彼も管理職メンバーでした)にとっては重大なプライバシー侵害となるものでしたが、「みなとさん」は〝削除すべき〟との指摘を無視して掲載を続けました。

 仮にも「管理職」の労働組合を名のる団体の掲示板で、管理職メンバーに対する誹謗中傷・人権侵害投稿が行われ、それに管理人が加担しているのです。それを放置したF委員長たちの責任は重大です。

【 事実の捏造、誹謗中傷の数々 】

 第二に、事実を捏造(あるいは妄想)した上で、それに対して論評する行為や、自分が捏造した事実を根拠に一方的な批判を行うという文字通りの誹謗中傷行為は、いずみ理事会に対してだけでなく職場の仲間や労働組合、他生協にまで及びました。なお以下の投稿はすべて2006年3~4月の「大阪のやっさん」のものです。

◎〝いずみ理事会では、反対理由も聞かずに多数決で議案を通す。幹部は電話や家まで出向き説得している。〟(3月11日)

◎〝“いずみ生協”の管理職組合員は理事会と正規労組から威圧を受ける立場〟(4月26日「プラット」名)

◎〝いずみでは店舗で売れ残った物を職員、パートが原価で買うのが当たり前〟(4月13日「いずみの新参者」名)

◎〝あの問題は全国の中で大阪のI生協だけが表面化しただけ。京都、神奈川の問題は隠蔽されたまま〟(4月22日「ぼんやり」名)

 すべてデタラメですが、一つひとつ訂正する必要は無いでしょう。この発言が、真面目に活動する理事や、労組(正規・パート両労組が合併して、この時点で正規労組という組織は存在していませんでした)、お店の職員、そして他生協の役職員を愚弄する発言であることだけを指摘しておきます。

 これらの投稿についても、事実に基づかない誹謗中傷投稿は削除・規制すべきだとの指摘がなされたましたが、「みなとさん」は掲載を続けました。

【 投稿者に対する悪罵、誹謗中傷そして言論封鎖 】

 第三に、先述の「事実に基づかない誹謗中傷行為の禁止」や、その誘引でもあるハンドルネームの多重使用等の禁止を求める投稿者に対して、管理人である「みなとさん」自らが、成りすまし行為を行って悪罵や誹謗中傷を浴びせ、最終的には言論封鎖を行ったことは、投稿者の権利侵害であるとともに、「管理職労組」自体の信頼を失墜させるものでもありました。

 例えば、私(一生協人)に対する「みなとさん」の投稿を見てみましょう。

 4月4日に「みなとさん」は「私も組合員」名で以下の投稿を行いました。

〝一生協人様、あなたの毎度おなじみのご高説はもう結構。結局、あなたは枝葉のことしかふれない。…(中略)…この掲示板に参加してきた職員(と思われる)人たちの多くは、組合員あっての生協であるということを一言もふれていない。組合員の私たちは職員さんの生活保障のダシになっているだけなのかとショックの連続だ。…中略…一生協人の主張はその後に何が生まれるか全く見えない。相手をためにするための方便のつかいまくりみたいだ。一生協人様、あなたは生協は組合員のもん、職員は雇い主である組合員に尽くさなあかんということに対してどのようにお考えか?正直にお答えいただきたい。〟

 「みなとさん」の説明では、〝同じパソコンを使用しているとだけ申しあげる〟(つまりハンドルネーム多重使用であるとは認めないが、そうでないとも言明しない曖昧な説明)とのことですが、投稿は兵庫県から、投稿時間は23:47です…これは「みなとさん」本人の投稿で、文中の「組合員の私たち」と言うのはまったくの虚言としか考えられません。

 これまで再三述べてきたように、一生協人が掲示板で主張していたのは「事実に基づかない誹謗中傷の禁止とハンドルネーム多重使用の禁止」だけであり、「みなとさん」はその主張を退けるために、「女装」してまで、一生協人に「論争」を挑んだのです。しかし、これはそもそも無謀な企てでした。

 当然のことながら私(一生協人)は、話し合いのルールは枝葉末節の問題ではないこと、一生協人が枝葉のことしか触れないと非難するなら、その論拠を示す必要があること、等を反論として投稿しましたが、私以外の他の投稿者からも「私も組合員」(=「みなとさん」)への批判がなされたのです。(「2ちゃんねるの住人」氏、「プー」氏等 … 長くなるので紹介は割愛します)

 こうして、行き詰まった「みなとさん」は「私も組合員」名を捨て、「気づいた人」等の名前で一生協人への攻撃を再開します。

曰く、「理事長の名誉を守ることを口実に、自分の気に入らない考え方を持っている人物を徹底的に叩くのが一生協人さんの目的かなと思わざるをえない状況」(4月7日)

曰く、「一生協人さんにとって、いずみ私物化事件で消失した組合員の財産の返還を論じることは『罠』なんだ」(4月14日)  … 一生協人注:「『私も組合員』さんの論点をそらす投稿にはひっかからない」という一生協人の主張の中の「ひっかからない」という言葉尻を捉えた「批判」

曰く、「私物化事件をもみ消そうとした残党のわんわんがまぎれ込んで吠えてたのか」(4月28日)

 このように、「みなとさん」は、掲示板の運営ルールに関わる問題を「いずみ私物化事件」なるものにそらそうとしては、それが果たせないままに悪罵をエスカレートさせました。ついには、「私物化事件で消失した組合員財産に対してどういう立場をとるのか明確にせよ」という恫喝までがなされましたが、そもそも、掲示板の運営ルールについて発言しているだけの一生協人に「踏み絵を迫る」理屈には無理がありました。

 「みなとさん」は「最後の手段」として、「私物化問題にどう対応するかは、生協管理職労組いずみ並びにご支援をいただいている生協関係者の皆様にとって重要な試金石であり、それに対するコミュニケーションを拒否してきた一生協人さんはこの試金石に抵触するものと判断」(5月3日)ということを口実として、一生協人を投稿禁止としました。そして、その反民主的措置への批判の高まりに対して、最終的にすべての投稿の事前検閲制という徹底した「反論封じ」を行ったのです。


 掲示板管理人が、成りすましによって投稿者を悪罵・誹謗中傷する行為も、掲示板の議論の中での一方的な質問(しかも管理人自身が成りすました)に「回答しなかった」事を理由にした投稿の禁止も、重大な権利侵害であることは言うまでもありません。そして、さらに、すべての投稿を事前検閲する … これらは、労働組合にとって、その存在意義にも関わる出来事でした。

【 労働組合を愚弄する行為の数々 】

 第4として、その他にも、「言論統制下」の掲示板(つまりは、そこに掲載されている投稿はすべて管理人の許可をえて投稿されている状態)に、およそ労働組合の掲示板とは思えない退廃的な投稿が掲載されつづけたことや、労組ホームページでの著作権侵害も、労働組合としてあってはならないことでした。

 退廃的投稿の一例 … 「抹殺されるべきは『不備はあったが、不正はなかった』と言っていた今も居座る不正だらけの役員」(2006年7月30日)、投稿者は「掲示板初心者」氏と思われます。

 著作権侵害とは … 「みなとさん」が、「管理職労組」が活動しているかのように偽装するために、ホームページの賑やかしとして、日経新聞や赤旗新聞の記事を無断で掲載しつづけたことです。しかもそれらの記事の多くは、労働組合活動とは何の関係も無いものでした。(一例:2006年10月13日付け日経産業新聞「職場でおやつ、脳に栄養-食後4時間を目安に、マナーは守る必要」詳細は2006年10月29日のブログを参照ください。)

 これらは、真面目に労働組合にかかわっている人々を愚弄する行為と言わざるをえません。

 以上、「破廉恥掲示板」とホームページは、人権の侵害や人々の心を傷つける数々の悪行を重ねてきました。これらを直接的に行ったのは「みなとさん」ですが、これらのすべては「管理職労組」ホームページ上での出来事であり、例えF委員長たちが「知らないふり」をしても、これらの責任がなくなることはありません。

【 すべては「管理職労組の責任」として推移 】

 かつて「管理職労組」ホームページにF委員長名の声明文が掲載されたことがあります。2006年5月27日付けのこの声明には〝労組の内外を問わず、貴重なご意見をいただいていることに感謝し、今後の運動に反映させていただく〟と言う主旨が述べられていました。

 これに先立って、私はF委員長に対して抗議のファックスを送信しており、おそらくはそれを受けての「声明」であると思われますが、仮に一生協人の抗議文は無視しているとしても、掲示板が言論統制に以降した後に委員長名の声明がホームページに掲載されたことは、掲示板で行われている反民主主義的措置を委員長として認識していることを世間に表明したことになります。

 これまでの投稿で紹介したumeken氏による「すべては管理職労組の責任」という発言もあわせて、少なくとも表面的には、これらの事態がF委員長たちの責任においてなされているということになるのですが、冒頭に述べた「放置」との矛盾をどう考えればよいのでしょうか。

 この問題については、次回に、もう少し掘り下げて検討したいと思います。

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ごくろうさまです。 (ウォン)
2008-11-30 21:32:45
いよいよ12月ですね。
ブログの更新ごくろうさまです。ずいぶんと核心に近づいてきたという感じがします。ですが、年内には一定の決着がつくように更新のペースを上げていくことはできないものでしょうか。一生協人さんには、関係ないことですが2ちゃんねるの某スレでは、いまだに不満が渦巻いているようです。彼らに不満の捌け口としてのエサを与えてしまいますので、ご一考いただければ幸いです。
返信する