静岡にて（１４）

この記事を投稿する２日前は、静岡で遊んでいる私がいた。
奮発してお金をおろし、静岡へ向かった。

久々に行けるとなるとなんだか面白く感じる。
常に行きたい気持ちはあるのだが、思い立つというか、行く気というか、
「いざ鎌倉」のようなインスピレーションが無いと、静岡に行かないことにしている。

やはりショーは一流。
システムは１時間４８００円、２時間７８００円で１時間に付き１ドリンクサービスとのことで、後からの変更はきかないとのこと。
久しぶりなので２時間居ることにした。
この店に居るだけでも結構お酒を飲んだような気がする。
１ドリンク５００円。
４～５缶飲んだ覚えがある。

入れ替わりするタレントはファーストタイマーが多く、新鮮な、昔のフィリピンパブの雰囲気を思い出す。
陽気で、ノリが良い。
これで接客してくれれば・・・といいたいところなのだが、少しの時間しか話すことはできない。
また、ワンチャンストライでもあって、印象付けるには強力な「攻撃力」を持っていないと相手に印象付けることは難しい。

相変わらず、「旅の指差し会話帳」はかなりの人気がある。
「ちょうだい」とタイミングよく言う娘もいるし、「見せて」とか「どこで買ったの？」だとかその類の質問は多い。
ただし、日本語でなくてほとんど英語だ。

Ｗｈｅｒｅ　ｄｉｄ　ｙｏｕ　ｂｕｙ　ｔｈｉｓ　ｂｏｏｋ？
（この本どこで買ったの？）

Ａｌｏｎｇ　ｔｈｅ　Ｇｏｆｕｋｕ－ｃｈｏ　Ａｖｅｎｕｅ.
（呉服町通り沿いだよ）

こんな簡単な英会話とも呼べるような会話が私のシートでは飛び交っている。

ボーナスが出たら、クリスマスプレゼントに「旅の指差し会話帳」の英語、タガログを何冊かもっていったら、喜ぶであろうか？
それとも、株式会社パライソというところから月間購読しているＰＨＷやＰＡＲＡＩＳＯを持っていこうか。
そんなことを考えていながらも彼女達が常に持って歩いているファイルにはびしりと書かれたスケジュール表があった。
これを本当の芸能活動というのだろう。



写真も
Ｃａｎ　Ｉ　ｔａｋｅ　ｙｏｕｒ　ｐｉｃｔｕｒｅ？
（写真とってもいい？）
なんていうと、アルＰの巣窟のフィリピンパブとは違って、写真を撮られることを喜んでいるようだった。
なんとこのダンサーの名前は私のフィリピンネームと一緒なのだ。
何故、女性で・・・？と聞いてみたらどうやら、この娘のお母さんがとても好きな名前だったらしい。
うんうん、きれいな娘だ。


この娘もきれいな娘ですね。
「人は見られると綺麗になる」という言葉どおり、綺麗になるものだろうか？
若いのもあるとは思うが、それでも綺麗。

次々と行われていくショーは決して見飽きることは無い。
話が盛り上がったところで、「時間ですけど？」という言葉を聞く。
すでに酔っ払って気分が良かったので迷わずに延長してしまった。

この日はかなり飲んでしまった・・・。
長い人生、こんな日があってもたまにはいいじゃあないか。

日付が変わり、駅に向かう。
その途中、私は真っ直ぐ歩いていなかったと思う。

０２：２８　快速ムーンライトながら　大垣行き
空き席あり。
なんとか座ったまま乗車できた。

０３：２３　浜松着

０４：５０　筆者　目を覚まし、下車。

０４：５５　快速ムーンライトながら　大垣行き　豊橋発

そう、電車の中で眠り過ぎてしまったのだ！
駅員さんが、誤乗車という扱いで普通列車で戻るのならば、乗り越し運賃はいただかないといわれ上り列車を探す。

０５：３９　豊橋駅始発　興津行き　発車。
やはり、人間、睡魔には勝てないようだ。

０６：１０　浜松駅着。今度は起きれた。

０６：３０　自宅着。布団の中で１時間くらい寝て朝ごはんを食べるつもりだった

しかし、布団の中での５分間は布団の外では２時間くらい経っているときがあるように、１時間寝るつもりだったということは、布団の外では６時間くらい経っていたのだった。

いや～二日酔いには、おかゆorお茶漬けが効きますね。
こんなフィリピンライフはいつまで続くのか、楽しみである。