【社会新報】富山県版  from 社民党富山県連合

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参議院予算委で氷見市民病院問題をただす

2008年03月23日 | 新着情報
 社民党の又市征治副党首は21日の参議院予算委員会で質問に立ち、4月から金沢医科大学が指定管理者となる氷見市民病院の問題を取り上げました。

○又市議員
 金沢医科大学が病院の労働組合の役員を解雇しようとして紛争が起きている。厚生労働省は、不当労働行為として是正指導を。


○舛添厚生労働大臣
 不当労働行為の判断は労働委員会が行うが、労働組合員であることを理由に解雇や不利益な取扱いをすることは、労働組合法に規定する不当労働行為に該当する。

○又市議員
 いま法律違反という指摘があったが、大学を所管する文部科学省も法令順守の立場から雇用を継続するよう指導を。


○渡海文部科学大臣
 厚生労働大臣からもあったが、あくまでも法令順守が基本だ。

○又市議員
 金沢医科大学は市民病院を分院扱いすると言っているが、そのようなことが許されるのか。


○文部科学省
 大学が指定管理者になることはあるが、委託を受けた施設を大学の研究施設の一部とすることは認められない。

○又市議員
 指定管理者への移行過程で富山大学などとの連携が破綻し、その上このスタッフ無視の姿勢もあって市民にも危惧が広がっている。厚生労働省としてどのような対策が必要と考えるか。


○舛添厚生労働大臣
 まず地域医療対策協議会を開き、関係者が連携して取り組んでほしい。その結果、国の施策への要望があれば積極的に参加していきたい。

 又市議員はこのほか、下記の点について質問を行いました。
・くらし防衛・内需拡大への転換・定率減税の復活・消費税戻し税など緊急経済対策の不在、および財源としての法人減税廃止について
・不明年金処理の結果と今後の体制、および年金からの高齢者医療費天引き開始について
・道路特定財源制度への反省と当面必要な一定の減税、および道路計画の分権的改革・地方財源確保について
・イージス艦事件・対イラク給油のごまかし・守屋問題など一連の防衛省の体質について

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