2012年 第三十弾の雛 デビュー

今日は、お迎えのお客様がご来店なのですが、あいにくの雨模様で温度も低いです。
秋の繁殖の仔達は殆ど一人餌になりました。
今年も残すところ、１週間強で今回または次回（第三十一弾？）で今年最終になりそうです。

それでは、第三十弾の雛デビューと遺伝についてご紹介致します。
今回は残念ながら、１羽だけです。
卵は５個産んで抱卵していたのですが、途中で見たところ、巣材が偏っていて卵のところにはありませんでした。
気が付いた時点で、すぐに直したのですが、やはり中止卵になってしまった様で１羽しか孵りませんでした。

今回の親鳥です。
♂親：グリーン／ブルー
♀親：SL SFグレイウイング ダークグリーン／ブルー

１羽だけ孵った雛です。

品種：SF SLGダークグリーン／ブルー または SF SLGダークグリーン
性別：♂（遺伝的）
生年月日：２０１２年１２月５日
SPCS No.：１２Ａ１５７ 【近日、販売予定】
リングNo.：SPCS 161S
この仔は、この大きさでもノーマルでは無くSLGと言うことが殆ど色で判ります。
もう少し羽が生えてくると、SLGの特徴である風切羽の掠れが現れますので確定となります。

さて、今回の親鳥ですが、当ファームでも珍しい組合せです。
ノーマル系とSLGを組み合わせると50％の確率でノーマル系になるので、あまり多くありません。

特に♂（雄）をノーマル系にすると、SF SLGの♂かノーマル系の♀になりますので、組合せとしては少ないです。
♂♀が逆の場合は、ノーマル系が出る確率は同じく50％ですが、SF SLGの♂・♀かノーマル系の♂・♀となりますのでこちらの組合せの方が良いと思います。
しかし、性別の判断をする場合は遺伝的な判断が出来なくなりますので、DNA検査が必要となります。

因みに今回の親鳥ペアの遺伝確率は以下の通りです。
6.25% ♂SL SFグレイウイングダークグリーン
6.25% ♂SL SFグレイウインググリーン
12.50% ♂SL SFグレイウイングダークグリーン／ブルー
12.50% ♂SL SFグレイウインググリーン／ブルー
6.25% ♂SL SFグレイウイングコバルト
6.25% ♂SL SFグレイウイングブルー
6.25% ♀ダークグリーン
6.25% ♀グリーン
12.50% ♀ダークグリーン／ブルー
12.50% ♀グリーン／ブルー
6.25% ♀コバルト
6.25% ♀ブルー

現在、まだ抱卵中の親鳥は４ペアおります。
その他に繁殖が終了して巣箱を取ってあるのに、産卵してしまう親鳥が２ペアおりますので、こちらの卵は回収して孵卵器で育てています。
孵卵器も今のリトルママでは細かい制御が出来ず孵化率が低いので、今度はビッグママPRO20 (USB)を買ったので、PCで細かくコントロールする予定です。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
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