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石徹白かぶら漬けあれこれ

2010-11-28 19:37:14 | 畑日記 2010年

もうすぐ11月も終わろうってのにまだまだやり残している仕事がたっぷり。

どうでも急ぐって仕事はおおよそ終わった(大豆の脱穀やハウスの天井ビニール取りなんか)が、その他の片づけはまだまだ終わりそうにない。

石徹白かぶらの漬けこみ作業もまだまだ継続中。僕自身は切ったり漬けたりの作業はしないが、収穫と菜洗いはやる。今日も明日の漬けこみ作業のための収獲と菜洗いを朝からやる。

昨日から雨が降ってきて、寒気も流れ込んでいよいよ石徹白にも初雪か、といった天候のなか一人黙々と菜洗いをやっている姿は正直あまり人には見られたくない。だって、必ず気の毒がられますから。そう思っていたが、こんな寒い日は車ならともかく歩いている人はほとんどいないので、結果的にそう言われることはなかった。

今は毎日のように霜が降りるので、カブの味はドンドン乗ってきて甘く美味しいかぶらになる。これを漬けると本当に美味しいかぶら漬けになる。でも、葉っぱのほうはやはり霜にあたりすぎるとだんだん傷んでくるので、葉っぱも美味しいこのかぶらのためにはモッタイナイ。今のカブは、だから葉っぱを捨てる部分が多いのでカブの割合が高くなる。

このあたりはさじ加減が難しい。

今年作付したかぶらは、多からず少なからず。漬けものの本格的な商品化は今季の出来具合やいろいろ試行錯誤した結果で、来季には立ちあげるつもりです。

だから今はいろいろやりながらデータ取りなどもやっております。

でも、何より大切なのは「如何に美味しいかぶら漬け」を作るか、ってこと。

この漬けものはかぶらと塩しか使いません。だからかぶらそのものの美味しさが何より大切。だから自然栽培のかぶらで、自家採種を繰り返し、それにふさわしいかぶらを育てることが一番重要なワケです。

冬の長い石徹白のような土地では、冬の間の保存食が何より大切。かぶら漬けをはじめとする「石徹白の漬けもの」は石徹白の豊かな文化を象徴するもののひとつでもあるのです。

さて、今年最初に漬けたかぶら漬けは今日で10日目。今のところいい感じで経過しています。木の樽ならではのブクブク泡が出て、いい感じの発酵の仕方(のよう?)で、出来上がりが本当に楽しみです。


今日も読んでいただきありがとうございます。

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