気持ちばっかり焦るからこんなことのなるのだ・・・。
昨日(7/13)の朝のズッキーニの収穫の際、いつもよりコンテナにめいっぱい詰まれたズッキーニを持ち上げようとして、ギックリ腰をやってしまいました。
最初はギリギリのところで回避できたと思って痛い腰をさすりながらそのままようやく収穫が始まった半白胡瓜の収穫を済ませたのですがだんだん痛くなって、朝飯食った後に休もうと思った頃には既に2階に上がるのもキツイという具合に。
おかげで昨日は以降の作業は休み。今朝も多少良くなりかけの状態でとりあえずズッキーニとキュウリの収穫と出荷作業だけはやったけど畑作業は完全にカミサン任せ。やれやれです。
一応午前中に按摩に言って、明日には直るだろうから今日1日はいい子にしてなさい、といわれたので今日も畑には出ず。その代わり、といってはなんですが愛知の方から1件お客さんが観えたので、もう開き直って午後は案内がてら、ゆっくりすることにしました。
そのお客さん、といっても新たに就農を目指す若者で、実は僕が冬にやっていた同じバイト先で知り合った亀井さんとその友人の高橋さんという2名。2人とも岡崎の農業学校で農学の基礎を学んだということで、無肥料栽培のこともご存知でした。ただ、実際の現場というのは見たことがなかったようなので、そういった興味も遭ったようでうちの圃場を、わざわざ豊田からはるばるやってきてくれたのでした。
さすが農学を学んできた2人だけに、うちの圃場の作物を見てどういった状況にあるのかがよくわかる様子。本人たちも言われていたけど、いろんな意味で”驚嘆”していたのは間違い内容です。特にナスの元気の良さを見てとても『無肥料で』『4年間連作で』『接木ではなく自根苗』という風には見えない、『常識ではありえない』と驚いていました。
正直言ってこの驚きようはある意味僕にも驚きです。というのもここまで驚かれたという経験もなかったからなのだが、それが農業学校でナスについてかなり専攻して学んだという人達からでた言葉というのもある。
このブログでも何度も書いていますが、僕が無肥料栽培で新規就農して(つまり有機栽培はおろか慣行栽培の経験もない)を始めて以来、曲りなりのも収穫でき、それなりの収量も得てきて、また毎年よくなってきている実感もあるため、実感としての無肥料栽培の難しさ、あるいは常識”外”の度合いというのがそれほどないと思っている。
確かに失敗はかなり多いのだが、それはたぶんに無肥料栽培が原因でなくてむしろ自分の農業技術の未熟さゆえだと思われる。いや、それは間違いないと思う。
だから今日のようなオドロキを目の当たりにすると結構僕自身驚くし、ちょっと戸惑ってしまうくらいですね。
いずれにしてもお二方にはいろいろな意味で刺激になったようで良かったですね。僕もやはり同業の、しかも目指す方向の同じ友人と話すというのは時間を忘れるくらい楽しいものです。
もう1つ。2人に畑でお見せした”ゆうがお”の花の写真。ここでもっと見やすいようにアップしておきます。っていいておいたのは良いけど結構ボケボケでしたね、すみません。
この”ゆうがお”というのはかんぴょうの原料になるものとは違って、言ってみればイメージとしては”とうがん”に近いものです。
参考→http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/nokai-mt/10101938744.html
ここ石徹白では”ゆうごう”と呼ばれて自家採種を繰り返して家庭菜園で作っているところもあって、僕もそこで種を譲っていただいて今年少々ですが作っています。煮物などにも使いますが、果肉の繊維が非常に繊細で美味です。果実がメチャメチャでかくなるのが困り物ですが、そういう時は若採りすれば良いというアドバイスももらっています。
それにしてもこの花の上品さ!まるで綿毛か何かのように軽く細やかな花びらです。これを見られただけでも育てたかいがあるって物です。収穫にも期待が募りますよ。
今度はもっと写りの良い写真をアップしますね。
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