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何故か最盛期?

2006-10-31 23:55:46 | 畑日記 2006年

さて、今日で10月も終わりとなってしまった。当初の予定で今日でトマトの収穫をきっぱり終了し、いっせいに茎を根元からパシパシ切っていくつもりだったが、特にミニトマトはまさに最盛期!どういうこった?とてもじゃないがこの状態で終わるような度胸はありません。とりあえずもう1週間ほどは延ばすことにしたけど大丈夫かなぁ、雪。周りのホウレンソウ農家のハウスは今日ですっかりビニールが片付けられてすっきり。今や僕のハウスだけが何も変わらず残っている。しかし、一見スッキリしているがこの時期は石徹白では盛んに行われていることが1つ・・・土壌消毒。皆ガスマスクつけて一生懸命毒ガスを地中に注入してそれが抜けないようにビニールで被ってしまう訳だ。・・・とても僕には出来ません。

ご近所やまさに我家(義理の両親)でやっていることなので、あんまりいう気はないけど。それにしてもここまでやっていながら、栽培期間中でないからという理由で、県が推進している”ぎふクリーン農業”では農薬の使用回数にカウントされないっていうんだから、いかに巷ではびこっている”減農薬”ってのがいいかげんかってのがよくわかるわ。



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話は変わってこの写真、イタリアン・トマトの種です。昨年に続き今年も種採りをします。今年は昨年以上に自家採取を広げておりナスも3種類(白ナス、白長ナス、水ナス)を準備している。種採りの様子もオモシロイ、って言うかあまり見たことないと思うのでいつか写真をアップしてみたい。オクラの種採りの前の実なんてかなり意外な様子だと思うよ。


強力助っ人来る

2006-10-28 23:21:00 | 畑日記 2006年

2日前に友人YからTELがあった。今度の週末時間があるので畑手伝おうか、という内容だった。そらぁ、ありがたいが奴の家は僕の実家の近く。ここから車でも片道2時間(高速道路利用)のところだ。それに土日は僕がまた学校や保育園の行事があったりするので日帰りしか頼めないという強行軍になるので躊躇したが・・・ま、本人もかまわないということなので来てもらうことに相成った。

Yはあさ7:30に家に着いたが、聞いて見ると朝3:00起きだったとか。そのままというのもいささか慌しいけど、こちらもその日は8:00から地区のPTAによる資源ゴミ回収があるのでとりあえず畑に連れて行き仕事をたのんだ。

1028_1 まず、やってもらいたいのはここでも散々書いている草を刈った畑の草運び。とにかくこれを片付けて欲しい、ということだけ伝えて自分は学校に行く。今日は天気も絶好調。まさに畑仕事日和なのだが、あまりムリはしないようにとだけ言っておいた。

その後も出荷の準備やらなにやらでまったく自分は手伝えなかったけど5:30には何とかすべて片付いた。うーん・・・ここまで出来るとは思っていなかったのでさすがに感心。それにしてもあの量だし、3時起きで3時間以上バイク(!)を運転して、そのまま昼飯時間除いて約9時間近くぶっ通しでよくやってくれました。またこの後バイクで同じ道を帰るというのに・・・。

1030_3_1 終わった時間が遅かったので写真は翌日の様子。すっかりキレイになった。あとは細々としたゴミと大きな石を除いてからトラクターで均すだけ。これを自分でやってたらまず出荷の続く間はまとまった時間が取れないし体力・気力のこともあってとても1日はおろか3,4日かかっても出来なかったかもしれないので助かりました。

でもね、当人もいっていたが結構楽しんだよね、こういう仕事も。たしかにキツイけど無心になって外で体を使っていると、そのうちナチュラル・ハイになって疲れを忘れる時がある。そうなるとどんどんいけてしまうのだな。体も心もスッキリする。何日も続けれないので僕などはこういうスタイルのやり方はなるべくさけるんだけど、たまにやるならいいと思うね。

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すっかり暗くなり写真を撮ることも忘れてしまっていたため、こんなピンボケ写真しかないが、とにかくご苦労様。帰りは野菜をたっぷり積んでいってもらいました。


秋雲

2006-10-27 21:00:00 | 畑日記 2006年

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相変わらずの晴天続き。さすがに朝晩は寒いが昼間は結構あったかい。おかげで他の野菜が取れなくなってきた中でトマト、ミニトマトはまだまだ赤くなります。とくにミニトマトは遅れていただけあってまだたくさんの青い実をつけている。10月もあとわずかだけど、少しでも多く出したいなぁ。


Iwa-K

2006-10-26 23:34:00 | PickUp CD

知っている人は知っていますが、うちの農園やこのBLOGのタイトルにもある”サユール”て何?と思っている人もいるでしょう。サユール(=SAYUR)とはインドネシア語で野菜を意味します。インドネシア語は日本語や英語と違って形容詞は言葉の後ろにつきます。よって"SAYUR ITOSHIRO”は”石徹白野菜”という意味になります。

僕は今から十年以上前になりますが、1993年から94年にかけてかの地をほっつき歩いていました。元々はDangdut(というインドネシア演歌/ダンス音楽)にひかれてですが、そのうちインドネシア語をしゃべるのが楽しくなり、おかげで帰国直前にはニセ・インドネシア人に成れるほどだったといわれていました(誰に?)。しかしこんな経験も今になってもマレイシア人との交流に役に立つとは(マレイ語とインドネシア語は言語的には同じ)・・・ホント何がその後の人生に役立つか、なんてわからないっすね。

であるからしてここでも早くインドネシア・ネタを使いたいのだが、はっきり言って新鮮なネタはない。なぜなら最近の音は何も聞いていないからだ。確かに今様R&B調のPOPもいいんだが、CD買うほどの興味はないし優先順位はかなり下。Dangdutも僕が在インドネシア当時でもすでに面白いのは少なかったので新録もいまいち興味が湧かない。そんな中唯一といってもいい、新録の登場を切望しているのがIWA-K。

Vini_vidi_vunky

Iwa-K ; Vini Vidi Vunky (APC GMC 01-4)

今のとここの2002年にでた"Vini Vidi Vunky"が最新作となるわけだけどいまだに良く聴く。この夏も仕事場でのヘビーローテーションでかかっていた。この作品は特にジャカルタの夜とイメージ的にすごくあっているように思う。というかこれを聴いているとフト、夜のジャカルタにいるような、そんな感じさえする(本当は野菜の袋つめをしているんだが)。

彼はラッパーだが僕にはむしろ”おしゃべり”の延長といった感じに聞こえる。僕はラップは聴かないけどそれでもこの人を聞けるのはラップを求めているからではないからかもしれない。もともとこの人のデビューのきっかけは久保田麻琴のインドネシア関連の作品やSANDIIの作品に参加したことがきっかけだった。その時に同じく参加していたGUEST BANDといまだに一緒に作品を出している。僕はGUESTが参加しているほかのインドネシアの歌手の作品は知らないんだが、彼らの作る音は僕大好き。新しくもない手法なんだろうけどとっても馴染む。1つ面白くなのが1CDに必ず1曲は英語詩の曲があること。でも、きっとやりたいんだなぁ、英語で、というのも感じるので許す。

思えば僕がインドネシアにいた頃はちょうどIWA-K(イワ-カー)がインドネシアでデビューした年だったのだ。その前から先の久保田麻琴関係のCDでIWAの名前は知っていたので、友達になったインドネシア人からこの曲が好きだといって出された"KU INGIN KEMBALI"カセットをみてビックリして、”俺、この人知ってるよ。日本で有名だモン”とウソをいっていた。

今のところ確認しているのは5枚のCDと1枚ベスト盤が出ている事だけ。多分これでIWAのアルバムはすべてだと思うけど。BESTはやはり"Vini Vidi Vunky"。完成度は非常に高いと思う。これは本当はもっと聴かれて良いアルバムだと思うのだが、一般の評価は例のごとく情報ないので知りません。ベスト・トラックはスンダ語(?)で歌われる"Lir illr"。好みでは"Kram Otak""Mesin Imajinasi""Ku Ingin Kembali""Topeng"が順位。

下にそれらのアルバムの写真を載せておきます。新しいものから古いもの順。

Mesin_imajinasi

Iwa-K ; Mesin Imajinasi (Mscd 0198)

1998年の4枚目。ちょっと中だるみっぽい感じもあり。そのためかこれまでの3作はボンバ・レコードによる国内盤が発売されていたが、これはでなかった。おかげでしばらくはその存在を僕も知らなかった。

Kram_otak

Iwa-K ; Kram Otak (BOMBA BOM 535)

1996年の3枚目。ついに一皮剥けた感が強かった3枚目。音の感触がグッとざらついたものになりIWAやGUESTのやりたいことが初めて出来たのではなかったのではないか。これもかなり聴いた1枚。

Topeng

Iwa-K ; Topeng (BOMBA BOM2062)

1994年の2枚目。前作と比べグッとへヴィな感じになったが、まだいまいち借り物っぽい感じが残るか。今ひとつ印象に残らない仕上がり。

Ku_ingin_kembali

Iwa-K : Ku Ingin Kembali (BOMBA BOM2057)

1993年の1枚目。ヒットした"Ku ingin Kembali"もポップ・バラードといった趣で全体的にポップな感触が強い。でも、それはそれで楽しめる。GUESTの音つくりもまだまだ当時の音楽状況に配慮して(?)か、久保田プロダクションで発揮していたとんがり具合は影を潜めがち。それでもインドネシア初のラップ・アーティストとしてのキャリアはここから始まったわけだ。ベスト・トラックは跳ねるピアノとスライド・ギターをバックに軽くコミカルにラップする"Menu Hari Ini"かな。



もう一つ、僕がIWAが気になっている理由がある。彼と僕は同い年ということ。だから彼にはこれからももっとやって欲しいのだ。


草刈デー・・・7

2006-10-25 22:52:15 | 畑日記 2006年

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ながながかかっていたけど昨晩ようやく草刈ほぼ終わった。今日も奥の用水路沿いとその上のガードレール沿いを刈ったのだがあまりにも暗すぎて写真は取れませんでした。当面マレイシア人たちは本業が忙しくてこちらの応援には来てもらえそうにないので少しずつでも自分で運び出さねばならなくなりそうだ。

去年はここにハウスが立っていたのだが咋冬の大雪ですべて潰れてしまった。Dvc00012 ハウス自体は場所を変えて立て直したのだけど、ここの潰れたハウスの残骸の撤去は結局8月まで終わらなかった(今も少し残っている)ので結果的には何も作付け出来ずにきた。来年は勿論、作付けするのだが一体何をここで作ろうか結構悩みます。今のところは丸ナス白長ナスで1/4。今年もうまくいかなかったがキャベツやそうめんかぼちゃなどでもう1/4使うくらいは考えたが、残りをどう使うかなかなか決まらない。トウモロコシなんかは手っ取り早いけど、無肥料転換3年目で良いものが出来るかどうかまだまだ疑問。今年は結局2500本ほど植えてまともに出荷できたものは200本ちょっとの惨敗だったから、来年はもう少し絞りたいし。

今日の天気予報で3ヶ月予報をいっていた。例のごとく暖冬だといっているが本当だろうか?特に岐阜の山間部は雪が少ないというが・・・。昨年の二の舞だけは避けてくれよな。