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屋根の雪下ろし

2010-12-30 20:53:27 | 石徹白,イトシロ&itoshiro

明日の大晦日から明後日の元旦に掛けて大雪の恐れ・・・という話なので、ここ数日家の周りと屋根の雪下ろしをやっています。今はまだそんなに心配するほどでもない(でも充分ある)が、ここでまた一気に降られてしまうと後が大変になってしまうし、そのあとに一気に晴天が続いて変に溶けたりすると、雪が一気に重くなってこれまた雪下ろしがさらに難儀になります。

昨日は家の周りの雪をどかしました。今日はおじいさんの納屋と僕の使っている車庫/納屋と家の屋根の一部の雪下ろしをしました。

昨日から年末年始期間ということでスキー場のほうも駐車場仕事になった。こちら朝が早いのですがお昼にはおわるので午後はしっかり雪降しに時間を割けました。


101230_135430 こちら僕の使っている車庫。ここは一階の屋根からはしごをかけることができないので地面から長はしごでそのまま二階に上がります。これが実にコワイ。もちろん倒れないように途中は紐で縛っていますが、一番慎重になります。

実はこの家、見ての通りですが元は普通の家ですが、そこの壁と床と数本の柱を取り除き、車が入るようになっています。

そういう構造なので、あんまり雪が積もると倒壊の恐れがありそうでいつも心配している。なにせ個人的な一番高い財産の車が入っているワケですから。


101230_135225 コチラはその2階の屋根からの写真。

この下で子供たちが雪山で遊んでいました。本当はスキー場に行きたかったのですが、行こうとしたら突然ふぶきだしたので止めて家の前で遊ぶことにしたようです。

この雪山で遊ぶのが子供達はとても大好きらしい。穴を掘ったり、ベットや机を作って自宅(?)のようなものをこしらえたり、もちろんケツそりで滑り降りたりと暗くなるまで遊んでいます。

大人は雪なんてとっくにあきあきしてて、雪は少なければ少ないほどイイ、と僕のような雪国育ちでない人間でも思っていますが、子供はそうではないのですね。生まれてからずっと石徹白で育っているうちの子でも雪が大好きです。もちろんうらやましい。

このまま5時過ぎの暗くなるまでぶっ続けで3屋根雪下ろししたのですっかり草臥れてしまった。雪降し後の写真も撮り忘れていました。

明日からの大雪予報、少しでも外れてほしい。何事もほどほどがいいんだから。


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スキー場バイト

2010-12-29 19:19:03 | 石徹白,イトシロ&itoshiro

御無沙汰しておりました。

      101226_124624_2

クリスマス・イブから降り始めた大雪のおかげで、うちの目の前にあるスキー場「いとしろシャーロットタウン」が12月26日より営業を始めました。

昨年、週末のみだったが駐車場の改札でバイトをしておりましたが、今年は土日祝祭日は昨年同様駐車場勤務、+平日はリフト係の仕事もいたします。

この写真はオープン当日(26日)の様子です。あれから毎日のように雪が降っており、今日はかなり吹雪ました。こうも吹雪かれると道中の除雪も遅れたり、毎年のようにいる”チェーンなし”の”スタッドレスなし”、おまけに”2駆”で、FF車なのに後ろタイヤにチェーンを巻いてしまうようなタワケがいたりしますので、道も詰まってしまうことが多々あります。

それでも、昔は毎日のようにスキー渋滞していた峠道でしたが、ありがたいことに、いや本当はありがたくないのかもしれないが、かつてほどスキー客がいないこともあって、上記のようなトラブルが起きない限りはスキー渋滞も随分少なくなりました。

石徹白には3つのスキー場がありますが、この「シャーロットタウン」は一番奥にあるこじんまりとしたスキー場です。小さいながらも起伏に富んだコースは初心者だけでなく、上級者でもわざわざここを選んで来てくれるお客さんにも気に入ってもらっているようです。また小さいお子さん連れの方々にもちょうど良い規模のスキー場でもあります。

・・・そういうワケで、ここしばらくはスキー場でバイト生活です。機会があればぜひお越しください。お待ちしております。


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2010 Best Albums

2010-12-18 15:40:33 | PickUp CD

すでに4年目となる当ブログの年間ベスト・アルバム。


このブログに来てくれる方のうち、7割は野菜関係の興味の方で、2割は音楽関係、1割くらいは両方ともに関心のある人、と勝手に見込んでいるんですがどうでしょうか?

いまだに、これは農業のブログなのか音楽のブログなのか?、だとかこんなマニアックな音楽のことを一緒くたに載せていたんでは野菜に興味がある人にはマイナスだ、とか農家としてのプロ意識が足らない、だとかお前はよくわからんとか、あ、最後のはかなりあたっていると思うが、そんなことをおっしゃる方々もいるんだけど、まぁ所詮商売抜きのサイトなんでねぇ、これは。商売用は別個にサイト2つ(「農園サユールイトシロ WEBショップ」は販売目的、 「農園サユールイトシロの情報BOX」は情報開示目的)を運営してますので、そちらのほうをよろしく。

で、以前からたびたび書いてますけど、僕は単なる野菜バカではないので、野菜や農業のことばかり書いているブログは僕っぽくはない。それよりも農業を縦軸に、同様に関心のあることを横軸に織り交ぜながら綴っていくのが、当たり前のやり方なんですね。横軸になるのは石徹白のことであったり、政治のことであったりもするわけですが、音楽についての話が多くなるのは、自称”本職=音楽ファン、aka 音楽バカ”なので。世の中こういう百姓ブログがあってもいいんじゃない?


というワケで今回の記事も約3割の方は、きっと楽しみにしてくれていることと思います。・・・思いますが!やっぱり今年は、というか今年も非常にキビシー1年間でして、なかなか音楽関係に使えるお金がなかったですねぇ、さみしい話しながら。

しかし聴いてみたい、いや聴くべきだろう!音楽好きならば!、といったモノだけでも今年中に入手しておかねばと思い、そういったCDはここ1,2ヶ月で入手したので、今回セレクトしたものの半分くらいはそういったCDが占めちゃいました。結局のところ、今年入手したCDの大半がここに並んでいるので、なんかベストというには憚れるのだが、今年もこうして15枚選ぶことが出来たと、言うだけで十分ではないか、とも思うしだいです。

そんなワケで選んだ今年の10枚+5枚。

選ぶ基準は例年通りで

  1. 2010年度購入盤
  2. 新録/リイシューは分けない
  3. 発売が2010年以前でも購入が2010年度のものは含む


傾向も何もないですが、今年はエル・スール以外であまり買わなかったこともあり、いきおいワールド関係が多数占めました。あとやはり今年はジョーバターン来日とスティーブ・ジョーダンの逝去が大きなウェイトを占めましたね。


       Carta_espiritual

Esteban Jordan ; Carta Espiritual(Tejano / Conjunto)

ここ数年は毎年、いや毎月のように素晴らしいミュージシャンの訃報に接していたのだけど、エステバン・スティーブ・ジョーダンの突然の死の知らせには驚いた。いや、予てより癌との話は聞いていたので突然ではなかったはずなのだけど、その知らせの後からもこうして20年ぶりのニューアルバムを発表。さらにはこれも久方ぶりの、しかも初の国内盤でアシエンダ・レーベル時代の名盤が2枚もCD化されるという、盛り上がりを(一部で?)見せていただけに、余計にショックだったのだ。

その新譜。なぜか国外流通はしない。アメリカ国内でもなかなか買いやすいネット・ショップでは見かけないという状況で、非常に入手が難しかったのですが、このままではイカン!と業を煮やしてついにダイレクト・オーダーto San Anton!で手に入れてしまいました。決済方法に問題ありなのであまりおススメではできませんが。

内容は先日こちらでも書きましたが、70になっても癌を患っていてもやはり変わらない、オーソドックスかつマンネリとは無縁のスティーブ・ジョーダン・サウンド。驚愕のアシエンダ時代の名盤2枚の国内盤「Ahorita」&「Turm Me Loose」ともども合わせての評価ということです。

それにしても・・・、今となってはこのジャケットだけは涙を誘う。

Feed_the_flame   Ethiopiques27 

Spencer Wiggins ; Feed The Flame : The Fame and XL Recordings (Southern Soul / Deep Soul)

③Ethiopiques 27 / Centennial of the First Ethiopian Music Recordhings  ; Azmari Tessema Eshete (Ethiopia)

この2枚も年末ギリギリになってようやく手に入れた。とはいえ、スペンサー・ウィギンスのほうは発売から半年ほど立ってしまったのだけど、テセマ・エシェテのエチオピークの方は12月にはいってから突然EL SURのサイトに乗ったのを見て衝動買いしたもの。

スペンサー・ウィギンスはもう殆ど同率で1位みたいなもんだ。4年ほど前にでたGold Wax録音のCDが出たときも相当興奮したけど、でもLPは持っていたし、内容も大体知っていた。でも今回のFame&XL録音については初めて聞く曲が殆どだし、これまで権利関係の問題でCD化が難しく、幻の存在になっていたものだったのが、英ACEレーベルの地道な努力のお陰で、こうして素晴らしい形でリイシューされたのだから、実にメデタイ。

方やテセマ・エシェテのほうはなんと古いものは1908年録音というもので(これはエチオピアのみならずアフリカ音楽としては最初のレコーディングでもあったそう)、マシンコと呼ばれる1弦フィドルを弾きながらエチオピアらしいコブシ回しで歌う。本当に日本の語り物の様にも聞こえる。100年の時間と空間を越えて響くその歌声はとても魅力的だ。これがフィールド・レコーディングのような類ではなく、ドイツで行われた商業録音だったというのもスゴイ。またこういったSPを見つけ出してくるその努力と言うか、執念というのか、何よりそれがスゴイと思う。それはCDブック形式になっている豊富な写真を掲載したブックレットの充実度合いにも現れている。

この2枚のCDに共通しているのも、単なる商売を超えた、素晴らしい音楽遺産への愛情であって、それをもっとも相応しい形(パッケージと言ってもいい)で世に広めたい・残したいという情熱ですねぇ、やはり。見習いたい。

Eh_fi_amalDomisiani_the_king_of_history

Makali_one 

④Fayrouz ; Eh Fi Amal (Arab / Lebanon)

D.O.Misiani And Shirati Jazz ; The King Of History : Classic 1970's Benga Beats From Kenya (Kenya / Benga Beats)

Mashombe Blue Jeans ; Makali One (Zambia / Kalindula)

実はフェイルーズはコレが初めて買ったCDになる。もちろん昔から名前は知ってたし、何曲か聴いたことはあってもどれを買ったらいいかわかんなく、切っ掛けがなかった。しかし今年出たばっかりのこの「Eh Fi Amal」はウードなどのアラブ楽器主体に、ジャズっぽいバックも織り交ぜながらも、そこに重すぎなくもしっとりしたフェイルーズの歌がはまっている。とてもいい。最近のシャバービーなんかのイケイケなアラブ・ポップスにどうにも付いていけなくなっている僕でも、こんな落ち着いて聴けるアラブ・ポップスはありがたい。

レバノンに本当の平和が訪れるまでは、という理由でジャケットの写真はずっと無表情で冷たい感じのポートレイトだったという話を聞いたことがある。今回のジャケットはどうだろう。うっすら微笑みを湛えたようなその表情。彼女には苦難が続くレバノンの将来に光明が見えたのだろうか?

ケニアのルオ人の間で人気のあるベンガ・ビートというスタイルの音楽の第一人者であるD.O.ミシアーニ。昔アースワークスから出ていた80年代の音源の編集盤があって、今でもライスから出ているが、こちらはさらに遡って70年代の音源。ケニアって案外見落とされている気がするのだけど、僕は好きなんですよね。ベンガ・ビートもターラブも、昔の出稼ぎコンゴ音楽も。

このマションベ・ブルー・ジーンズもブンブン跳ねるベースが特徴的なバンドでなかなか気に入った。それ以上に自作/手製の楽器を作って自分らの音楽を演奏し楽しんでいるザンビア人が羨ましく思ったのもちょっとあった。どっちが良いとかじゃないけど、今の自分達には間違いなく出来ない事だから、やっぱり羨ましい。

Mrnewyork_and_the_eastside_kids_4PhotoCornelio_reynaPhoto_2

Joe Bataan ; Mr.New York And The East Side Kids (Boogaloo /Latin Soul) 

⑧初音家賢次 ; 旅立て俊徳丸 (河内音頭)

⑨Cornelio Reyna ; Cornelio Reyna (Tejano / Norteno)

鄧麗君(Teresa Teng) ; 勢不両立 (China / 広東語・?語)

昨年はミニ・オールスターズの奇跡の来日公演を見ることが出来ず、悔しい思いをしたけど、今年のジョー・バターンのほうの奇跡の来日公演を見れなかったことのほうが数倍悔しかった。その熱い思いのたけだけはブログで散々吐き散らかさせてもらった。ジョー・バターンのCDは来日が決まってから、このシリーズを書くために何枚か買ったが、このCDはブログで取り上げたときはまだLPしかなかったのですが、その後無事入手したもの。やっぱり"The Prayer”は名曲ですね。これでCDがそろっていないのが「Poor Boy」と「Sweet Soul」だけになった。別にどうでもCDで買いなおさなければならないわけでもないけどね。

ここ数年、年に1枚は河内音頭も良盤が出るので楽しみなんだが、今年でたこの初音家賢次という人の作品も驚いた。昭和34,5年というから今から40年ほども前の私家録音を元に新たなバックトラックとをリミックス。男くさい(荒っぽいというワケではない)唄とリズムがハードボイルドな雰囲気すら感じさせる!こんなのアリなのか!?アリなんですねぇ・・・。

さえないオヤジジャケで一躍有名になってしまった感のあるコルネリオ・レイナ氏ですが、彼の地テキサス周辺ではアコーディオン奏者のラモン・アラヤとのコンビでかなりの人気を保っていた大物シンガーだったようです。ちなみにリトル・ジョーもカバーしていた。それにしても「Get Rythem」以降のライ・クーダーを髣髴とさせる歌声が情けなさ感を増すようで、正直なところ元気の無いときはあまり聴けない音楽でもあったけど。

最後は迷った。迷った挙句に選んだのはテレサ・テン。やはり今のような日中関係の折には、みんなテレサ・テンでも聴いてみるのも良いんじゃないかと・・・。いや、良いですね単純に。凄く落ち着いて聴けるんですが、オレってそんなに疲れているのか?歳のせいか?でもこんなイイ唄が味わえるようになったのなら歳を食うのも乙ってなもんだぜ。1980年発表のアルバムの2004年発売の紙ジャケ&黒盤CD。テレサ・テンの紙ジャケCDもこれで3枚目になった。コレも地道に集めていきたいCDシリーズであります。

<特別賞 (左) 石徹白民踊 ; 石徹白民踊保存会> (民謡 / 自主制作CDR)

Itoshiro_minyo_0001 

RecuerdosStepping_tiger    

  • LessenceEmotional_rescue

    <次点・・・4点>

  • (中上)Little Joe & La Familia ; Recuerdos(Tejano/Orqesta)
  • (右上)Jackie Mittoo ; Stepping Tiger (Reggae/Dub)
  • (中下)Cubano ; L' Essence (Haiti/Compas)
  • (右下)The Rolling Stones ; Emotional Rescue (Rock)

<特別賞・・・今年、地元の民踊保存会が録音した“正調”石徹白民踊とでもいった、歌のみ、伴奏は無し。録音の様子は「石徹白ニュース」でも載っていました。僕自身は石徹白民踊なるもの、歌えもしなければ盆踊りも満足に踊れない身ではあるけども、地元も人たちだけで、これくらいのものを作り上げてしまう、情熱とパワーに敬服する。誰かこれで魅力的なリミックスでもやってくれんかな、俊徳丸みたく!? 以下、参考までにサンプルトラックです(mp3ファイルで1分ほどにカットしてます)。>

  1;夜搗き唄  2;いりこ挽き 3;よいとそりゃ 4;しっちょいちょい

<次点1・・・唯一、毎年この場に登場する(と言う事は毎年毎年何がしか購入している)リトル・ジョーですが今年も精力的に活躍していたようです。リイシュー盤も2枚出したし、新録アルバムもこうして出している。今回は趣向を変えて、スティール・ギターやフィドルといったリトル・ジョーには珍しいアコースティック楽器とスモールコンボ、でもメンバーはファミリアのメンバーによる非常に回顧調の趣の内容。まぁ特筆してすばらしいわけでもないけど、毎年の様にこうしてニュー・アルバムを出す事だけでもリスペクト!>

<次点2・・・僕はレゲエは余り聴かない。でも、その中でジャキー・ミットーだけは例外。ジャキー・ミットーもそうだが、レゲエ・ミュージシャンと言うよりスカ時代からのスカタライツのようなジャズ系ミュージシャンは割りと好き。でも本作とそのちょっと前に出た「The Money Makers」を買ったもうひとつの理由は、絶対にすぐ廃盤になって手に入らなくなると思ったから。>

<次点3・・・これは某オークションで買った、スカシャのボーカリストのソロCD。1980年代前半、黄金時代のコンパが目いっぱい楽しめます。これ以降なかなかコンパのCDは見つかっていないです。>

<次点4・・・十代後半の貴重な時期の大半をストーンズを聴く事に費やしてしまった経歴の持ち主の僕ですがCDの買い替えはまだ殆どしていない。なぜならコレまでのリイシューCDはいまいち触手が伸びなかったからなのだが、ここに来て良好なリマスター&紙ジャケという仕様で出てきた。そろそろ買い時か!と思ったが、、残念ながら欲しいときには金はなし。だから1枚だけ。ストーンズの数あるアルバムの中でコレを1位に推す人は殆ど居ないだろう。勿論僕も1番は「メインストリートのならず者」だ。でもそれと同じくらい、このアルバムは好きだし評価もしている。つーか、「・・・ならず者」の頃のストーンズと「エモーショナル・レスキュー」の頃のストーンズは全然違うしね。>


ここ数年のデラックス・エディション・ブーム、といって良いのかビートルズやストーンズ、ちょっと前でもブルース・スプリングスティーンなどの重厚な仕様なBOXセットが沢山出ている。こうしてみてみるといよいよロックも大掛かりな総括の時代の最終局面に入ったのかと思わざるを得ないですね。それとも業界が単なる食い扶持稼ぎのための最後の重箱の隅を突付いているだけなのか。どちらにしてもそれほどロックにこだわりのない聞き方をしてきたこともあるので個人的にはあんまり興味がそそられるような現象ではないですなぁ・・・。

そんなこといいつつも、自分の年間ベストをみてみりゃ、すでに故人の作品とか超ベテランの新録or旧録ばかりが並んだラインナップ・・・。新味の無い内容だなぁ、さすがに。


来年の目標は、今年聴くことが出来なかったレユニオン音楽に手を出す事だな。後は1枚でも沢山聴けるようになること。これで十分だ。

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便利さを追求できない土地だからこそ

2010-12-17 00:29:00 | コラム

庭師バイトを終わって今日1週間ぶりに石徹白に帰ってきた。

さぞかし雪も積もっているだろうと、弥富にいる間に見ていた天気予報などの様子から思っていたが、実際は道路にはまるっきり残っていないのはともかく、屋根にも5cmくらい残っている程度で、あまりの少なさに拍子抜けでしたね。


ところで今回1週間ほど石徹白を離れて、いわば街中暮らしをしていたわけだけど、なんか年々街の価値観に違和感を覚えるようになってきた、あるいは街の人の変化に自分がついていけない感が強まってきたように思える。

特に思うのが、人がお互いを縛りあったり管理しあったりする傾向が強い。言ってみれば如何に間違いやトラブルや危険なことが起きないようにするか、とにかく問題の芽になりそうなことはとにかく摘んでいかなければならないといった意識だと思う。それはクレーマーだとか、モンスター・ペアレンツといった人種によって生み出されたとも言えるし、ある意味それらを生み出す要因にもなっているんだろう。少なくとも、そういった価値観を助長していることは間違いあるまい。

郡上にもそういった種類の人も確かにいあるが、決して主流ではないし、そういった考え方は〝行き過ぎだ”という意見のほうが一般的だと思う。

でも街ではすでにそういったものの見方や、そういった価値観のほうがむしろ主流な気がする。

僕が子供のころは全然問題とされもしなかったことでも、今は”あり得ない”ことということは多い。

今の日本人はお互いに自分たちの首を締めつつ生きているような気がずっとしている。わざわざ生きることを難しくしているような気がする。

そして、おそらく多くの街の人も、もちろん田舎の人も、そういった世の中の動きに辟易しているし、この行き過ぎを止めたい、出来れば時計の針を逆回しにしたい、とも思っていると思う。

でも、なぜそれができないのだろうか。

結局のところ、便利や効率といったものを追い求めることが、上記のような結果を招いているのだと思う。

石徹白のようなところは、便利や効率を追求するには物理的にあまりにも不的確な場所だったことによって、そういった価値観の世の中から切り捨てられた、あるいは、られようとしているワケだ。だから、幸か不幸か、昔ののような価値観、つまり便利さを追求することによって失われた価値観がいまでも残ってきたと言える。

これを文化ともいいかえれる。

しかし、文化は人の栄えるところでしか根付かないし、残らない。

石徹白の文化は存続は、人の価値観の変質よりも人口の減少を食い止めることにこそ掛っているのだ。

逆説的にいいかえれば、石徹白で石徹白らしく生活していけば、おのずと石徹白の文化は継承されていき、それは人として生きやすい世の中であるのではないだろうか。


*来年度は本格的に研修生を受け入れる計画です!自然栽培をサユールイトシロで実践してみたい人はもちろん、上記の独り言に何かピンと来ることがあれば、一度ご連絡ください。


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友人との会話のなかで

2010-12-14 22:48:37 | コラム

先週金曜日から、ここ数年来恒例になっている幼馴染の庭師の下でのアルバイトに精を出している農家のサユールです。皆さんご機嫌いかがでしょうか。

     101213_105152_2

あんまりこんな事書いてると、石徹白で農家やるにはこんなバイトもやらなけりゃいけないのか、と思われるかもしれないですけど、ま冬場にバイトでもせにゃいけないのは現実かもしれないけど、何も出稼ぎしなけりゃいけないわけでもないので誤解しないで下さい。


実家があるのは愛知県の弥富市というところですが、まぁ比べても意味無いんですけどやはり暖かいです。こんなところに居れば石徹白がどんなに大雪になっていたって想像できなくなるのも無理ないわな。スキー場にノーマルタイヤで平気で来るタワケたちの気持ちも少し分かる。

こうして実家のほうに長期滞在するのは僕だけ、つまり単身赴任ですけど、こんなときは地元の友人とも久々にあって互いに現状報告をしあったりするのは楽しみでもあります。特に40にもなればお互いいろいろなことがあったりするワケですから、それはそれは悲喜交々な話も出てきたりする。僕は僕で、今の仕事の現状や将来の展望、石徹白で今やっている取り組みの事など、どれほど伝わっているかは自信ないけどそれでもちゃんと聞いてくれるので、ついついいろいろ話してしまう。でも話していながら、最後は自分に言い聞かせるような感じになるのは、知らずと相手に話す事で自分の中の考えをまとめているからなんだろう。

友人もみななかなか厳しい環境の中がんばっているのですが、いつも思うのは大変な中でも自分の役割、と言うほど大げさに言わなくても自分の出来る事を一生懸命やっていくポジティブさが大切なのだな、ということ。

僕の場合は立派な野菜を世の中にお届けし、石徹白の将来のために行動し、素晴らしい音楽をブログで紹介する事。

来年もしぶとくやっていこう。


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