サユールイトシロ研修生受け入れ制度のお知らせ

先日予告しましたとおり、今年から当農園で研修生の受け入れを開始しようと思います。

研修制度とはいっても、私自身もともと独学に近い形で始めた農業ですのでこれが正しいというものも、特別な技術を持っているわけではありません。持っているのは６年間の自然栽培での経験とその前２年間の慣行栽培の勉強期間での経験です。

もちろん基本的な栽培知識や作業方法などの指導は出きますが、しかし、それ以上に大きいのは、６年間ですが自然栽培をおこなってきた”場”があることだと思います。

将来、自然栽培による営農を志す方々にこの圃場（自然栽培歴も７年目のところから新たに転換する予定の１年目のところまで様々です）、そして自然環境の豊かな石徹白という土地で、私の得てきた経験を伝えながら自分の身で学んでいく”機会”と”場”の提供をすることがこの研修制度の主たるスタンスとなります。

以下、詳細についてはＰＤＦファイルにまとめてあります。

募集要項のダウンロードはこちらをクリックして下さい

いろいろ書いてはありますが、先ず大事なのは本人のやる気であって、熱い思いや根拠の無い自信だったりします。と同時にですが、やっぱりここのような田舎生活を楽しむ心も持っていて欲しいです。

特にまだまだ沢山挑戦する権利を持っている若い人達の問い合わせを待っております。

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来シーズンの研修生受け入れ（予告）

決して震災のせいだけではないのだけど、正直なところずっと気持がすぐれない日が続いています。

そんなこともあってすっかりブログからも離れておりました。最近ではいよいよアクセス数も減少の一途でした。

それでもいつも読ませていただきているブログの方々はこんなときでも、いやこんな時だからこそ前向きに事態を乗り越えようと、いつものペースで楽しい記事を載せておられました。そろそろ自分も、ということでこうしてPCに向かっております。

3月の天候は相変わらず寒く、雪融けも遅いのですがそれでも時間だけは確実に春に／4月に近づいてきました。種の準備もしつつ、育苗ハウスの雪も少しずつどかしながら来るべき来シーズンに備えています。

ところで昨年来、話を小出しにして来てはなかなか煮え切らない態度で申し訳ありませんでしたが、サユールイトシロでも来シーズン（4月）より研修生の受け入れを始めようと思います。

当地ならではの特別な事情もあるため、研修を御希望・あるいはお考えの方は近日中にブログにもアップする予定の募集要項の内容をよく確認してください。

募集のタイミングが急で時期としては遅すぎなのは承知ではありますが、どこかで縁が出来た方が来てくれるとうれしいなぁ～と、そんな風に考えています。

今日のところはとりあえずここまで。

早いうちにアップします。皆さんよろしくお願いします。

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春の吹雪

ここ数年の傾向ともいえますが、2月と3月がひっくり返ったように暖かい2月、寒い3月が今年も繰り返されているようです。

2月の暖かさ（朝晩は寒かったですが）のせいでドンドン溶けていった雪でしたが、3月に入ってからの天候の悪さや時折舞う程度でしたが雪降りのせいで、以前ほど溶けるスピードは早くありません。

それにまして今日は朝方は薄日が差していたのが嘘のように午後には猛吹雪もある大雪が降りました。大体20cmくらい積もっただろうか。

写真は今のバイト先のいとしろシャーロットタウンスキー場のリフト乗り場からセンターハウスに向けて撮った写真。

よくわからないですがこの時もかなり吹雪いておりました。その降りよう、吹雪ようはちょっと尋常でなく何かの冗談のようにも思えるくらい。3月も10日になるのに？

こんな感じで3月は思いの他暖かくならず春の雪解けが遅くなることが続いています。まだまだ畑モードに浸るのはお預け、というところです。

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春のソワソワ

すっかり更新するタイミングを逸して以来、すでに2週間近くほったらかしでした。

さて、今日から3月なのですがここ石徹白でも2月に入って以来まともな雪降りも2，3日程度。非常によい天気が続き、しかもここ最近の雨降りもあってガンガン雪が減ってきました。最盛期には2m近くあった畑の雪も今では1mを切ろうか、というくらいです。

こうなってくるといつの間にか冬の気分は消えていきます。なにせ3月の半ばにはいよいよ育苗ハウスの準備から始まる畑シーズンですから、急にソワソワしてきます。

昨日、ようやく種の手配などをしていたのですが、それにしても毎年種を買う量が減ってきます。それだけ自家採種の野菜が増えてきている証拠です。

作付計画もほぼ出来上がってきました。シーズンが始まる前には例年通りアップしたいと思っていますが、今年はまたまた果菜類、特にピーマンをグッと増やす予定です。そうなるとますます大変なのが苗作り。今まで使ってきた育苗ハウス（ハウスNo　Doc）だけでは足りないことがすでにハッキリしているので、新しい場所も整備しなくてはいけない。またそれにもまして悩ましいのが、コレも毎年悩む育苗土。

昨年のうちに結構大量に雑草や残渣から数年かけて出来上がった堆肥、を通り越して土になったものを確保しているのだが、それだけでは到底足らない。また畑土を混ぜながら用意しなければいけないでしょう。

それにしても今年はいろいろな意味で大変慌ただしい年になりそうです。

個人的には、ここ2年の不調を脱却すべく過去の失敗を反省／改善した方法で作業に臨み、なんとかV字回復を！ということもありますし、新しく頂いた御縁で出来つつある取り組みもあります。

また石徹白で進めている特産品／加工品の開発に関する動きもあるし、これはサユールイトシロとしても絡んでいく部分もあるのでコレもまた忙しそうです。

この特産品開発もからめつつ、他の石徹白の農家の人たちとも面白いことをやろうと画策中。まずは地元の朝市関係からのスタートになると思うけど、みんなで楽しめる取り組みを考えています。

とまぁ、ナンの取りとめもない話になりましたが、最近はこんなもんです。

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